陸前高田市長選。現職で無所属の中里長門氏が再選を果たした。ここは全国的にも珍しい「自民党と共産党の共闘」パターン。
☆選挙:陸前高田市長選 中里氏が当選 有権者、市政の継続選ぶ /岩手(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070205-00000049-mailo-l03
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/674.html
前回と同様、共産党籍のままでの立候補で、自民党系市議が支援。「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」とも連携して草の根選挙を進めた。
(略)
思想信条をことさら表に出すことはなく、教条主義にとらわれもしない。支援した自民党にはかつて「うちにこないか」と入党を誘った人もいたという。告示日の朝、次男の親友の父親から託された神社のお守りを背広のポケットにしまい、第一声に臨んだ。庶民感覚を見る思いがした。
☆陸前高田市 中里氏が再選果たす 有権者は「継続」を選択(東海新報)
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2253
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/676.html
当選した中里氏は、昨年の九月議会で再選出馬に意欲を示し、十月に正式に表明した。市民団体の「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」が中心となって運動を展開。自民党系中心の市民クラブと共産党会派に所属する市議七人の支援を受け、選挙態勢を整えた。
七日間の短期決戦では、タラソテラピー建設中止や市独自の福祉施策など一期四年の実績と、市民生活を重視した市政の継続を強調。地元資源を生かした産業振興と財政再建による足腰の強いまちづくりを訴え、党派を超えた草の根活動で市内全域に支持を拡大した。
前哨戦は、吉田陣営の組織力に守勢に回ったが、告示後に運動母体の「市民の声」と陸前高田民主商工会の会員らが連動し、支持票固めに総力を挙げ、街頭活動やチラシ配布などきめ細かい活動で市政の継続を支持する市民層に広く浸透。とくに高田町や広田町の大票田で浮動票を取り込み、吉田氏の追撃を振り切った。
☆陸前高田・中里市長が再選 市民と共同の市政に共感 岩手(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-05/2007020501_01_0.html
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/675.html
日本共産党の市議だった中里氏は四年前、タラソテラピー(海洋療法)施設の建設が問題になる中で、その中止を求める広範な市民に推されて市長選に無所属で出馬し、初当選しました。
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自民党が共産党と組んでまで勝ちにいったのとは対照的な民主党の戦略
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☆革新県政と協議せず 石田陣営、共闘問題で結論(2006年11月27日の中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/feature/07a_chiji/061127T1042001.shtml
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/657.html
http://tinyurl.com/3y8y2y
来年2月の愛知県知事選で、民主党推薦で出馬する石田芳弘前犬山市長の陣営は26日、共産党などでつくる「革新県政の会」から要望があった共闘に関する話し合いに一切応じないことを決めた。
(略)
石田氏と民主党はこれまで、「革新県政の会との共闘はありえない。会との協議もしない」との考えで一致していた。ただ、同会の支持者が“勝手連的”に石田氏を支援することは受け入れる構えで「あゆちの風ネットワーク」の堀内守会長は、28日に同会と面談する予定だった。だが、26日の「あゆちの風」役員会で「革新県政の会と会うことは得策ではない」との結論に達した。
《得票数》
神田真秋 1,424,761
石田芳弘 1,355,713
阿部精六 160,827
2007年02月05日
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