2007年01月14日

年賀状の遅配について現場の郵便局員の指摘

☆新年会(アッテンボローの雑記帳 郵便局員の気ままな日記)

http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/01/post_5303.html

http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/1003.html

脱線したので新年会に話を戻すと、年末の混乱についての話題が多かった。今日の朝日新聞にも載っていたが年賀が大量に滞留して配達が大幅に遅れた事への苦情が殺到したのだ。混乱の要因は郵政が行ってきた大幅合理化に因るのだが、特に問題なのがJPS(ジャパンポストシステム)という郵政版トヨタ方式の猿まねである。「ムリ・ムダ・ムラを無くす」と言う目標の下に仕事のやり方を現場を知らない管理職や総務課の人間が勝手に変更する。お陰で却って効率が悪くなって、何度もやり直して「ムリ・ムダ・ムラ」を増やしてくれる。

労働条件も悪化したために本務者も非常勤も次々に辞めていって人手が足りなくなる。年賀のバイトも集まらない。ある人は混合という主に小包の配達や集荷・速達などの担当をしていたのだが、対面配達は営業に直結するというので委託や非常勤には任せないで本務者が行っている。帰局してから年賀を触る時間など無いほど忙しい。

通常の配達区と違って年賀区というのがあるのだが、それには各区に一人の専担者と二区に一人の割合で補助者が付く。そして道順組み立ての非常勤と配達の非常勤とに指示しながら局内作業をするのが従来の方式だった。だが、この人の場合は殆ど年賀を触る時間がないから区分も出来なければ道順組み立ても出来ないし、バイトへの指示を出すことも出来ない。これで年賀を結束できると思う方がおかしい。

またある人は12月と1月の二ヶ月で三六(さぶろく 労基法36条に基づく時間外労働に関する協約)を75時間で結んでいたのに、12月だけで60時間を使ったために年明けの帰り年賀の処理が出来なくなってしまっている。時間外労働も月80時間を超えると過労死の危険が出てくるのだが、タダ働きもあるから賃金が支払われる時間だけで60時間という事はかなり危ない。23時頃に配達している職員もいるほどなのだ。

郵便外務職員は私の局の場合早出が7時、日勤が8時であるから15〜16時間労働になる。先日も我が家に小包の配達があったのだが22時頃であった。

☆年賀状の遅配、苦情2割増 郵政公社「遅出しのため」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/life/update/0114/009.html

http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/997.html

民営化を控えた公社に、年末年始のピーク時対策だけのための能力アップ投資をする余裕はないようで、「早く出してもらうように呼びかけるしかない」(幹部)という。



posted by はなゆー at 23:35| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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