2011年09月02日

〔焼け太り〕民自公による「除染法案」強行採決は巨大利権がらみ

金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/109378653477015553
福島の除染法案が、なぜ自公民によって審議なしで強行して採決されたか。原案にはなかった重大な書き換えが行われていたのです。第56条に「「原子力安全委員会が省令基準を作る」という一項です。法律の条項は下記を開き「衆法」の下から4番目を見よ。
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm
平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法案




金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/109381013926461440
この除染法は、環境大臣が全てを決定でき、被害者住民には何も決定権がなく、従わないと罰則がつく。国は避難区域と20ミリシーベルト以上の地域しか責任をもたず、費用の負担も曖昧。その基準をSpeedi隠しの斑目・原子力安全委が決め、来年4月からは保安院も合体し原子力ムラが決めるのです。



金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/109386030322421760
しかも除染法は3年間見直しなし。原子力ムラが基準を決め、技術力を持つ民間企業や専門家を排除し、日本原子力開発機構等を動員して利権を独占。その間、低線量被曝は自治体任せ住民に任せで、賠償金額を少なくして東電を救済。問題が出れば、セシウム汚染牛問題と同じく朝日新聞に援護射撃を頼む…。



金子勝
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/109414598934929408
原子力安全委員会のメンバーを見ると、班目氏、久木田氏、小山田氏、代谷氏らは原子炉のヒトです。久住氏が、放射線影響のヒトで関連分野ですが、なんと測定と除染の専門家が一人もいません。これで、どうして除染の基準や作業を決めていくのでしょうか?原子力ムラを守るためなら何でもする?

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posted by はなゆー at 11:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
事実上の大連立ですね。

今後、「審議なし・強行採決」が常態化するでしょう。
「政権交代」の結果が大連立・翼賛政治だったというわけです。
Posted by nekonekoneko at 2011年09月02日 19:37
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