2007年04月06日

(日本と対照的な)韓国の巧妙な対イラン外交および資源確保戦略

☆イランの英兵釈放と中東大戦争 (田中宇の国際ニュース解説)

http://tanakanews.com/070405iran.htm

イランは豊富な石油とガスを埋蔵している。アメリカによる空爆の懸念が低下したら、EU諸国やロシア、中国などの企業が、今までよりもっと、イランに商談に押し掛けるだろう。

イランは、アメリカに敵視されている時期にイランと経済関係を維持・強化してくれた中国やロシアを厚遇し、その時期にイランを非難したり冷たくした日本や西欧などを冷遇するだろう。そんな条件下で運良く英兵の釈放直前に滑り込んだのが、韓国である。韓国は、盧武鉉大統領の3月下旬の中東歴訪(イランは行かず)に関連した動きとして、韓国政府の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が3月31日、イラン政府の投資促進組織との間で、貿易投資関係を強化する協定を締結した。

イランはアメリカの宿敵だから、イランと経済関係を維持・強化することは、アメリカからひどい制裁を受けても不思議はない。少なくとも、日本の外務省や経済紙などでは、そのように明言されてきた。だから、日本はイランのアザデガン油田の開発をあきらめた。しかし韓国は、イランとの貿易投資促進の覚書を締結した2日後、アメリカとのFTA(自由貿易協定)の締結にこぎ着けている。韓国がイランと貿易投資関係を強化することについて、アメリカからは何の批判も聞こえてこない。

★要するに韓国の外交能力、情報収集能力、情勢分析能力は日本のそれを大きく上回っているということである。そのような強靭な外交能力を持つ韓国を見くびり続けると、おそらく日本はヤケドすることになるであろう。



posted by はなゆー at 07:09| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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