米軍普天間飛行場や嘉手納基地の配備機を含む航空機の各種部品に、劣化ウランなど多数の放射性物質が使用されていた。分量や使用期間は不明だが、いずれの物質も人体への被曝があれば放射線障害が起きる。
☆米軍機に放射性物質/劣化ウランなど多数(沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200611081300_01.html
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/1288.html
米軍資料によると、普天間に配備されているCH46中型輸送ヘリは、重量の釣り合いを取って細かな振動を抑える「バランスウエイト」に劣化ウランを使用。
(略)
嘉手納に飛来するC130輸送機、C141大型輸送機、C5大型輸送機、KC10空中給油機も、同様に劣化ウランを使用していた。
(略)
劣化ウランのほか、CH46は氷結防止探知器にストロンチウム90を使用。
(略)
F15戦闘機は、操縦席の「ヘッドアップディスプレイ」にトリウムを使用。C130、C5は、エンジン周辺機器にそれぞれセシウムとクリプトンを使っていた。
☆地元 高まる恐怖/「再び事故起きたら」(沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200611081300_02.html
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/1288.html
「今もヘリがわが物顔で上空を飛んでいる。ここは日本ですか」と声を荒らげた。
事故当時、消火活動にあたった宜野湾市消防の職員は「もし再び事故が起きたとき、搭載した危険物を事前に知らなければ私たちは何の対処もできない。なぜ米軍は市民のことを何も考えてくれないのか」と批判した。
(略)
嘉手納基地に隣接する嘉手納町屋良。島袋敏雄東区自治会長は「ただでさえ戦闘機の爆音に苦しめられている上に、放射性物質を積んで飛んでいるなんて」と絶句。一息ついた後で、厳しく指摘した。「米軍が私たちを人間として見ていない証拠だ」
2006年11月08日
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