2007年04月04日

【疑惑続出】ロシュ社の地元スイスでは「タミフル」をほとんど使わない

「ロシュによると、これまでタミフルを服用した患者はおよそ4500万人。そのうち3500万人が日本での服用だったという。」

☆タミフルをほとんど使わないスイス (3月23日のswissinfo=スイス放送協会)

http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7648896

http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/645.html

スイスではインフルエンザにかかった子どもに、薬を投与する家庭はほとんどない。

「インフルエンザくらいでは病院に行きません」と語るのはチューリヒ在住で、スイス人男性と結婚し2歳の子どもがいる松倉聖子さん(36歳)。子どもがせきをしていても、医師は処方箋を出してくれない。子どもは3週間ほどせきをし続けたが、最終的には完治したという。「日本の親はすぐ抗生物質を与えるようですが、安易に薬を与えることは良くないと思います。もうスイス式に慣れました」と言う。

スイス人のシャルロット・シーグヴァルトさん(47歳)は、10代の子どもを4人持つ母親。子どもがインフルエンザにかかっても何もしないのは松倉さんと同じ。「タミフルを安易に使ったら、鳥インフルエンザのときに耐性ができていて効かないかも知れませんね」と薬の副作用のほうが心配だとい
う。

《備考》

☆ラムズフェルド、鳥インフルエンザで大儲け(2005年11月14日の「暗いニュースリンク」)

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/11/post_38a5.html

国防総省を顧客に抱える企業の株を、国防長官が保有?

☆日本政府とラムズフェルド元国防長長官のタミフル利権疑惑!?(青山貞一ブログ)

http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/588.html

http://blog.livedoor.jp/aoyama211111/archives/50720980.html

このタミフルについては、トンデモない副作用問題とともに、もうひとつ大きな疑惑が以前からあった。

それは国が都道府県に膨大な量のタミフルの備蓄を指示していたことだ。

(略)

鳥インフルエンザ大流行の予測は世界の人々をパニックに陥れているが、ギリアド・サイエンシズ社の株を所有するラムズフェルド国防長官やその他政界関係者にとっては朗報だ。

カリフォルニア州に本拠を構えるバイオテック企業ギリアド社は、インフルエンザ治療薬として現在世界中から注目されている『タミフル』の特許を所有している。

1997年からブッシュ政権入閣までの2001年の間、ラムズフェルド国防長官はギリアド社の会長を務めており、現在でも同社の株を保有しているが、その評価額は500万ドルから2,500万ドルの間であることが、ラムズフェルド氏自身による連邦資産公開申告書で明らかになった。

(略)

さらに重要なことは、合衆国政府が世界最大のタミフル購入者であるという事実だ。今年7月には、米国防総省は兵士への配給用に、5,800万ドル分のタミフルを注文しており、議会も数十億ドル分の購入を検討中である。

(略)

日本政府はタミフル備蓄のために多額の税金を投入。日本のシェアは8割だ。タミフルと米国、厚生労働省の間で一体何があったのか。

☆タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か(立花隆の「メディア ソシオ―ポリティクス」 )

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index.html 

http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/605.html

これはタミフル脳症被害者の会が主張するように、明らかに薬害問題である。

厚労省は、早く予防的アクションを起こさないと、エイズ問題と血液製剤の問題のときのように、問題がもっと大きくなってから、その責任を大々的に問われることになるだろう。

おそらくなぜタミフルに異常に早い認可を与えたのか、認可するにあたって十分な審査をしたのかという根本問題にまでさかのぼっての責任が問われることになる。

なにしろ、医療ビジランスセンターのページを見ればすぐわかるように、この問題に関しては、2年も前から、繰り返し繰り返し、警告・要望が出されているのだ。

これまでの薬害問題で、厚生省が繰り返し使った逃げ口上、「知りませんでした」は全く通用しないのである。

☆タミフル 中外製薬に天下った厚労省元課長の正体(日刊ゲンダイ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070325-00000012-gen-ent

http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/602.html

「中外製薬に天下っていたのは、昨年3月に執行役員に就任した安倍道治氏。静岡薬科大を卒業後、73年に旧厚生省に入省。薬の副作用を担当する安全対策課長や、新薬を審査・承認する審査管理課長を歴任し、03年に退官した。タミフルが承認されたのは00年です」(霞が関事情通)
 
安倍氏は薬害エイズ事件でも名前が出てきた。エイズ裁判で非加熱製剤の審査担当の課長補佐として証人尋問され、「当時は非加熱製剤の危険性が高いという認識はなかった」などと証言した。今度も同じように言うのだろうか。中外製薬は、タミフルと異常行動の関連性を調べている厚労省研究班の主任研究者が持つ大学の講座に、06年度までの6年間に寄付金名目で計1000万円を支払っていたことも明らかになっている。

「何らかの形で新薬承認に絡んだ可能性がある安倍が薬品メーカーに天下り、そのメーカーは副作用を調べる研究者にカネを出していたわけです。そうしたら、厚労省は副作用のデータを隠していた。遺族はやりきれないでしょう」(関係者)

(略)

「日本はタミフルの最大の消費国で、政府は大量のタミフルを備蓄しています。日本の厚労省は自ら副作用報告を出した前例がない。面倒がイヤで、逃げ回っているのです」(医学博士・米山公啓氏)

タミフルの特許を持っているのは、ラムズフェルド前国防長官が大株主だった米ギリアド・サイエンシズ社。疑惑はふくらむ一方だ。

☆タミフル代わりに使える漢方薬か・麻黄湯に注目集まる、解熱効果でタミフル上回る報告も(日経メディカル)

http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/632.html

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200703/502873.html

この状況の中、にわかに注目を集めている薬剤がある。漢方薬の麻黄湯(まおうとう)だ。麻黄湯にはインフルエンザに適応があることが添付文書に明記されており、しかもタミフル以上に解熱期間の短縮効果が得られたとするデータも報告されていることは、意外と知られていない。そして、一部の医師の間では、麻黄湯をタミフルの代替として使用するケースが増え始めている。

「今シーズン、当院では既に280人に使用した。現在は大半のインフルエンザ患者に麻黄湯を出している」。このように語るのは中浜医院(大阪市旭区)院長の中浜力氏。「熱が下がらないと言って再来院したのはまだ2人だけで、使った感触は非常にいい。医師のメーリングリストでも、麻黄湯は話題になっている」と評価する。

(略)

タミフルの服用を避けたいという患者のニーズに応えるには、リレンザやアマンタジンだけでなく、麻黄湯も選択肢に入れてもいいかもしれない。




posted by はなゆー at 18:54| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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