2007年04月12日

米国代替メディアの雄「デモクラシー・ナウ!」日本語版が始動した

「デモクラシー・ナウ!」日本語版のアドレスは

http://democracynow.jp/

米国版のアドレスは

http://www.democracynow.org/

なお、ネットテレビのアドレスは

http://www.democracynow.org/streampage.pl

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☆デモクラシーナウを日本語でお届けします(デモクラシー・ナウ!ジャパンのプレスリリース)

ニューヨークのダウンタウンから毎朝発信されている一時間の報道番組「デモクラシー・ナウ!」

http://en.wikipedia.org/wiki/Democracy_Now!

は、地域ケーブルのパブリック・アクセス・チャンネルやコミュニティ・ラジオ、衛星放送などさまざまな形態の非営利公共放送が協力した全国配信ネットワークのパイオニアであり、北米500局を結ぶ最大のシンジケートを形成しています。企業スポンサーをいっさい受けつけず、あくまで市民の側にたち、民衆の目線から日々の重要な出来事を取り上げているのが特徴です。

特に力を入れているのは、「War&Peaceレポート」と呼ばれる反戦ニュースです。アメリカの外交政策による直接の被害を受けている世界各地の民衆の声、フリーの国際ジャーナリストによる報道、市民運動や平和活動の担い手、アーティスト、学者、文化人など、アメリカの商業メディアがほとんど取り上げない人々の主張や視点を紹介しています。また番組に登場する人々が、真っ向から対立する立場を掲げて真剣な討論を展開する場面もしばしばです。

この番組は1995年にパシフィカ・ラジオの選挙報道番組として、同局生え抜きのジャーナリスト、エイミー・グッドマンを中心に始まりました。その後パシフィカの内紛にまきこまれて独立し、チャイナタウンのDCTV(ダウンタウン・コミュニティ・TVセンター)に拠点を移し、2000年からはテレビ番組となりました。9/11以降の好戦的な世論と政府批判の自粛の中で一貫して反戦姿勢をくずさず、逆に大きな支持を獲得していきました。

いま日本では、「戦争」に対する考え方を大きく切り替え、国家のあり方を国際社会においても国内体制においても大きく変化させようという動きが着実に進んでいます。私たち一人一人の責任が重く問われ、じゅうぶんな知識と熟慮を経た行動が求められるこの重大時局において、デモクラシー・ナウ!の揺ぎない反戦のメッセージを伝え、そのスピリットを感じ取っていただければと願っています。

私たちは、この番組を日本に紹介したいと願い、昨年秋から具体的に動き始めました。12月にNYの本部を訪れ基本的な話し合いをした後、日本でこれをどのように実現させていくか、試行錯誤を繰り返してきました。その過程で、さまざまな方々に相談し、アドバイスをいただき、協力を約束していただきましたが、ようやくその成果を具体的に示すことができるようになりました。

4月から、わたしたちのデモクラシー・ナウ!の日本語サイトが正式スタートしました。

http://democracynow.jp/

ここには、毎日のニュースのトップページが日本語で表示され、ニュースサマリーのヘッドラインと個別トピックスの紹介が載ります。ここを覗いていただければ、ニューヨークの市民運動や独立メディアに携わる人々が、今どんな事件に注目しているかが瞬時にわかります。

それと並行して、重要なトピックスの一部を取り上げて字幕をつけ、動画配信を行なっていきます。

http://democracynow.jp/stream/

第一回はジミー・カーターとパレスチナ問題、紛争解決への新たな展望についてのトピックスを載せました。今後は毎週末に少なくとも30分のトピックスを加えていきます。

ウェブサイトのほかに、放送も始まります。

4月7日土曜日から、衛星&ケーブル局の朝日ニュースターで、毎月の第1・3・5土曜の夜9:00から、一時間の枠で番組を放送します。

http://asahi-newstar.com/program/democracy/

四月第一週の放送予定は次のとおりです

4/7(土)夜9:00〜9:55
4/10(火)深夜3:00〜3:55(再放送)
4/13(金)深夜3:00〜3:55(再放送)
4/14(土)朝6:00〜6:55(再放送)

また、インターネット・テレビ放送を行なっているOurPlanet-TVでも、隔月に一つのトピックスを取り上げてくださいます。

http://www.ourplanet-tv.org/

まだまだ体制も脆弱ですが、現在のリソースを生かして最大の効果を挙げるべく奮闘し、さまざまな方々のご協力に支えられて、なんとかスタートに漕ぎつけました。今後は、より多くの皆様から、ご支持、ご支援をいただき、余力を蓄えて、より多くのトピックスを取り上げることができるよう、努力してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。

デモクラシー・ナウ!ジャパン一同

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《ちょっとした解説》

インターネット放送局(テレビおよびラジオ)「Democracy Now!」は独立系メディアである。

近年、保守化が進行するアメリカのメディアの流れに抗して、リベラリズムおよび非戦主義に基づく報道姿勢を保ち続けている。

老朽化したビル(かっては消防署であった)の屋根裏部屋を改造した、うら寂しい感じのするスタジオからの放送ではあるが、米国のみならず世界中に視聴者がいること、そして知識階級に愛聴者が多いことにより、意外に大きな影響力を持っているメディアでもある。

ちなみに創設者の妻は日本人である。

★ニューヨークの「デモクラシー・ナウ!」には日本人スタッフもいる→

http://www.bund.org/opinion/1127-2.htm

http://tinyurl.com/2u25nm

グラウンドゼロをあとにし、訪問団はチャイナタウンのレキシントンストリートにある独立系メディア「デモクラシー・ナウ!」へ。「デモクラシー・ナウ!」は民主的な報道を目指しているメディアだ。裁判所や連邦銀行のある一角に、古めかしいがしっかりとした白い建物が建っていた。かつては消防署として使われていたという。それを30年前に買い取ってスタジオにしたのだ。

アポイントもなく訪れたにもかかわらず、スタジオ・マネージャーのマイクさんが案内をしてくれた。4階のスタジオではみんな忙しそうに仕事をしている。ミキサーやパソコン、ラジオの放送の録音をするブースなど、いろいろな機材が並んでいる。3階にはテレビ放送用のスタジオがあった。ここでは政治についての討論番組を作るという。行政・企業からの援助を受けていないので、自由で民主的な報道番組を作ることができる。それでもイラク戦争中は政府からのメディア・コントロールの圧力が及んだとマイクさんは言っていた。2階には障害者が、パソコンの操作を覚えてウェブコンテンツを作る作業場があったのが印象的だ。

創立者でディレクターを務めるジョン・アルバートさんのパートナーは日本人で、スタジオでは3人の日本人が働いていた。NHKとの共同製作番組「アメリカは変わったか」は、ジョンとスタッフが東海岸を旅し様々な地域でインタビューしたものだ。日本でもBSで放送されたばかりだという。それを見せてくれた。結論などない。ただインタビューして、こういう意見があると紹介するだけの番組だ。

番組中、地域によって全く人々の考えが違っているのは興味深かった。ニューヨーク周辺の保守的で白人ばかりの住む地域では、今回の戦争はイラクが仕掛けてきたのだから戦うのは当然、アメリカがイラクを民主的な国家にしたと思っている。一方で貧困層の多い黒人が多い地域では、アメリカの政府が仕事や福祉に金を使わないで、戦争ばかりに金を使っていることへの憤りが伝わってきた。戦争や占領はすぐに止めてしまえというのが、そこでの大方の意見だ。

人種のサラダ・ボールといわれるアメリカ。地域によって、世論が違うのかと実感できた。民衆もメディアも活発に発言してるんだなと思わずにはいられないニューヨーク訪問だった。


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《おまけ》

ラジオ局「Air America Radio」

http://www.airamerica.com/

http://en.wikipedia.org/wiki/Air_America_Radio

は、米国主要5都市およびインターネット放送で聴くことができるリベラル系、左派系メディアである。

ただしユーザー登録が必要なコーナーが多い。

posted by はなゆー at 10:22| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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