2006年12月22日

トルクメニスタンの独裁者、ニヤゾフ終身大統領が急死

「中央アジアの北朝鮮」とも呼ばれるトルクメニスタン(Turkmenistan)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

で、20年以上にわたり独裁支配を続けたサパルムラト・ニヤゾフ大統領が死去。66歳。

☆独裁体制20年、ニヤゾフ大統領が死去(CNN)

http://cnn.co.jp/world/CNN200612210031.html

http://www.asyura2.com/07/war87/msg/180.html

同国の最高会議は92年に大統領権限を強めた新憲法を採択。議会が99年に大統領の任期を無期限と定めた後、2002年に国民評議会はニヤゾフ大統領を「終身大統領」と決め、独裁体制を確立させた。

自身の肖像を紙幣に採用し、首都内外の各地に自身の銅像を設置。多くに金箔が施され、太陽の向きに向かって動く金の銅像も存在する。自著「ルフナマ」をコーランに匹敵する書物として美化し、学校や職場で聖典として読むことを義務付けた。

このほか、大統領令として、金歯やテレビ司会者の化粧、若者のひげを禁じたり、首都以外の病院や図書館を閉鎖。自由な発言は許されておらず、特に大統領に関する批判などは処罰の対象となっており、人権団体や欧州社会からは、強い批判を受けていた。

☆トルクメニスタンの独裁者、ニヤゾフ大統領急死(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061221-00000013-yom-int

http://www.asyura2.com/07/war87/msg/179.html

強権指導者の突然死をめぐり様々な憶測が出ている。極端な個人崇拝に基づく統治が終焉を迎えたことで、後継体制が大きな焦点となった。

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《データー》

☆経済成長はもろ刃の剣 独裁続くトルクメン(共同通信)

http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/502.html

ソ連時代にトルクメン共和国共産党第一書記だった大統領は、ソ連崩壊後、自らを「トルクメンバシ(トルクメニスタンの首領)」として神格化した。公務員や企業家は皆、大統領の横顔のバッジを着けている。

大統領宮殿の周辺は、噴水に囲まれた大理石づくりの官庁が林立
し、公務員アパートの建設が進む。大統領の故郷である郊外のキプ
チャク村には最近、日本円にして約百億円をかけて巨大なモスク(
イスラム教礼拝所)と、大統領一族を祭る霊廟(れいびょう)がで
きた。

(略)

言論や思想統制も厳しい。トルクメニスタンの「聖書」とされる大統領の著書「ルフナマ(精神)」は、モスクや書店でコーランと同等の扱いだ。

☆トルクメニスタンの情報機関

http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/506.html

その外、トルクメンでは、事実上、組織犯罪が壊滅した。ここでは、かつて、法の下で泥棒の射殺に関する作戦が行われた。しかし、以前の犯罪リーダーの支配下にあった分野は、腐敗官僚の支配下に移った。

(略)

ロシア特務機関とトルクメンの同僚の関係は複雑である。

(略)

国境防護領域におけるロシアとトルクメンの接触は、事実上停止された。

☆トルクメンバシ独裁制のためのミサイル 

http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/505.html

ロシアは、近い将来、CIS諸国、まず第1に、トルクメンとの関係において、軍事技術政策を劇的に変えるだろう。先週クレムリンで行われたロシア大統領ウラジーミル・プーチンが参加した軍事技術協力委員会の会議において、そのような結論が下された可能性がある。

(略)

軍事筋は、軍事技術協力に関するクレムリンでの最近の会議後、トルクメンと予想される当該取引の契約準備に「ロスオボロンエクスポルト」が従事する決定が採択されたと伝えた。 ここでは、そのような事情に注意が向けられているにも拘らず、モスクワでも、キエフでも、米国も含む他の国でも(ワシントンは、2004年、トルクメン軍の近代化に45万ドルを支出することを計画している。)、トルクメンで人権が侵害されていることを誰も心配していない。

(略)

それにも拘らず、トルクメンは、結局、中央アジア地域最強である。公式データによれば、ソ連崩壊後、トルクメンには、軍用機300機以上(MiG-29×24機、Su-25×46機、MiG-23×172機を含む。)、T-72戦車約600両、戦闘車両1,500両(BTR及びBMP、その過半数は、近代型)が残された。何のために、アシュハバードに、それほど武器があるのか分からない。それにも拘らず、国際共同体は、その廃棄に関する問題を提起しなかった。ロシアも含めて、世界の主要国が、トルクメンバシ体制との軍事技術協力に関心を持っている以上なおさらである。この努力の結果、第2のサダム・フセインが現れないだろうか?

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http://www.kanshin.com/keyword/436484

・首都アシュガバードの町を歩けば、閑散とした(人口が少ないらしい)街路のそこここに「トルクメンバシュ(ニヤゾフの呼び名。トルクメン人の父の意)万歳!!」のスローガン。

・立ち並ぶビルの、3つに1つはニヤゾフ氏の肖像画が掲げられている。

・町の中心に燦然と輝くのは、金色のドームと噴水付きのニヤゾフ御殿。

・広場には黄金のニヤゾフ像。

・市バスのフロントガラスにもニヤゾフのブロマイド。

・テレビをつければ一部番組では終始右隅にニヤゾフの静止画像。

・カレンダーの「1月」の名を「トルクメンバシュ」に変えてしまった。

・神の啓示を受けて書いたという自著を国民必読書に指定。

・バザールにはニヤゾフ・ブランドの製品が並ぶ。

・大統領選では当然の99%を超える得票率。ちなみに終身大統領に決定している。

・なぜか突然一夫多妻制を復活させた。

・外国人がトルクメン女性と結婚する場合、国に$50,000を納めなくてはならない(理由は、トルクメン女性が美しすぎるため、だそうだ)。

・国中に溢れる「トルクメンバシュ記念小学校」「トルクメンバシュ記念劇場」「トルクメンバシュ記念…」は1000を超えるといわれる。カスピ海沿岸の港クラスノヴォーツクもトルクメンバシュと改名(但し人々にはあまり普及していないという噂)。

http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2005/08/post_ef4c.html

トルクメニスタンで口パク禁止令

トルクメニスタンのサパルムラト・ニヤゾフ大統領はこれまでオペラやバレエを禁止し、長髪や金歯を批判してきたが、このほどまた新しく禁止事項を設けた。リップ・シンキング、いわゆる口パクである。

8/23当局が明らかにしたところでは、大統領は口パクについて「歌や音楽の発展に負の効果をもたらす」としている。「不幸なことにテレビでは歌手が昔の持ち歌を口パクで歌っているのを目にする。」との大統領の閣議でのコメントが23日テレビで放映された。大統領の命令によれば、今後口パクはコンサートやテレビなどの全ての文化的イベント、さらに結婚式などの個人的な催しでも禁止される。

 ニヤゾフ大統領は旧ソビエト連邦時代から20年間統治し、熱狂的な支持者を集め、あらゆる分野を規制する法令をつくってきた。2001年、大統領は国民感情を無視してオペラとバレエを禁止、昨年は若者に金歯をせぬよう、また当局に若者のヒゲを取り締まるよう呼びかけている。

http://www.beemanet.com/2002/turkmenistan/

◆人生のサイクルに関する大統領令

トルクメニスタン大統領、独裁暴走 85歳まで続投?

「人生サイクル令」公布で駄目押し…現在は「霊感期」とか

サパルムラト・ニヤゾフ大統領(六二)の独裁が十七年間も続く旧ソ連・中央アジアの「永世中立国」トルクメニスタンで、「老年期は八十五歳から」などと人生のサイクルを十二歳ごとに“規定”した大統領令がこのほど布告された。真意は不明だが、すでに「終身大統領」となっているニヤゾフ氏が最低八十五歳までは現役を続けるとの駄目押しの意思表示ともみられている。

ニヤゾフ大統領は今月初めには、一年十二カ月のそれぞれの「月」の呼び名を自分やその母親らの名前に変更したばかりで、トルクメニスタンでは同大統領の意のままの止めどなき独裁体制と個人崇拝が日増しに強化されている。

新大統領令によると、トルクメニスタン国民の十三歳までは「幼年期」、二十五歳までは「若年期」、三十七歳までは「青年期」、四十九歳までは「熟年期」と、ここまでは常識的。ところが、六十一歳までは「予言期」、大統領自身が属する六十二歳から七十三歳までは「霊感期」と何やら神がかり的となる。六十一歳以上を老年期としないことがミソだ。
その「老年期」はやっと八十五歳から始まり、九十七歳まで生きた人はトルクメン人の始祖の「オグズハーン」の称号がもらえるとしている。
人生のサイクルを大統領令で定めた国は過去、前例がない。


posted by はなゆー at 05:08| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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