2006年12月28日

フォード元大統領(共和党)もイラク戦争を強く批判していた

米国の最有力紙「ワシントン・ポスト」によると、故フォード(GERALD R. FORD)元大統領(共和党)が生前、イラク戦争を批判していたと報じた。

フォード元大統領は、チェイニー副大統領とラムズフェルド前国防長官は、ブッシュ大統領とともに「大きな過ちを犯した」と断言。

ちなみにチェイニー副大統領はフォード政権の大統領首席補佐官だった。またラムズフェルド前国防長官はフォード政権でも高官を務めたことがあったので、フォード元大統領はチェイニー、ラムズフェルド両氏の能力や性格や思考法を熟知・把握していたものと思われる。

フォード元大統領は「チェイニー氏は、副大統領になってからというもの、やたらと好戦的になってしまった。往時はそうではなかったのだが」と回顧というか愚痴というか。 

☆Ford Disagreed With Bush About Invading Iraq(米紙「ワシントン・ポスト」)

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/12/27/AR2006122701558.html

Former president Gerald R. Ford said in an embargoed interview in July 2004 that the Iraq war was not justified. "I don't think I would have gone to war," he said a little more than a year after President Bush launched the invasion advocated and carried out by prominent veterans of Ford's own administration.

(略)

"Rumsfeld and Cheney and the president made a big mistake in justifying going into the war in Iraq. They put the emphasis on weapons of mass destruction," Ford said. "And now, I've never publicly said I thought they made a mistake, but I felt very strongly it was an error in how they should justify what they were going to do."



ラベル:イラク戦争
posted by はなゆー at 17:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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