2008年04月25日

小論「チベット支援の反中国デモの偽善と危険」

「アメリカ、イギリス、フランス、そして他の西欧諸国の政府では、ここ数週間、国内での政府批判は減ったろう」


☆反中国デモの偽善と危険 (マスコミに載らない海外記事)

http://eigokiji.justblog.jp/blog/2008/04/post-eadf.html

http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/182.html


アメリカやイギリスや40以上の有志連合諸国が、イラクに対する侵略戦争をおこなっている一方で、ラサにおける人種的な暴動で100人が亡くなったことに対するこの道徳上の姿勢は、偽善の極みだ。

(略)

なぜニュースは、チベット問題のデモの話題ばかりで、イラク問題のデモではないのだろう?

(略)

デモをする人々は、ブルドーザーで潰された家屋や、破壊された果樹園や、殺されたパレスチナ人の子供たちのためには旗をふらない。

(略)

これらのデモはチベット人の役には立たず、むしろチベット人を隠された動機のために利用している。多くのチベット人は、したがって、こうしたデモには反対している。多くの中国人は歴史を忘れてはおらず、ラサの暴動とそれに続くデモを、中国を分断し、弱体化しようとする外国勢力の新たなたくらみだと見なしている。中国がチベット人を裏切り者として恐れるようになり、中国において、反チベット感情が広範に広がる結果となるという深刻な危険性がある。

(略)

だがもしも中国が、歴史上他の国々がしたように対応して、チベット人に対し、体系的で過酷な弾圧を始めるようなことになれば、現在デモをしている人々は、そうした出来事を招来した自分たちの役割を忘れるべきではあるまい。

(略)

記事原文のurlアドレス:
http://www.commondreams.org/archive/2008/04/14/8287/



諜報機関に騙されるな!
posted by はなゆー at 10:36| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>デモをする人々は、ブルドーザーで潰された家
>屋や、破壊された果樹園や、殺されたパレスチ
>ナ人の子供たちのためには旗をふらない。

>これらのデモはチベット人の役には立たず、む
>しろチベット人を隠された動機のために利用し
>ている。

鋭いですね。参戦国はイラク戦争の被害を報道しない。ましてやイラク派兵後の自衛官の死亡などテレビでは絶対に報道しない。そういう指摘をネットでやろうとすると公安警察が嫌がらせをしてくる。すべてそれは、日本が「戦時体制」にあるからです。ただし、戦争を想定しない日本国憲法がまだ存続しているから、戦前のように激しい抑圧や戦争動員が露骨に行なわれていないだけです。しかし、権力側は戦争動員体制を既成事実化させ着実に進め改憲を狙ってきています。

チベット問題を持ち出している勢力が、日本における少数民族抑圧・排斥を掲げている右翼・民族主義者たちに多い矛盾も注目したいですね。

昔の満州事変なども含めて、ユーゴにおけるドイツ派兵やユーゴ空爆にいたった東欧の悲劇を東アジアで繰り返してはならないと思います。

あくまでも冷静な国際外交が東アジアの「真」の平和にとっても望ましいでしょう。

石原慎太郎のように、これを機に中国と開戦しようというような流れにいたらないように我々は世論を喚起しなくてはなりませんね。

ただし、基本的には民族自決権賛成、いかなる民族抑圧反対、日本における少数民族抑圧反対、チベット抑圧反対というアプローチは重要だとも思います。

なぜなら、「他の民族が自由でないかぎり、自分の民族も自由ではありえない」からです。

ということで、鋭い指摘を今後も発信し続けてください。応援しています。
Posted by 日本国憲法擁護連合 at 2008年04月25日 12:16
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