2011年10月28日

〔原発事故〕駐仏日本大使が市民団体の抗議文書の受け取りを拒絶

☆「日本大使閣下、(福島の)子どもたちを上限20mSvの放射能にさらすのを、今すぐやめてください」在フランス日本大使、仏市民団体「原発をやめる会」他からの抗議の手紙受け取りを拒否:/Sortir du nucléaire Paris & Agora Vox(8月31日)
(フランスねこのブログ)

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/20msvsortir-du-.html

フランスで脱原発に取り組む市民団体の旗手「原発をやめる会」(Sortir du nucléaire)パリ支部と「被曝者の会」(le Collectif des irradiés)、および日本人・フランス人の市民有志は8月31日、在フランス日本大使館の齋藤泰雄(さいとう やすお)大使に対し、日本政府による福島原発事故後の対応に抗議する公開書簡を公の場で読み届けようとしたが、受け取りを拒否された。


●警備員に阻まれ手紙を届けることを妨害されるフランス市民たち
http://youtu.be/f_jIsbFtHQE


●在フランス日本大使館のHPに掲載された齋藤大使の写真&メッセージ
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/annai/aisatsu.html 


市民らは事前に書簡、メール、電話、徒歩でこの日手紙を大使に渡したい旨の要望を大使館側に伝えていたが、大使館員はこれを拒否。現場には大使館の警備員のほか公安やパリ市の警察までが駆けつけ、市民らの平和的な抗議行動を妨害した。市民団体はこの日、フランス市民2万8千人による日本政府への抗議の署名を同時に届けることを予定していた。

「原発をやめる会」(Sortir du nucléaire)パリ支部と「被曝者の会」が齋藤大使に届けようとした手紙の内容は次の通り:

「在フランス日本大使 齋藤泰雄閣下、

私たちは、日本政府がただちに、子どもたちを年間20ミリシーベルトまで被曝させることを許可する決定を無効にするよう、切に求めます。そして、子どもたちが放射能にさらされないよう全ての必要な手段を取ることを求めます。

私たちはまた、日本政府がこのような非人間的な決断を行うことに保証を与えた専門家たちの名前を、直ちに公表するよう求めます。」

日本大使館への抗議に参加したフランス市民はこう記している:

「原子力があるところには、民主主義は有りないと認めざるを得ない―少なくともフランスと日本については。」

(Sortir du nucléaire Paris & Collectif des irradiés, ≪ Nucléaire ou démocratie, il faut choisir ! ≫, Agora vox)

http://www.agoravox.fr/actualites/citoyennete/article/nucleaire-ou-democratie-il-faut-99974


posted by はなゆー at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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