2007年06月28日

「恐ろしいことが私の身に起きたのです」レイプされるイラクの女性たち

☆「恐ろしいことが私の身に起きたのです」:イラクの女性・少女に対する暴力 (ファルージャ2004年4月)

http://teanotwar.seesaa.net/article/46093544.html

http://www.asyura2.com/07/war93/msg/612.html

米軍の侵略と占領にともなって引き起こされた社会の崩壊と分断。その中で起きている女性・少女に対する暴力について、「難民女性・子供のための女性委員会」の報告。

「恐ろしいことが私の身に起きたのです」:イラクの女性・少女に対する暴力

「難民女性・子供のための女性委員会」報告
2007年6月22日

Electronig Iraq 原文

http://electroniciraq.net/news/newsanalysis/Terrible_things_happened_to_me_Violence_against_Iraqi_women_and_girls-3133.shtml

アンマン:昨日、イラク人男性が、私たちのあとを追ってきて、家族の話をどうしてもしたいと述べた。

「女性委員会」はヨルダンのアンマンに2週間滞在し、イラクから来た難民の女性たちと若い人々に聞き取りをした。イラクを席巻している残忍な暴力のために、400万人以上のイラク人が家を離れている。この戦争はイラクの人々の健康に信じがたいほどの犠牲を強いており、女性たちと少女たちがとりわけ体系的な暴力の標的とされている。

昨日、私たちはヨルダンに暮らす難民に医療費を割り引いてサービスを行う慈善病院を訪問した。病院を出て----訪問は5時間にわたった----すぐタクシーに乗り、約20分でホテルに着いた。ホテルに入る前に、小さな男の子を連れた30代の男性が駆け寄ってきて、通訳に、私たちと話がしたいと頼んだ。彼は、私たちが自分たちの仕事を病院の職員に説明しているところを耳にしたけれど、病院で私たちのところにきて注目を浴びるのを恐れたため、午後ずっと、私たちが病院から出てくるのを待って、ホテルまであとを付けてきたのだった。

彼はまず最初に「皆さんにお話しできるので、今日は人生で一番幸せな日となりました」と言い、それから彼の話を聞いてくれるよう私たちに頼んだ。技術者としての訓練を受けた彼は、米軍の侵略後、著名な国際人道組織の警備員として働いていた。その組織で働いていたことでゲリラから「米国のイラク占領を支持している」として標的にされた彼は、誘拐され、14日にわたって拷問を受けた。彼を拘束した者たちが手首の腱を切り裂いたため、右手は動かなくなっていた。足と背中にも重傷を負っていた。家族が身代金として1万ドルを払って彼は釈放されたが、金が必要だったため彼は同じ組織で仕事を続けた。数ヶ月後、24歳になる彼の妻と6歳になる娘が19日にわたって誘拐された。彼は私たちに、一緒に来て妻と話してくれないかと言った。妻にとってそれはとても大きな助けとなるだろうから、と。

その翌日、私たちは東アンマンにある彼の家を訪ねた。イラク人難民のほとんどが暮らす貧しい地域である。妻のジャミラ[本名ではない]とにこにこした二人の子供が私たちを暖かく迎えてくれた。ジャミラがインタビューに応じた。夫の仕事が理由で3週間近くにわたり彼女と娘が拉致されていたとき、彼女は妊娠9ヶ月だったという。「恐ろしいことが私の身に起きたのです」と彼女は言った。拘束者たちが彼女を強姦し、その後、彼女は出産予定日を1週間後に控えて流産したのである。私たちはこれまでイラク人女性が直接、自分が強姦されたと話すのを聞いたことはなかった----それは信じがたい恥とトラウマのもとである。彼女と夫の目から涙が流れ----痛みと苦しみがあたりを覆っていた----夫は、拳を握りしめ、絶望的な目つきで次のように言った。「ときおり私は、こんなことにはもう耐えられないから、この恥と苦しみから家族を救うために家族全員でガソリンをかぶってしまおうと思うのです」。

おぞましいことに、ジャミラの心臓のよじれるような話は異例のことではない。イラクでは、住民全員にトラウマを与えて士気をくじくために、女性や少女たちがますます多く標的とされている。「ゲリラ」の夫や兄弟を持つと疑われたとき、夫が見つからなければ女性が連れ去られて強姦される。ときに、夫や隣人たちの目の前で強姦されることもある。安全な状況はまったくなく、法の支配も社会構造全体も崩壊しているため、女性や少女をイラクから連れ去り売り払うトラフィッキング----米軍の侵略以前はほとんど耳にしたことがなかった----が増加している。絶望的な状況下に置かれたイラク人女性や少女は自分自身と家族の生活を支えるために性労働----これは「死刑宣告」だと私たちは耳にした----に従事することを余儀なくされ、また、場合によっては、「一時的結婚」という名のもとで売春を強制される。「そして、イラクでも、イラク人難民の間でも、家庭内暴力は急増しています」。

これは氷山の一角にすぎない。ヨルダンにいる、強姦されたイラク人女性たちは、強姦を生き延びた人たちにとって標準的なケアである、妊娠を避けるための緊急避妊処置を受けることも出来ず、HIV/AIDSの感染を予防する薬も手に入れることもできない。妊婦に対する医療は----緊急帝王切開も含め--- -無料であるが、結婚証明書がなければ対象外とされる。妊娠している未婚の女性や少女たちはときに危険な避妊を余儀なくされたり、不法状態で避妊処置をするために高額の支払いを医者にしなくてはならない。人道コミュニティは避妊を含む家族計画処置を提供しておらず、一般には処方箋なしで手に入るものの、女性によってはイラクからこっそり持ち込もうとする。

戦争下の女性と少女たちは世界で最も攻撃されやすい存在であることを私たちは知っている。彼女たちは性的暴力や虐待、搾取の標的とされる。私たち国際社会は、このおぞましい災厄と取り組まなくてはならない----世界中のジャミラたちにそれが今すぐ必要である。

posted by はなゆー at 22:15| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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