2006年11月02日

神戸で“逆学歴詐称”をしていた市職員十数人が免職となった

神戸市立の小、中、高校などの調理師ら職員十数人が、短大や大学を卒業しているのにしていないと学歴を偽り、中学・高校卒対象枠で採用されていたとして、市教委が全員を諭旨免職にした。十数人が一度に諭旨免職になるのは異例。


☆諭旨免職:調理師ら職員十数人が学歴偽る 神戸(毎日新聞) 

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061102k0000e040087000c.html

http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/400.html

同市の調理師などの採用試験は中学、高校卒業者しか受験できない。

《参考記事》

☆懲戒免職大卒差別か 青森・バス運転士学歴“過少申告”(2005年 1月31日の「河北新報」)

http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/748.html

中・高卒者に採用を限定している青森市営バス運転士をめぐって、同市は大卒・短大卒だったことが発覚した30―40代の男性運転士3人を昨年10月と今月、懲戒免職とした。大卒では運転士になれないため、3人はいずれも学歴を「過少申告」していた。解雇に対し、市民の反応は「逆差別だ」「いや妥当」と真っ二つ。

(略)

市は1995年度、バス運転士など技能労務職員採用に当たり、それまで年齢制限だけだった資格に加えて、学歴制限を設けた。中・高卒者の就職状況が全国最悪レベルの青森県にあって、制限は「中・高卒者の採用枠を増やす」(市交通部)狙いがあった。
 
(略)

労働問題に詳しい東大社会科学研究所の水町勇一郎助教授(労働法)は「中・高卒者の採用を増やすという雇用政策上の要請と、職業選択の自由の兼ね合いが問題。一般的に学歴が上がればチャンスが増えるのに、大学に行ったことで逆に不利益を被っている。学歴の過少申告とのバランスからみて、懲戒免職という重い処分に疑問は残る」と話している。

☆東奥日報のコラム「天地人」2004年10月23日

http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2004/ten20041023.html

http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/402.html

高卒以下でなければ受験できないから、短大卒を隠した。選挙で自分を良く見せようとして、候補者がうその学歴を並べるような詐称とは全く違う。市営バスの運転士になるための悲しいうそだ。

市が受験資格から大卒や短大卒を除いたのは、それ以下の学歴の人たちにも働く場を確保したい、という狙いがあってのことだろう。そのチャンスを、この男性が奪ったのは確かだ。それにしても懲戒免職とは厳しい。男性は運転士として日ごろの勤務態度も良かったと知らされれば、なおさらだ。

★大卒ブルーカラー(大卒レッドネック)も多くなってきた昨今、こういう「逆学歴詐称」は今後も発生するものと思われる。


posted by はなゆー at 16:43| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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