2007年08月16日

ついに共同通信が佐藤正久議員(ルビコン隊長)の発言を配信した

元陸上自衛隊1等陸佐の佐藤正久参院議員が、イラク復興支援の現場でオランダ軍が攻撃を受けた際、駆け付けてあえて巻き込まれて警護を行う考えだったことを民放ニュースで明らかにしたのは、意図的に緊急状態をつくりだした上での攻撃で自衛隊法や憲法に違反するとして、弁護士ら有志が、佐藤議員に公開質問状を送付した。

☆「駆け付け警護は違憲」 ひげの隊長に公開質問状 (共同通信→中日新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007081601000727.html

http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/751.html

集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会の内容を伝える10日の民放ニュースで、佐藤議員は「オランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集名目で駆け付け、あえて巻き込まれ(警護に)行ったと思う」との発言をした。

公開質問状では「実質的に正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにし、自衛隊派遣の国会決定を超えた行動」と批判、真意を問い掛けた。

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《公開質問状の内容》

参議院議員 佐藤正久殿

私たちは、平和を希求し、侵略戦争を廃絶することを願っている市民の有志です。

貴殿は、集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会に関するJNNの取材に対して、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった立場から、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことを明かにしました。

JNNの取材結果を伝えるTBSニュースによると、貴殿は、「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」と述べた上、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったと説明し、その理由として、「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と発言しています。

上記報道が正しければ、貴殿の言う「巻き込まれる」行為は、外形的には、正当防衛・緊急避難の好況下での攻撃を導くものですが、それは意図的に緊急状態を作出したうえでの攻撃であり、実質的には、正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにするうえ、自衛隊派遣の国会決定の意図を超えた行動を行うものでありシビリアンコントロールをも無視する許し難い行為というほかありません。

しかも、貴殿は、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」と発言しているとおり、貴殿は「巻き込まれる」行為が違法であることを認識しつつ、法を犯す決意でいたことは明白です。

そこで、貴殿に対し、次のとおり質問します。

1) TBSのニュースでの貴殿の発言は報道のとおりで間違いないでしょうか。

2) その場合、貴殿は、貴殿の予定していた「巻き込まれる」作戦を現在でも肯定しますか。

3) 貴殿の予定していた「巻き込まれる」作戦は、違憲違法なもので、シビリアンコントロールにも反するものだと思われますが、貴殿は違憲違法なもの、シビリアンコントロールに反するものだと考えますか。考えないという場合、その根拠をお示し下さい。

4) 貴殿は、国会議員として、自衛隊が海外に派遣された場合、今後も、「巻き込まれる」作戦をとることに賛成しますか。

5) 「巻き込まれる」行為によって攻撃を開始すれば、当然、貴殿の部下の生命が危険にさらされることになりますが、自衛隊法に違反してまで、現地の部隊長の判断で部下の生命を危険にさらす行為について、貴殿は肯定されるのですか。

6) 満州事変のきっかけとなった柳条湖事件は、旧日本軍の関東軍が自ら南満州鉄道の線路を爆破しながら、中国側の犯行だとして、中国東北地方の占領を開始する口実としたものですが、貴殿の予定していた「巻き込まれる」作戦は、まさに柳条湖事件を彷彿させます。貴殿は、柳条湖事件の関東軍の暴走についていかに評価しますか。

posted by はなゆー at 20:54| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐藤議員の発言を見ると、戦闘になっても自分は死なないつもりだったらしい。死ぬのは常に敵と部下であり、自分ではないと。勇ましいことを言う連中は昔から変わらない。
ところで、司令官がこんなことを考えていたなんてこと、当の部下や部下の家族はどう思っているんだろうね。
彼らが死ねば、やはり「国や家族を守るために死んだ」と言われるのかね?
Posted by 愛国人 at 2007年08月25日 23:32
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