☆「ロビイング」(カマヤンの虚業日記)
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070424#1177357889
ところで私の観察するところ、日本では「ロビー活動」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%BC%E6%B4%BB%E5%8B%95
している人のうち一定数がヤクザで、国会ではヤクザの意見が「国民の意見」として通っているっぽい。平日日中に動ける人はそうとう「変な」人だ。だから国会周辺は「変な」人ばかりなのだ。
戦前はこのヤクザのことを「壮士」と呼び、「壮士」と国会の腐れ縁を絶とうとする立法をしようとしたころから国会が奇怪な荒れ方をし、政治テロが頻発したっぽい。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060611#1149966087
1926年の国会では「壮士」(ヤクザ)を「政治家ら切り離すための」法案が提出されましたが、スキャンダル合戦で荒れに荒れました。結局「壮士」(ヤクザ)を「政治から切り離す」ことに失敗し、新興宗教が軍と官僚に食い込み、「壮士」(ヤクザ)による政治への反撃は、1930年代の政情不安と無軌道を招きます。
当時から「壮士」は、官僚や政治家と結託していました。今とほとんど同じです。
1920年代半ばまで軍隊は人気がなく、縮小される議論が進行していましたが、その数年後には、「壮士」(ヤクザ)は軍や官僚に完全に癒着し日本政治を振り回すことになります。
というのも、1920年代末、「普通選挙」がはじまったことにより、軍や官僚に対抗する新しい政治勢力が生まれたので、従来の既得権益集団は結託してこの新勢力(普通選挙による支持)を潰す活動をしました。
その結果、イニシアチブを「壮士」(ヤクザ)へ渡すことになりました。
今年(2002年)の春のスキャンダル合戦(辻元や加藤紘一のスキャンダル)は、一説では、NPO議連を潰すための、公益法人・特殊法人利権グループの行動だとも言われます。99年に生まれたNPOという新勢力を潰すべく、70年前と同じことが政界で起きたのかもしれません。