2006年12月31日

《史料》米国が獄中のフセインに裏取引を持ちかけたとされる会談

☆ラムズフェルドが獄中のフセインと交渉?「釈放するから武装勢力鎮圧に協力を」(暗いニュースリンク 2005年3月5日)

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/05/post_0125.html

http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/837.html

ドナルド・ラムズフェルド米国防長官は、獄中の前イラク大統領サダム・フセインと極秘裏に面会し、釈放と通常生活への復帰を約束する代わりに、テレビでイラク武装勢力への停戦呼びかけを行うよう提案していた、と報じられている。

ロンドンを拠点にしたアラブ系新聞Arab daily Al-Quds Al-Arabiの記事を引用したイスラエルのオンラインメディアYnetnewsの報道によると、サダムはその提案をすぐに拒絶したとの事。

アラブ・デイリー紙が報じるところによると、サダムとの面会は、2週間ほど前にラムズフェルド長官がイラクを電撃訪問した際に行われたが、面会の事実を知るのは在ヨルダンのイラク高官数名だけであるという。

およそ2週間前には、英国の新聞デイリー・テレグラフが、イラクの武装集団がサダムの減刑と引き換えに攻撃停止をするという取引を申し出ていると報じている。

しかしながら、或るイラク政府高官の話によれば、サダムのバース党が政権復帰を要求しているとも報じられている。

http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/865.html

 2005年5月2日付のエジプトの雑誌『アル・オスブ』は、イラク大統領
サダム・フセインと米国防長官ドナルド・ラムズフェルドの会談テキストを
掲載した。会談はラムズフェルドが前回バグダッドを訪問したときのもの
で、彼はその期間に拘留中のイラクの指導者を訪ねた。『アル・オスボ』
誌は、情報に通じた政治関係筋が会談の詳細を明かしたと報じた。

 『アル・オスボ』誌は、この会談が開かれた理由はアメリカ占領軍と同盟
国および手下(訳註:現在のイラク傀儡かいらい政府)に対するイラク・レ
ジスタンスの攻撃がエスカレートしてきたためだと報じた。その情報提供
者は、米軍はここ3ヶ月のあいだに死傷者1600人を出し、彼らが公式
に認めているのはその一部だけだとほのめかした。

 手元にある情報では、米大統領ジョージ・Wブッシュが側近と会議を開
き、そこでイラクにおけるレジスタンスの武装攻撃を停止させる方法につ
いて協議されたとされている。イラクに軍隊を派遣している同盟国および
他の諸国と米国との関係が劣化し続けるのを止め、米軍兵士の生命を
救うためである。アメリカ政府の指導部は、サダム・フセイン大統領がテ
レビに出演し、イラク・レジスタンスに武装闘争の中止を求め、米占領軍
によって設定された政治プロセスに参加するために政党結成を呼びかけ
るなら、それと引き替えに、彼を釈放してイラク国外のどこでも好きな亡
命先に連れて行くことを提案するという決定に行きついた。

 ブッシュは即座にイラクに赴(おもむ)くという任務をラムズフェルドに与
えた。それはイラク傀儡政府の編成を急がせ、占領されたイラクで米軍
の監視下におこなわれた1月30日の選挙で選ばれたイラク人「指導者」
と会談するためである。しかしそれと同時に、ラムズフェルドはバグダッド
西郊にあるサダム国際空港そばの米軍捕虜収容所でイラク大統領サダ
ム・フセインと会談することになった。

 サダム・フセインとラムズフェルドの会談は、伝えられるところでは、イラ
クの米占領軍司令官の立ち会いのもと1時間近くおこなわれた。ラムズ
フェルドはブッシュ大統領に報告を送って、会談を継続することにした。
その報告のなかには、イラク大統領との会談記録も含まれており、イラク
の将来に米国がどう対処するかという概要を提案するものだった。ラム
ズフェルドは、レジスタンス勢力およびサダム・フセイン大統領との政治
交渉を続けるために、さまざまな方法を追求する必要性を強調したと言
われている。

 ラムズフェルドは報告のなかで、イラク情勢がますます危険な状況にな
りつつあると強調した、と『アル・オスブ』誌は報じた。ラムズフェルドは次
のように述べた−−アラブ人のレジスタンスは発展しつつある組織化さ
れた軍隊のようであり、よく訓練され、武器その他の後方物資の面でも
重要な支援を受けてきた。ラムズフェルドはまた、イラク国内のレジスタ
ンス戦士の数は今では活動的な戦士が40万人に達しており、その周囲
では500万以上の民衆がレジスタンスに支援を送っていると述べた。

 ラムズフェルドは次のように述べた−−ファルージャで起こったことは
安全面に否定的なインパクトをもたらし、レジスタンスは米国の遂行する
「テロとの戦争」の成果をみずからに有利なように利用することに成功し
た、と。イラクの若者は今では互いに競ってレジスタンスの隊列に加わっ
て戦うことを志願していると彼は指摘した。

 ラムズフェルドはまた次のことを確認した−−あちこちで声明を発表す
る多くのレジスタンス組織の名前は、イザット・イブラヒム・アッ・ドゥーリ副
議長の指導下にあるバース党が組織した戦線にほかならない、と。

 米軍に対する武力攻撃のペースはひじょうに加速されており、今では毎
日200件以上の攻撃が発生し、「有志連合軍」と傀儡の「国家警備隊」に
何十人もの死傷者を出しているようなので、今後、情勢はさらに困難にな
るという予測をラムズフェルドは表明した。

 ラムズフェルドは多くのアメリカ人とイラク人の報告書を再検討してみた
が、それはイラクにおける安全面の状況悪化を明らかにしており、犠牲
者と物的損失の増大ゆえに兵士の士気が低下していることを明らかにし
たという。

 米軍の隊列は深刻な物的損失に直面しており、アメリカのパワーを使
い果たすかのように、今では毎週平均して少なくとも30台の軍用車両が
損害をこうむっている−−ラムズフェルドが述べた。

 ラムズフェルドはさらに、レジスタンスが最近、対空ロケット・ランチャー
といったロケット発射装置や大砲を含む部軍の最新兵器の貯蔵庫を捕
獲したばかりだと明らかにした。さらに、米軍司令部が、これらの兵器は
やがて武力攻撃とレジスタンス作戦の増大となって効果を発揮するので
はないか、という懸念を表明したことも明らかにされた。

 『アル・オスブ』誌の記事によると、そうして彼の報告の最後では、双方
の提案を議論しやすくするために、一時的な停戦が実現できるようにな
るまで、ラムズフェルドがサダム・フセインおよびその支持者との対話を
継続するように要請したという。

 『アル・オスブ』誌は信頼できるアメリカの情報源からサダム・フセインと
ラムズフェルドの会談記録を入手した。以下がその会談記録である。


 ◆フセイン大統領とラムズフェルド米国防長官との会談議事録


 訪問者がラムズフェルドだったことには驚いたであろうが、大統領サダ
ムにはまったく神経質そうなそぶりはなく、ひじょうに穏やかにみえた。ラ
ムズフェルドが口火を切った。

 ラムズフェルド:  イラク情勢について話しあうために会いに来た。わ
れわれはイラクの内外で君の支持者の一部ともコミュニケーションをもっ
たし、彼らもわれわれに君から話を聞くようにアドバイスした。

 サダム・フセイン:  それで君はなにを望んでいるのかね? 君たちの
軍隊は誇り高いイラクの地を占領した。君たちはなんの法的根拠ももた
ない統治機構をでっちあげた。君たちは独立した自由な主権国の国家主
権を攻撃した。そして君たちの血にまみれた文明を証言するものとして歴
史に残る犯罪をおかした。そのうえに何をご所望なのかな?

 ラムズフェルド:  (怒りを隠そうとつとめながら) 過去のことには用は
ない。私が来たのは、明快な特別の提案をしたいからで、君から明快な
特別の回答を聞きたいのだよ。

 サダム・フセイン:  (さげすんだように) てっきり謝罪に来て、権力を
イラク国民に返すのかと思ったよ。

 ラムズフェルド:  私が謝罪すべきことはない。君は隣国に対して脅威
だったんだ。大量破壊兵器を製造しようとしていたし、国民に対して独裁
をおこなった。だから30年以上もイラク国民が直面してきた危険を取り
除くために、われわれが彼らに支援の手をさしのべたのは当然のことだ
った。

 サダム・フセイン:  君が歴史を知らないことはよく知ってるし、君のと
ころの大統領が無知そのものだというのも判っている。しかし君はあまり
に長いことウソをついてきたので、君はそれを本当だと思いこんでしまっ
たようだ。もし君のいう「隣国」というのがシオニストの政体(訳註:イスラ
エルのこと)を指しているのなら、それはその通りだろう。われわれはイス
ラエルに圧力をかけ、パレスチナの奪われた土地を解放する準備をして
いた。その地はアラブ人のものであり、その住民はアラブ人であり、シオ
ニストはその土地を占領しているだけなのだから、これはイラク人だけで
なく、すべてのアラブ人の義務なのだ。彼らは君たちの支援と古い植民
地大国の助けを得たおけげで、世界のいたるところからわれわれの土地
にやってきたのだ。ところで、君がクウェートのことを言っているのなら、
私は君に尋ねてみたいものだ。君たちこそクウェートから撤退したのか
ね? それともまだかな?

 ラムズフェルド:  それは安全保障上の問題だ。アメリカとクウェートそ
の他の湾岸諸国の間には、安全保障条約がある。われわれは彼らの要
請にもとづいて、君の脅威から彼らを守るために来ているのだ。

 サダム・フセイン:  羊の番をオオカミにまかせるのは、おかしくないか
な? クウェート国民はアラブ人であり、クウェートはイラクの領土だよ。
もっと歴史をよく研究してもらいたいものだ。君には歴史が判らないとは
思うがね。

 ラムズフェルド:  この話はもう結構。提案があるのは私なんだ・・・。

 サダム・フセイン:  (相手の話をさえぎって) 君がくだらない提案をす
る前に私から質問したいのだが、大量破壊兵器とやらは少しでも見つか
ったかい?

 ラムズフェルド:  (まごついて) 今のところ見つかってないな。しかし
われわれは絶対にいつか見つけるさ。君は核兵器製造の意図を持って
いたことを否認するのかね?

 サダム・フセイン:  われわれは1991年以降、いっさい大量破壊兵
器を保有してなかった。国際的な査察チームには誠実に報告したし、コ
フィ・アナン(訳註:国連事務総長)への書簡にも正直にそう述べた。君も
その事実を知っているのに、君たちはイラクを占領し合法的な政権を転
覆するためにウソの口実を捜していた。

 ラムズフェルド:  イラク国民はわれわれに幸せそうに挨拶し、歓迎し
ている。その理由は、君がイラクを統治していたときに政権がやったこと
が血まみれだったからさ。

 サダム・フセイン:  ミスター・ラムズフェルドに告げるが・・・ウソをつく
のはいいかげんにたまえ。君こそイラクの地に滝のように血を注いだ片
割れじゃないか。君たちは陰謀をたくらみ、イラクの大いなる大地を支配
しようと反逆者と一緒にやってきたんだ。

 ラムズフェルド:  君が反逆者と呼ぶ者たちこそ、民主的な手法と公明
な選挙でイラク国民から指導者に選ばれたんだが、そのような方法は君
が支配していたときにはなかっただろう。

 サダム・フセイン:  君がジャラル・アッ・タリバニを筆頭に(さげすんだ
笑い)反逆者の楽隊と一緒にやって来たのは判っている。偉大なイラクが
タリバニとジャファリに支配されるとはおかしくないかね? どんな選挙の
ことを言ってるのやら。君が彼らを招集したことで判るように、国が占領さ
れているもとで自由な選挙が可能だろうか? ラムズフェルド君、占領者
は従僕とスパイだけを連れてやって来るものだと私たちは歴史から学ん
できたよ。それで結局、イラク国民が自由と民主主義を享受していると私
に納得させたいのかね? 精神錯乱もいいところだ。

 ラムズフェルド:  (怒りを抑えきれないように) 君は外界から隔絶さ
れて、外の世界で進行していることを知らないんだ。イラク国民は君の圧
政から自由になった。もし彼らが君や君の部下を街で見かけたら、君は
殺されるぞ!!

 サダム・フセイン:  そうだな、もしイラクでの君の所在を公表すること
ができて、イラク・レジスタンスがその所在を知ったとしたら、きっと君は
生きて帰ることはできないだろう。私は君の愚かな大統領に幾つかの伝
言を伝えたいのだが、残っている兵士を守るために大統領に伝えなけれ
ばいけないよ。いたるところで彼らに死が忍びよっており、歴史は彼を許
さないだろうとね。

 ラムズフェルド:  私はだね、君の部下が扇動し遂行している「テロ」攻
撃について君と交渉しにきたんだ。君の部下は最近アブグレイブ収容所
に汚い攻撃を仕掛け、アメリカ兵50人以上が死傷した。さらに彼らはさま
ざまな理由で拘束していた者たち多数を殺したんだ。君の部下は世界中
のテロリストから支援を受け、イラクにおける民主主義の実験を脅かして
いるんだぞ。

 サダム・フセイン:  いったい何を言いたいのかね?

 ラムズフェルド:  一つの提案をしているんだ。つまりは、君は釈放さ
れ、どこでも好きな国で自由な亡命生活を送る場所を選ぶことができる。
ただし、テレビに出演してテロへの非難声明を発表し、君の部下たちに
武力行動を止めるように命令するというのが条件だ。

 サダム・フセイン:  この提案には君の大統領からの承諾を得ている
のかね?

 ラムズフェルド:  その通り。この提案は大統領と副大統領、国防長
官、諜報機関責任者が出席した会議で承諾されたのだ。そこで君にこの
提案を伝える権限を私が与えられた。

 サダム・フセイン:  つまらん提案だ。

 ラムズフェルド:  (ため息をついて) 君の側近たちには政府に参加
させる用意もあるぞ。

 サダム・フセイン: それだけかね?

 ラムズフェルド:  君の好きな国で、家族ともども安全を保障し、財政
的な支援も与えられるだろう。

 サダム・フセイン:  こちらの条件を聞きたいかね?

 ラムズフェルド:  ぜひ、そう願いたいもんだ。

 サダム・フセイン:  (尊大な優越感をふりまくように) 第1の要求は、
イラクから撤退する最終期限を設けること、君たちの政府は世界にその
責任を約束すること、そして撤退を即座に開始すること。

 第2。米軍の収容所に捕らえられている全イラク人およびアラブ人をた
だちに解放することを求めたい。君たちはイラクの誇り高い人々数万人
の自由を奪っている。

 第3。1991年の湾岸戦争から今日まで、君たちがイラクに侵略した結
果として、イラク国民に与えてきた物的損失に対してじゅうぶんな補償を
すると約束してもらいたい。それらの損失の規模を見積もるために、私は
国際機関とアラブからの支援を受け入れる。

 第4。君および君の部下がイラクの国庫と石油収入から略奪した金銭
を戻すことを求める。特に犯罪的なブレマーと反逆者、背教者たちだ。

 第5。君たちが盗み出して古代工芸品マフィアに渡した文化遺産を返還
すること。それは世界のあらゆる貨幣価値を上まわる財宝であり、イラク
の歴史と文明を伝えるものであるからだ。君たちがいかなる文明も歴史
も持たず、君の国は誕生してからわずか2〜300年しかたっていないと
いうのは真実であるが、そんなことは君たちが盗みを働き、イラクの文明
とイラクの富を憎悪する正当な理由にはならない。

 第6。もし発見したのであれば、君たちは大量破壊兵器を返還しなけれ
ばならず、また君たちが命を奪った全殉教者の命をわれわれに戻し、高
潔なイラク女性の汚された名誉を戻すこと。

 ラムズフェルド:  それは冗談だろ?

 サダム・フセイン:  違う! これは苦(にが)い現実だ・・・君も知って
いるだろう、ラムズフェルド君。君たちは平和なアラブの国に対して歴史
上最大の犯罪をおかしたのだ。われわれは1980年代にも会談したが、
その時の君の提案を覚えているかね?

 ラムズフェルド:  過去のことはたくさんだ。われわれがとりくんでいる
のは、君への対処であり、過去においてわれわれに敵意を抱いたことの
ある幾つかの国への対処なんだ。われわれは穏健なイスラム主義者と
は対話を続けると決定しており、彼らが投票によって権力の座につくこと
に異論はない。それ以上に大事なことは、われわれがハマスやイスラム
聖戦機構、イラン寄りのヒズボラ、その他の世界中の原理主義組織とい
った「テロ」組織との対話のチャンネルを開くと決めたことなんだ。武器を
捨てることと引き替えに政権に参加する可能性を研究するために、アフ
ガニスタンのタリバンとさえ接触する計画を立てている。

 サダム・フセイン:  それで君たちの間違った政策については再考を
始めたのかね?

 ラムズフェルド:  当然のなりゆきだ。われわれはあらゆる国に民主主
義を広げるために努力している。

 サダム・フセイン:  君が正直者ならば神のご加護を。といっても、君
の本当の狙いは判っている。君が本当に誠実であるなら、君と同盟国は
イラクからの撤退を即座に開始するはずだ。そしてイスラエルを支援する
姿勢を変えなければならない。しかし君の大統領は頑固で、傲慢で、真
実を語ってはいない。

 ラムズフェルド:  彼は君みたいな血まみれの独裁者と違って、民主
的に大統領に選ばれたのだ。

 サダム・フセイン:  テロは君たちの専売特許で、ウソをつくのが君の
手法だ。

 ラムズフェルド: この提案は君にとってまたとない好機だぞ。君が釈放
されるうえに、われわれはイラク統治に関するすべてを君に相談するつも
りだ。この提案を拒否すると、チャンスは無に帰すことになる。

 サダム・フセイン:  私はご都合主義ではないんでね。全イラクが君た
ちから絞首刑にされているのに、自分の首だけを助ける道をさぐることは
しない。もしロシアの提案を受け入れていたら、息子と孫は死なずにすん
だだろう。私は家族と娘と孫の消息を知らない。ほんとうに自分や家族の
ことより偉大なイラクの未来とイラク市民のことを気にしている。

 君は以前、部下を通じて、もし大量破壊兵器をシリアに密輸したと宣言
したら、その代わりに釈放するつもりだと言ってきた。その時にも提案を
拒否したが、今度もまた君の提案を拒否する。

 ラムズフェルド:  拒否してもらいたくないんだが。検討してみてくれな
いか。われわれは今、対処を再検討しているところだ。お互いの流血を
止めたいんだよ。弱者の論理ではないが、強者の論理を超えたところで
この提案をしている。

 われわれの誠意の証(あかし)として、タリバニには君への処刑執行を
否定する声明を出すよう頼んでおいた。全体としてイラクの政治配置にか
かわるすべての地位を見直す用意があり、君と君の部下の問題も協議
する用意はあるのだよ。

 サダム・フセイン:  撤退する準備はできているのかね?

 ラムズフェルド:  配置転換を討議することはおそらく可能だ。わが軍
は長期駐留にむけて基地を整備してきた。都市や大通りから姿を消すこ
とはできるが、しばらくは基地にとどまるだろう。

 サダム・フセイン:  その時に(今の)手下の隊列に新しい手下を加え
たいというわけか。いいかね、ミスター・ラムズフェルド。君が会談してい
る相手はイラク共和国大統領サダム・フセインだということを忘れないで
もらいたいね。

 ラムズフェルド:  しかし君は権力を失ったんだ。

 サダム・フセイン:  私は名誉以外には何も持たないが、名誉は売り
買いできなのだよ。

 ラムズフェルド:  しかし人生は貴重なものだ。

 サダム・フセイン:  名誉を失った人生に価値はないさ。君たちがイラ
クの地にやってきて名誉を奪ったが、われわれはサダム・フセインが生
きていようと殉教者になろうと、自分たちの名誉を回復するだろう。

 ラムズフェルド:  われわれが会談した君の支持者は、君がすべての
最終意思決定者だと話した。彼らは君の出方に期待しているんじゃない
のかね?

 サダム・フセイン:  はっきり言っておこう。彼らはサダム・フセインに
は祖国と名誉を売り渡して逃げ出すことができないと判っている。

 ラムズフェルド:  イラクで流された血に責任があるのは君だと歴史は
書き残すだろう。

 サダム・フセイン:  いや、むしろ歴史は君の犯罪を断罪するだろう。
君はバグダッドの城壁で自殺することになると前にも警告したはずだ。ど
うぞ犠牲を払ってくれ。君に望むことは、ロンドンにいってイギリス外務省
の記録を読むことだ。そしてイギリスの友人とやらは同じ過ちを繰り返し
で君たちの戦列に加わっているが、彼らに反対して戦ったイラク民衆の
闘争について学ぶことだね。レジスタンスは君たちが想像しているよりも
手強いぞ。これまでのようにはいかないことを約束しておこう。






posted by はなゆー at 09:23| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近の米政府も、本当に人材の質が堕ちたよね!
年末の防衛庁(今はまだ)と米軍の情報協定(だったか?)も、本当に堕ちたもんだと思うよ!
昔の、終戦直後とかならさ、「日本人に防諜は不可能」とか冷徹な判断を下していたものなのに。
今も昔も日本人の性癖は変わってないんだが...。
ま、何処の世界も、欲呆けるとニンゲンは駄目になるね!
Posted by 田仁 at 2006年12月31日 17:38
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