投稿日:2011/09/08(木) 22:52:58.96 ID:EChCVVFG0
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html
オウムの核汚染対策の手引き
↓
1.核燃料輸送車の危険性
日本は狭い国土に原発や核施設が多数存在します。そのため核燃料や使用済みの核燃料が高速道や一般道を使って、ひんぱんに輸送されています。そして核燃料輸送車の荷台は、近寄れば放射線測定器の針が振り切れるほど強い放射線を出しています。したがって高速道路のパーキングエリアなどで、核燃料輸送車の隣に駐車するのを避けるのはもちろんでが、核燃料輸送車の前後左右をいっしょに走らないよう気をつけます。特に後は事故に巻き込まれる危険性が高いので絶対避けます。
2.核燃料輸送車の見分け方
核燃料物質輸送車両には横と後部に標識を付けることが義務づけられています。標識は1辺が25cmのひし形で、上半分が黄色地で黒い三つ葉マーク、下半分が白地に「放射性 この車両に近づかないこと」という文字が記されています。この標識は小さいため、かなり近づかないと読み取れません。
核燃料を陸上輸送する運送会社は、以下の3社にほぼ限定されてます。事件とシートの色は以下のようになっています。
日本通運 ボディ オレンジ色 シート オレンジ色
上組 ボディ 濃紺 シート 緑
日立物流 ボディ 白に赤と青のライン シー卜 青
また核燃料物質輸送車両は隊列輸送されるので、以下のような構成の隊列編成も核燃料輸送車を見分けるポイントです。
偵察車(4〜5km先)→警備車→先導車→輪送車(複数)→後続車→警備車
隊列にはパトカーや護送車がついている場合もあります。また隊列に何も知らない一般車が割り込んで、一緒に走っている場合もあります。自分もそうならないよう注意して下さい。
《日本の核燃料輸送はスキだらけ》
☆危険な高速増殖炉「もんじゅ」への核燃料輸送再開 丑三つ時の関東〜中部の人口稠密地帯を縦走
(桐生広人氏。2008/05/22)
http://janjan.voicejapan.org/living/0805/0805210526/1.php
今回運ばれたプルトニウム燃料は、日本原子力開発機構の東海村にある再処理工場で再処理して作った日本製のMOX燃料だ。輸送は15日の夕方4時ころに東海村の同機構の保管所から3台の大型トラックで18体のプルトニウム燃料を積んで出発。常磐自動車道から首都高速へと乗り入れ、7時少し前には足立区から首都圏に入り渋谷を通って7時半ころにかけ、アフターアワーで人々の移動が活発になり混雑する首都を南北に横切って東名高速へと運ばれて行った。
フランスでの地中海近くのマルクールから大西洋のシェルブールへのMOX輸送はパリを経由するが、例えば首都中枢の凱旋門を通るなどといった危険なルートは取らず、中心部を避けて郊外のバイパスを通じて運ばれている。したがって、日本の政治経済の中枢で、世界有数の人口を擁する東京の首都高速道路を通ってプルトニウムを輸送するなどというのは、安全意識の著しく欠如した世界でも例のない危険な輸送といわざるを得ない。
その後も、東海から中京の重工業地帯を通る東名高速、大都市名古屋を経て名神高速、北陸自動車道をたどるが、ルート沿いに住む市民や自治体に事前に通告されることはない。だれも気づくことなく人々が寝静まった深夜を走り抜け、16日午前6時時半ころ出発から14時間以上かけてもんじゅに到着した。輸送距離は約620kmあまりの長距離に及ぶ。
☆危険な高速増殖炉「もんじゅ」への核燃料輸送、2回目強行される
(桐生広人氏。2008/07/20)
http://janjan.voicejapan.org/living/0807/0807190347/1.php
前回5月の輸送と同様に、3代のトラックで14体もの交換用核燃料が運ばれた。前回の輸送の様子を追跡したルポが雑誌に掲載され「トラック近くの放射線量は自然値を遥かに上回った」とあった。無数の一般車と並走する公道の核燃料輸送は少なからぬ被爆を周辺を走る車両の乗員などに与えている危険があると考えられる。
核燃料の輸送容器や状態などは幌に隠れて定かでないが、少なくとも英仏での核輸送に使われる金属製のコンテナに格納したものではない。日本のそれは事故に対して脆弱であるばかりか、放射線防御の観点からも問題ないのだろうか。
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