世界編集部 ●●です。
もうアップなさっていますが重ねてお願い申し上げます。
いま思うと、もっとも放射線が強かった時に現地に入って土壌採取をしていたことになります。
それから2ヶ月間、いま福島生活圏で何が起きているか、地べたからの報告です。
放射線は見えない、それで人々の危機感は大きく損なわれます。
テレビ番組だからこそ、放射線をどうビジュアル化するか苦心したと聞いています。
実は前回おかげさまで出色の視聴率を獲得し、続きとなる今回の放映につながることとなりました。
御礼とともにこのたびもどうかよろしくお願いします。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0515.html
ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図〜福島原発事故から2ヶ月」
放送日時:2011年5月15日(日)22:00〜23:30(90分) NHK教育テレビ
(あらすじ)
原発事故直後、元放射線医学総合研究所の研究員、木村真三さん(43歳)は勤務先の研究所に辞表を出し福島の放射能汚染の実態調査に入った。
強烈な放射線が飛び交う原発から半径10キロ圏にも突入、土壌や植物、水などのサンプルを採取、京都大学、広島大学などの友人の研究者たちに送って測定、分析を行った。
また、かつてビキニ事件やチェルノブイリ事故後の調査を手がけた放射線測定の草分け岡野真治さん(84歳)が開発した測定記録装置を車に積んで、汚染地帯を3000キロにわたり走破、放射能汚染地図をつくりあげた。
その課程で見つけた浪江町赤宇木の高濃度汚染地帯では何の情報もないまま取り残された人々に出会う。
また飯舘村では大地の汚染を前に農業も、居住もあきらめざるを得なくなった人々の慟哭を聞き、福島市では汚染された学校の校庭の土をめぐる紛糾に出会う。
国の情報統制の締め付けを脱して、自らの意志で調査に乗り出した科学者たちの動きを追いながらいま汚染大地で何が起こっているのか、を見つめる。
独自データを用いた調査報道です。
ぜひご覧ください。