2007年03月01日

自民党の有志議員たち「日本軍による慰安婦強制連行はなかった」

従軍慰安婦(性奴隷)問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話の見直しを求める自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長=中山成彬・元文部科学相)の提言案が判明した。

☆軍の慰安婦強制連行なかった…自民有志が見解表明要求(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070301ia01.htm

http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/395.html

政府に対し、「本人の意思に反する業者の強制連行はあったかもしれないが、軍や官憲による強制連行はなかった」との見解の表明を求めている。

(略)

提言案は「根拠は元慰安婦からの聞き取り調査だけで、証拠資料は見つかっていない」と指摘している。

また、「従軍慰安婦」の呼称から「従軍」の削除を提唱。

《この動きに対して、ネット論客である「ウツ」さんの反応》

● 歴史を変える!安直な方法 ●

歴史を変えていくのは、地域時代を通して多くの人が少しずつ積み重ね連帯して、つぅもののはずなんだが、議員ならこうして申し入れとかするだけで変わるわけか?

軍服を着た人が女性を攫って行ったかどうかが問題なのではなく、軍隊と言う制度組織の内側に女性が買われる場所が稼動していたことがここでは問題になっているはずだ。口入屋がいればスルー、というわけじゃない。そういう意味では兵隊さんたちも、オトコであったというだけで人殺しを業務にするところに連れてこられ、慰安所がある場所にいる、というただそれだけで加害者にも組み込まれる被害者なわけだ。

で、「根拠は元慰安婦からの聞き取り調査だけで、証拠資料は見つかっていない」という「指摘」がすごい。聞き取り調査が証拠資料となるかならないかを、議員と言う立場で決められるのか?政府がする公聴会、ヒアリングてのもそもそも聞き取り調査手法のひとつじゃないのか?聞き取り調査だから証拠にならないというのでなければ、慰安婦だった人が人生を変えた苦しい出来事をようやく話しても、慰安婦だからということでそれが「嘘をついている」のだと決めていることになる。

彼らにとって証拠とは何か?まさか軍が慰安婦の身分証明書とか出していたわけ?

おりしも釜ヶ崎では、明日3/2に、数千人の住民票を公権で抹消する、と大阪市が言っている。住民票が抹消されると、職安でもらう日雇い労働者手帳(雇用保険と健康保険と両方の機能がある)が取得できなくなり、選挙権、被選挙権、生活保護を求める権利など、基本的市民権が奪われる。

でも彼らの論理だと、釜ヶ崎のおっちゃんたちと支援者が座り込みや炊き出しをし、訴えていても、住民票がないのなら、そこにニンゲンがいる証拠がない、ということになるわけだ。

posted by はなゆー at 11:22| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ああ、今またこうして日本の恥辱が積み重ねられていくのか…!
そんな日本会議カルトの理屈のコネ回しを聞いた方は「何ちゅう姑息で阿呆な事を言うヤツ!恥ずかちぃ!(ワザワザ議員団で飛行機に乗って来て…)」と思うだけじゃん。
こういう時に、日本人としての恥辱を一番強く感じますね。
同時に、彼らの(その行動で守られると考える)プライドは、本当に心底から、全く理解できない!!!
(まあ、出来るようになったら、人間として終りだとは思うけど。)
Posted by 田仁 at 2007年03月01日 19:22
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