2008年04月12日

ハンマー男「サダム・フセインの像を倒したことを後悔している」

イラク情勢ニュース 速報&コメント 4月11日

http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html 


ハリルはサダム像を倒したことを後悔

マフディ軍を率いるサドルは、マリキ首相に「政治プロセスから排除し選挙への参加資格を奪う」と脅されると、いともあっけなく、4月9日に予定していた大規模な抗議デモの「延期」(事実上の中止)を呼びかけた。同じ日、5年前にサダム・フセイン像引き倒しに参加した1人のイラク人が、バグダッド陥落の5周年について報道陣に正直な感想を吐露している。要旨を紹介する。


バグダッド発−−5年前、バグダッド中心部でサダム・フセインの巨像引き倒しに参加したイブラヒム・ハハリルは、この象徴的なできごとに参加したことを今では後悔している、と4月9日に語った。

ハリルは像引き倒しから5周年について、「もし歴史が私を過去に連れ戻してくれるなら、引き倒したサダム・フセインの像にキスするだろう」と報道陣に語った。

ハリルはフィルドス広場で、「私は自分自身よりもサダム像を守るだろう」と語った。この広場は、かつて米海兵隊とイラク人が像の首にチェーンを巻いて引き倒したサダム像が建っていたところである。

「その日、一緒にいた友人たちも私と同じように感じている」とハリルはフィルドス広場で話した。ゲリラによる攻撃を予防するため、政府によってバグダッド市内は車両通行禁止になっていて、4月9日の広場はさながら無人地帯のようだった。

ハリルは5年前の出来事を回想しながら、米海兵隊が到着したとき、群集(訳註:実際は米軍関係者とそれに扇動された者、呼び集められた報道陣で、市民は遠巻きに見ていた)が広場に集まってきたことに触れた。「数人がコンクリートの台座の上に立つ象によじ登った。米兵が長いロープを渡して、それを象の首にかけて引っ張り始めた」とハリルは説明した。

「しかしロープが切れた。それで米兵は鋼鉄製のチェーンを寄越し、弟がクビにかけた。米軍の戦車がチェーンを引っ張り始め、すぐに首が落ちて、像は倒された。・・・それは歴史的瞬間で、私は生まれ変わったように感じた。・・・」

しかし5年がたって、喚声は消えてからずいぶんになるが、イラクの情況はずいぶん悪化したとハリルは言う。

「今になって私は、バグダッド陥落の日がまさしく暗黒の日だったことに気づいた。サダム統治の日々はもっと良かった」とハリルは言う。

「私はブッシュに、イラクを良い国にするといったお前の約束はどうした?と尋ねたい。この頃では、出かけるときはピストルを持って行く。サダム統治のときには、私たちは安全だった。1人のサダムを排除して、“50人のサダム”を引き入れてしまった」。


《アルジャジーラ動画ニュース「Iraq's hammer-man, five years on- 09 April 08》

http://jp.youtube.com/watch?v=M7g_lxhNUUM

The chaos and bloodshed that followed the fall of Baghdad have left some Iraqis ambivalent about the loss of their leaders.

Al Jazeera's Hoda Abdel Hamid speaks to one man instrumental in bringing down Saddam's statue.

posted by はなゆー at 06:55| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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