2011年06月18日

明日NHKで「沖縄戦」関連の番組を2つ放送

2011年6月19日(日) 午後9時00分〜9時49分 総合テレビ
昔 父は日本人を殺した
〜ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110619.html
ピュリツァー賞作家、デール・マハリッジは海兵隊員だった父が死ぬ直前、「自分は太平洋戦争末期、沖縄戦に加わり、多くの日本人を殺した」と告白を受ける。デールの父は、戦場から持ち帰った多くの遺品を遺族に返してほしいと言い残し、息を引き取った。父は生前、デールに一度も笑顔を見せず、絶えず何かに怯え続けていた。父をあれほど、苦しめたものは何だったのか、デールは父と同じ部隊の生き残りを探し、全米を訪ね歩いた。その結果、父の所属した部隊は沖縄戦で240人中31人を除いて、みな戦死したこと、生き残った人たちも多くがPTSDに苦しみ続けたことを知る。今年4月、デールは父の託した遺品を持って、初めて沖縄の地を踏んだ。それは、デールが全米で集めた貴重な証言や資料と、日本側の証言を付き合わせ、これまでベールに包まれてきた沖縄戦の実像を浮かび上がらせる旅でもあった。




深く掘れ己の胸中の泉 沖縄学のまなざし(再放送)
Eテレ:午後10時〜
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2011/0220.html
100年前の1911年、琉球最古の歌謡集「おもろさうし」の解読を中心に据えた沖縄文化再発見の書が出版された。伊波普著『古琉球』。“沖縄学の父”とも呼ばれる伊波は、沖縄が日本に組み込まれ、その文化が根こそぎ否定された時代に、かつて琉球の村々で歌われていた神歌「おもろ」を解読し、沖縄文化の価値を世に問おうとしたのである。それは、近現代史の荒波に翻弄され続けてきた沖縄にあって、独自の文化価値を確認し、自立の道を模索してきた沖縄学の起点であった。
その後、沖縄学は、仲宗根政善等によって継承されてゆく。ひめゆり学徒隊を引率し、その史実を訴え続けたことで知られる仲宗根は、伊波のまな弟子だった。仲宗根は、アメリカ軍統治下の沖縄で、故郷の方言の中に、沖縄の心を探し続けた。
琉球処分、沖縄戦、占領、本土復帰。いつの時代にも、沖縄学は、言語学・民俗学を中心に据えた学問でありながら、常に時代と向き合い続けることを宿命づけられてきた。伊波普は最後の著作となった『沖縄歴史物語』を次のように結んでいる。「地球上で帝国主義が終わりを告げる時、沖縄人は「にが世」から解放されて「あま世」を楽しみ十分にその個性を生かして、世界の文化に貢献できる」

posted by はなゆー at 22:14| Comment(1) | TrackBack(0) | TVネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夕べの NHK教育TV 「ETV特集・選「深く掘れ 己の胸中の泉 沖縄学のまなざし」を見た。

沖縄の歴史を捉えた内容。

ただ最後の沖縄のアーチストの男性の方〔60歳代くらい)の人が、大阪の小学校で人権教育として(まぁ、招待されてでしょうが)、小学生の前で、歌を歌うのだが、差別されてきたことに対する被害者意識がたっぷりで、現代の日本人にはピンとこない内容でした。 

まぁ、その大阪の小学校も日教組系の強い左翼志向のある学校かもしれませんが、大阪の純朴な小学生に意味のない罪悪感を植えつけようとするのはいかがなものでしょうか?

だいたい現在の日本人が沖縄に対して悪いイメージを持つことはないもの。
海があり、健康的な食事で、その音楽や言葉や文化もリスペクトしているし、人気も高い。
何より同じ日本人だし。

そんなに古い話を持ち出して、被害者意識で自分の存在意義を持つようにする人たちは言論の自由とはいえ、利用されているのだろう。

それも仕事だから仕方ないのでしょうが。
そこを売りにしないと、ただのヒッピー風のおじさんアーチストの話を聴く人はいないでしょうから。

中国に利用されないことを祈る。 

今、大事なのは中国から沖縄を守ることだから。

そちらのほうが大事。 

日本の昔の話(それもどこまで本当かわからないが)を被害者意識たっぷりに語るそしてそれを偏向放映することに、意義を感じない。

まともな愛国心のある日本人なら、こんな番組には影響されないし、アンチNHKを増やすだけだけどね。 

本来なら、NHKはスポンサーがいないから偏向報道をしなくてすむはずなのに。 日本人のためにならない番組は作る必要はないでしょう。
Posted by まつだい at 2011年06月20日 13:50
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