☆東室蘭駅にAED設置 JR北海道、万が一に備え (室蘭民報)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/12/22/20071222m_03.html
JR北海道では平成17年12月から乗車人員の多い駅へのAED配備を進めており、これまでに札幌市内の4駅と新千歳空港駅などに設置している。今回新たに東室蘭をはじめ苫小牧、旭川、釧路、帯広、函館の計6駅に設置した。
☆ウィキペディア「自動体外式除細動器」の項→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E4%BD%93%E5%A4%96%E5%BC%8F%E9%99%A4%E7%B4%B0%E5%8B%95%E5%99%A8
自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき、Automated External Defibrillator,AED)は、心臓の心室細動の際に電気ショックを与え(電気的除細動)、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。
使い方は、電源を入れ、電極パッドを胸に貼り付けると心電図を解析して電気ショックを与えるべきかを調べる。電気ショックが必要と解析した場合には、機械の指示に従ってスイッチを押すと電気ショックを与える。従来の除細動器は医師などの専門家が使用することを想定されているため手動式であるが、空港などに公共の場に配備されている自動体外式除細動器(AED)は、操作を自動化して医学的判断ができない一般の人でも使えるように設計されている。操作はいたって簡単で、AEDの発する指示音声に従ってボタンを押すなど2〜3の操作のみで、取り付けもピクトグラムで分かりやすく説明されており、医療知識や複雑な操作なしに電気的除細動が実行される。AEDによる除細動の施行と併せて、そばにいる者が心臓マッサージ・人工呼吸を継続して行うことも救命のために絶対不可欠である。
実際にAEDを一般市民が使うケースは非常に多いと考えられる。日本では救急車が現場到着するまで平均で約6分強を要するが、心室細動の場合、一刻も早く電気的除細動を施行することが必要とされており、6分も待つ余裕は全くない。救急車の到着以前にAEDを使用した場合には、救急隊員や医師が駆けつけてからAEDを使用するよりも救命率が数倍も高いことが明らかになっている。こうしたことから、AEDをなるべく多数配置するとともに、一人でも多くの住民がAEDに関する知識を有することが非常に重要だとされている。