(10月4日の朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/1004/TKY201110040615.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/179.html
民主党の前原誠司政調会長は4日、野田佳彦首相と首相官邸で会談し、円高のメリットを利用して海外企業の買収や資源確保を積極的に進める党の政策案を申し入れた。外国為替資金特別会計から国際協力銀行(JBIC)への融資枠を約2兆円追加して約10兆円にすることが柱。
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625 名前:無党派さん[]
投稿日:2011/10/09(日) 17:27:00.80 ID:RGrw5qjO [3/3]
これって菅VS小沢代表選のときに語った小沢戦略そのまんまだな。
ほんの一部とはいえ、前原が小沢の政策を引き継ぐとはな。
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「『霞ヶ関』の利権拡大の手段」として官僚に利用されるだけかもしれない。
したがって、小沢一郎の提案かどうかは知らないが、
仮にそうだとしてもよい政策かどうかは疑問。
いずれにせよ、小沢一郎は、民主党以外の議員ではなく、
民主党議員なのだから、「執行部が採用した」「取り入れた」という表現ならわかるが、
「民主党がパクッた」という表現は、おかしな表現だ。
民主党が所属議員の提案を取り入れることは、
政策の是非は別として、なにも「パクッた」などと批判されるようなことでもない。
執行部が、「復興税反対!国債整理基金10兆円と日銀引受枠未消化の18兆円を使え!」
と主張する民主党議員の提案を取り入れたら、「パクった」と批判するのであろうか。
どうもはなゆーさんは日本語の使い方がおかしい。
ネガキャンしかしないから、こうなるのだろうが。
国の不幸を長期化させる霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」より
■「円高」利用は完成されたモデル
では、「円高」はどうか。
(中略)
これは税金(政府資産)を使った一種の空洞化支援ではないのかという疑問が新たに生まれたことに加えて、
今度こそピン!と来たのは、「ああ、これは『霞ヶ関』の利権拡大の手段なのだな」ということだった。
どういうことか。
先ず、この図々しくも円高対策を名乗る資金を扱う組織
(外為特会の外貨を使い海外投資を支援する数兆円規模の基金の構想)だが、
新しく基金を作るならポストが増えるし、JBIC(国際協力銀行)がまとめて扱うとしても、
JBICの案件と、従って権限を大幅に拡大し、これは、財務省の国際派人脈にとっては、豊かな利権の源になる。
(中略)
対象企業は、財務省OBが「行ってもいい」と思えるような世間体のいい大企業が中心だろう。
しかも、融資や出資は条件審査が複雑だから裁量の余地がたっぷりある。
円高という「苦難」に対して、海外投資を支援する基金のような仕掛けを「対策」を名目に導入し、
「霞ヶ関」側では「利権」を拡大・確保する。
これは、「ビジネス・モデル」として既にパターン化されているものの、典型的な応用例なのではないか。
(中略)
「霞ヶ関」は円高を困ったことだとは思っていないのだろう。
政策批判を多少受けたり、市場介入のための根回しに汗をかいたり、介入自体が十分効かなくて恥をかいたりしても、
それらは所詮「お仕事」の一コマに過ぎないし、円高の困難が続く方が上記のように「利権」を拡大できるのだから、
むしろ彼らの利害の上では円高歓迎ではないのか。
http://diamond.jp/articles/-/14090?page=2
ちなにみに、山崎元氏は、こんなことやるよりも、
・官僚による裁量の余地が少ない現金による再分配がスピード感を伴って広く行うこと
・デフレと円高をもたらしている誤ったマクロ経済政策の修正
を提案。