2011年08月11日

〔低線量被曝〕小児は染色体が通常の2個でなく3個になる異常

金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/101060587571773443
アメリカ学士院会報の最新号(本年6月7日号)で、チェルノブイリの低線量の被曝小児では染色体7番q11が通常の2個でなく3個になる異常が報告されています。
http://www.pnas.org/content/early/2011/05/18/1017137108.abstract
児玉氏に聞くと、低線量被曝について遺伝子レベルでの解明がどんどん進んでいるようです。



金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/101061384464379904
放射線などで、遺伝子が切断されるとなぜ父と母の2個の遺伝子でなく、3個の遺伝子になってしまうかは、フレッドハッチンソンのHisashi Tanaka博士の世界的業績があります。原子力ムラは、世界トップの日本人科学者の業績が嫌いなのかも…。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1820508/?tool=pubmed



金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/101063094255632384
児玉龍彦氏が国会で発表した資料(9ページ)では、福島博士らによるセシウムによる膀胱がんを解明した業績は、すでに4つ以上の査読付き国際誌で「国際標準」。なのに、原子力ムラは不勉強なのか、知っていて隠している確信犯なのか…理解に苦しみます。
http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725343



金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/101067781172232193
児玉氏がなぜ衆院厚生労働委で激高したのか不思議で、最近よく話を聞きます。低線量被曝は症状が出るのに長く期間がかかり実証が難しいが、近年、遺伝子レベルの研究の進歩で解明が進んでいて、1990年のICRP基準は時代遅れ。医者として子供のリスクを放置するわけにはいかないとの事でした。

posted by はなゆー at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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