(テレビ朝日)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111103-00000008-ann-soci
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/786.html
さらに、アメリカ側が交渉のなかで医療サービス分野に株式会社を参入させたり、保険が使える診療と自由診療を併用する混合診療の全面解禁を求めてくる可能性を指摘したうえで、これらについても認めないよう要望しました。
☆TPP参加で「自由診療」普及 金持ち用病院登場する可能性も
(女性セブン。11月17日号)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111102-00000018-pseven-pol
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/469.html
しかし、「自由診療」の普及は、医療格差を広げるという。
「自由診療ばかりを扱い、保険での診療を極力避ける病院が増える可能性があります」(山田さん)
つまり、お金のある人は医療を受けられるけれど、お金のない人は医療を受けられない病院がでてくる可能性があるのだ。また、保険での診療を扱っている病院には患者が集中する。疲弊した医師たちが自由診療を希望するようになれば、医師不足にも拍車がかかることになってしまう。こうした点から、日本医師会はTPPに猛反対している。
《おまけ》
マッドマン
https://twitter.com/#!/madmanjapman/status/131878257938284544
『ジョンQ;最後の決断』は日本でもテレビ放映された9年前のデンゼルワシントン主演の映画。医療費の高騰と国民保険制度崩壊で、病院をハイジャックして息子の心臓病手術を受けさせる衝撃の内容。10年前米国で起きていたことが、TPPにより日本でまもなく現実になるのがこの映画だ。
☆ジョンQ ―最後の決断―
http://goo.gl/xOudd
アメリカの医療制度、保険制度の問題を風刺したヒューマンドラマ。
舞台はイリノイ州シカゴ郊外。ある朝ベッドでテレビの討論番組を見ていたジョンQ(デンゼル・ワシントン)は表でがちゃがちゃと何かの機械が動く音に気付き、血相を変えて飛び出すとローンの不払いで妻デニーズ(キンバリー・エリース)の車が差し押さえられ回収されようとしているところだった。ジョンは妻が仕事に行けなくなる、と訴えるが差し押さえ人はそれならローンを払え、と冷たく言い放ち、妻の車は無情にも回収された。ジョンはつい最近会社のリストラの対象となり、フルタイム(正社員)からパートタイム(バイト)に格下げされ、給料が目減りして生活が苦しかったのだ。朝食の席でも眉間にしわを寄せて新聞の求人広告欄をにらみ新しい収入源を見つけようと必死になった。パートタイムに格下げされたため仕事は半日で終わり、工場勤務のため不慣れなネクタイを締めて副業を手に入れようと面接を受けるが「資格過剰」を理由に落とされ続けた。
経済的に苦しい生活でも救いは息子マイクの明るい笑顔を見られることだったのだが…。週末、少年野球に所属しているマイクの試合を見ていると、走っている最中にマイクはいきなり苦しそうに胸を押さえて倒れ、その場でがくがくと痙攣をはじめ昏睡状態に陥った。血相変えて地元の救急病院に運び、そして別室で心臓外科部長のレイモンド・ターナー医師(ジェームズ・ウッズ)と病院院長のレベッカ・ペイン(アン・ヘッシュ)は、マイクは重度の心臓病で、一刻も早い心臓移植手術が必要だと告げた。ジョンは即座に移植者待機リストにマイクの名前を載せるように頼むが、手術費用は高額で、移植待ちのリストへ載せるだけでも高額の費用を前払いしなければならない。
レベッカは「あなたが入っている保険は、移植手術には適用されない」と告げた。愕然としてジョンが働いている会社に問い合わせると、ジョンがフルタイムからパートタイムに格下げされた時、無断で、会社の都合で保険のランクも下げられたため高額な移植手術には適用されないうえに、両親ともに健在で職がある事から国からの補助も受けられない。
ジョンとデニーズは家財道具を売り払い、カンパを集めるなど金策に走ったが、病院からは支払いが足りないために退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは、医師や患者を人質に救急病棟を占拠。マイクを移植待ちリストへ載せることを要求するのだった。