2011年11月18日

対中国牽制で手を結ぶ「日本とインドの関係」は長続きしそうにない

☆日印合同演習は現代版「連衡策」 中国も「合従策」で対抗
(人民日報)

http://j.people.com.cn/94474/7648465.html

もっとも日本とインドが手を結ぶ「連衡(れんこう)策」に対し、中国は「合従(がっしょう)策」で応じることもできる。冷戦の終結により、国際問題への対処に当たって自国の利益を優先する国が増えた今の情勢は、中国の戦国時代とよく似ている。対中牽制で手を結ぶ日本とインドのやり方はまさに、戦国時代に秦の宰相・張儀が東方の6国にそれぞれ単独に秦と同盟を結んで隣国を攻めるべきと説いた「連衡策」の現代版といえる。これに対し、6国で同盟を組んで秦を押さえ込もうとした「合従策」を中国が取らないことには、日本とインドの連衡策を破るのは難しい。日印との間で領有権争いのある国が、中国が合従を働きかける対象になる。



《伏線?》

☆ロシアと中国 SCOへのインド、パキスタンの早期加盟望む
(11月1日のロシア国際放送)
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/01/59683454.html
ロシアと中国は、インドとパキスタンの上海協力機構(SCO)への加盟を促進することにより、同機構の拡大を進めていく意向だ。




《おまけ》

☆合従連衡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%BE%93%E9%80%A3%E8%A1%A1
戦国時代、強大になりつつあった秦に対する他国の対処方法として考えられたのが「合従」と「連衡」であった。各国はこの二つの方策の間を行き来する間に秦によって各個撃破され、秦による天下統一が実現することとなった。

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posted by はなゆー at 19:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本を秦になぞらえているのが微笑ましいが、実際は
中国=秦
日本、韓国、台湾、フィリピン、ベトナム、インド=六国
と言う方が相応しいのではないか?
Posted by どみ at 2011年11月18日 19:40
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