2006年11月16日

きっこの日記「続・恵さんの遺書」

☆続・恵さんの遺書(きっこの日記)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20061115

おはようございます きっこさま

きっこさま、私達は、最初は裁判をするつもりでした。

それは、鎌田くみ子校長をはじめとした学校側の態度が、あまりにも酷かったためです。

妹の葬式のあと、話し合いのために、校長、教頭、教育長が家に来たのですが、校長は、妹の遺影と遺骨の前で、たった一言の謝罪も無いばかりか、自分達の言い訳に終始し、妹の勤務態度の非を次々と指摘し始め、しまいには妹のことを「非常識な人間だ」と罵ったのです。

かりに妹の勤務態度に問題があったとしても、人1人が自殺したと言うのに、これが本人の遺影の前で、悲しみに暮れる両親の前で言う言葉でしょうか?

このあまりにも酷い校長の態度に、私は怒りの気持ちを抑えることができなくなりましたが、母から「抑えてくれ」と言われ、怒りを押し殺して対応を続けました。

それでも校長側は、自分達の非はまったく認めず、すべては妹の責任だと言い続けるばかりなので、私は仕方なく次のように言いました。

「ではパワハラ、イジメをするつもりはなかったが結果的にそう受け止められる行動をしてしまったということを遺影に謝罪してください」

とこちらから言うと、3人は次のように話しました。

鎌田くみ子校長

「めぐみさん、本当にごめんなさい。私としてはあなたのことを考えて指導してきたつもりなんですけれども、あなた自身が、私の気持ちがあなたに届かなかった、そういうあれもありますけど、あなた自身が私の指導をパワーハラスメントだと考えてそういう風に受け取って。本当に本当に、かけがえのない命を絶ってしまわれたことに対して、申し訳なく思っています。ごめんなさい」

森健一郎教頭

「久留先生。先生に気持ちはうまく伝わらなくて、先生に対する指導がいじめとかそういう風に誤解されてしまって、つらい思いをさせてしまって、すいませんでした」

植村和信教育長

「恵先生。校長先生も教頭先生も私も、大事な娘さんをお父さんから預かって、先生が本当に周りの人から信頼される先生になってがんばっていただきたい一心の思いで、厳しいことを言ったりしたかもしれません。そのことで先生に本当につらい思いをさせてしまったようであります。先生が命をもって教えてくださったことを、私たちは肝に銘じて二度とこういうことがないように、十分言葉遣い、指導のあり方、さらに勉強して、仲間の人たちへの指導のあり方を、研究して参りたいと思います。先生の命をかけての教えを無にしないように誓い、そして本当に大事な命を絶たれるようなことになったことを、心からおわびいたします。ごめんなさい」

まったく自分達の非を認めない学校側に対して、私の方から無理やりに言わせた言葉とはいえ、一応は謝罪ととれる言葉を言ってくれたことと、今後、二度とこのようなことが起こらないように努力する、今後は誠意を持って対応して行くとの約束があったため、私達は、裁判を起こすことだけは取りやめにしました。

これが、MBCニュースで取り上げられた時のことです。

しかし、その後鹿児島では、この事件はまったく終わった話となり、学校での改善、校長の心境、マスコミ等への報告、また校長からの私達へその後の対応などは一切ありません。

妹が命を懸けて訴えたことをまさか焼香に来たときの家族へのただ一回の謝罪で済ませるつもりなのでしょうか?

その時にも私たちは言いました

「罰をあたえたいわけではない、お金が欲しいわけでもないのです。鹿児島には妹と同じ状況で悩んでいる人が、今現在ギリギリの人がたくさんいます。それを改善してもらうことが目的です」

今後は、このようなパワーハラスメントを無くして欲しいと思い、だからこそあえて実名で訴えたのです。

ところが、少なくとも大学を出て教師になって、その上で校長になったほどの人なのに、こちらから言われて仕方なく口にした、たった一度の心無い謝罪の言葉だけで、この問題を終わったことにしようとしているのです。
あるであろうと思っていた事後の改善報告、日々の家へ訪れての焼香など、反省した大人だったらしなければいけないことはたくさんあるはずです。

今まで妹から聞いていた、部下の教師には散々させていたはずの報告や連絡などはいっさいありません。

それがまったくないということは、まったく心のこもってない形だけの謝罪であって、校長達の中では、もう終わった話と思ってるのでしょう。

人1人殺しておいて、その遺影の前で殺した相手を罵り、遺族に言われて初めて謝罪らしき言葉を口にして、それで終わり・・・

これが教育者の態度でしょうか?

この無責任な学校側の態度に、私達遺族がどれほど腹立たしく思っているか、こちらがそれを言わないと、こちらが指摘しないと分からないのでしょうか?

こっちがお人好しで貧乏なので、このまま放っておいても訴えてこないと思って「一回謝っておけば良い」ぐらいに思っているのでしょうか?

きっこさま、長いメールになってしまいましたが、MBCニュースの記事が出た時点では、こちらから無理やり言わせたとはいえ、一応は謝罪らしき言葉があったために、裁判だけは見送る方向で考えたということです。

そして私の発言の「これで理解しあえたと思い」の後には、今後学校側が責任を持ってきちんと対応してくれるという約束をしてくれたことや、二度とこのようなことが起こらないようにするという言葉が続くのですが、その部分はすべて放送ではカットされ、「謝罪があったから理解し合えた」という部分だけを放送されてしまいました。

これも、きっこさまがいつも言っている偏向報道の一例ではないでしょうか?

そして、それ以降の学校側からの対応が皆無であることを含め、学校側はこの問題を「すでに終わったこと」としてうやむやにしようとしているため、私達は新聞社などに訴えたのですが、新聞社も「すでに終わったこと」として相手にしてくれませんでした。

このままでは、妹の死は本当に無駄になってしまう・・・

私達はそう思い、きっこさまにメールを送ったということなのです。
きっこさまにメールを送ったのは、私だけでなく、父も母も遺族全員が、学校側の非人道的な対応に憤慨しているからです。

家には、妹の事件と同じように、地位を利用したパワーハラスメントの被害者からの電話や、励ましの電話も沢山あります。
妹のためにも、これから後に続く教師を目指す人のためにも、言うべき事は訴え続けていきたいと思っています。

(略)

それから私の名前の件ですが、鹿児島では家族全員が顔も名前も出して訴え続けていますので、私の名前は出してもらって構いません。

私達はそれだけの覚悟で臨んでいます。

妹は命をかけて訴えたのですから当然かと思います。

今日昼NHK報道の方が来られました。
話を聞きたいとのことで、いろいろ聞かれていきました。

やはりきっこの日記の影響力に感謝するばかりです。

なにかありましたら又メールいたします。

久留 彰

《関連記事》

http://alcyone.seesaa.net/article/27458584.html

きっこの日記「恵さんの遺書」【人一人あなたは殺しました】 

「一足先に旅立ちます

葬式はしないでください。

教育関係者が来たら
誰一人入れないでください。

塩まいてください」

☆恵さんの遺書(きっこの日記)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20061112

「音楽教師である妹に、資格も持っていない国語教師の仕事を強要して、それで指導力不足だと言ってセンター送りにするなんて、これがパワーハラスメントでなければ何だと言うのでしょうか?」

「鹿児島では、指導力不足の教師は指導センターへ行かされるのですが、3年間で13人、実際は事情ありの先生もあるようですが、校長の決定があれば誰でも行かせることが出来るのが現実です。現に『私に逆らうとセンターへ飛ばすぞ』と言う脅し文句を使う校長もいるそうです。」

☆教諭自殺で中学校が父母に説明(南日本放送。今のところまだ動画ニュースがある)

http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00089940_20061102.shtml

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/356.html

久留さんが、勤めていた中学校ではきのう朝の全校生徒に続いて昨夜、保護者に経緯を説明しました。説明会で学校側は遺書に残されているような上司からのいじめの事実はなかったと説明したということです。

☆曽於市公立中学校女性教師が自殺(鹿児島テレビ放送)

http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=11018

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/358.html

曽於市内の公立中学校に勤務する32歳の女性教師が今月、自殺していたことがわかりました。この教師は指導力不足教員として今月から研修を受けていて、校長などからの嫌がらせを訴える内容の遺書が教師のパソコンに残されていました。自殺したのは曽於市内の公立中学校に勤務する32歳の女性教師です。

☆「校長がパワハラ」と遺書 鹿児島、32歳女性教諭自殺(西日本新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20061031/20061031_055.shtml

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/359.html

パソコン内に遺書とみられる文章があり、女性校長から指導を受けたり、男性教頭に生徒の前で怒鳴られたりしたことなどが書かれていた。

☆曽於市の中学教諭自殺 「悩む教師を救って」 遺族、会見で涙の訴え(西日本新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20061105/20061105_001.shtml

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/357.html

専門外の国語の教え方に悩み、自身に家庭教師を付け努力していたという教諭。父親(61)は「ぎりぎりのところで悩む先生たちを救って」と涙ながらに訴えた。

遺族によると、教諭は昨年4月から専門外の国語を担当。生徒から「本当に国語を教えられるの」と尋ねられるなどし、苦しんでいた。今年9月には「指導力不足」として研修を指示された。父親は「娘は懸命に頑張っていたのに」と声を震わせた。

☆女性教諭自殺(朝日新聞・鹿児島版)

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/360.html

「一足先に旅立ちます」――。

☆命かけてまで抗議、なぜ・・・(朝日新聞・鹿児島版)

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/360.html

家族によると、教諭は専門の音楽以外の科目も担当させられたことや、校長らから勤務態度などを何度も他の教諭の前で名指しでしかられるようになって、体調を崩したと打ち明けていた。

☆パワハラと思われ残念(朝日新聞・鹿児島版)

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/360.html

生徒たちは「明るくて優しい先生だった」と口をそろえた。

(略)

生徒たちによると、教諭はいつも明るく、笑顔を絶やさなかった。流行曲をピアノで伴奏し、クラス全員で歌う音楽の授業は人気だった。ある男子生徒は「自分たちが好きそうな曲を選んで、いつも歌詞を書いたプリントを用意してくれていた」。

30日の朝礼では教諭の死亡が知らされると、泣き出す女子生徒もいたという。別の女子生徒は「休み時間に、気軽に恋愛相談に乗ってくれた」と話し、「亡くなったのは今も信じられない」と悲しんだ。


posted by はなゆー at 09:35| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなゆーさま
この遺書の記載に関しては,個人名が記載されていることを考えると,訴訟問題になる可能性があると思います。ブログ主の責任となりますので,掲載に関しては控えた方が良いのではないかと思います。
Posted by ska73o at 2006年11月30日 10:11
当事者のかたからもしも抗議が来た場合には、その時点で知り合いの弁護士や法学者に相談してみるつもりです。
Posted by はなゆー at 2006年11月30日 10:21
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