2008年05月30日

中国への自衛隊派遣を持ちかけたのは日本サイドだった?

☆自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色 (読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000008-yom-pol

http://www.asyura2.com/08/china01/msg/164.html

政府は29日、四川大地震の被災者に向けた緊急支援物資の輸送について、航空自衛隊機の派遣を見送る方針を決めた。

世論の反発に配慮した中国政府が、受け入れに難色を示したためだ。日本政府は民間のチャーター機による輸送を検討する方針だ。

(略)

政府は中国側の物資提供の求めを受け、自衛隊派遣の準備を進めるとともに、中国側との調整を続けていた。


☆航空自衛隊機の中国派遣にたった一人反対した社民党にエールを送りたい (天木直人のブログ)

http://www.amakiblog.com/archives/2008/05/30/#000904

http://www.asyura2.com/08/senkyo50/msg/525.html

日本政府が発表しているように、中国政府が本当に進んで自衛隊機の輸送を日本に要請し、それが中国国民の反発を買って取りやめになったのなら、すべての責任は中国にある。

中国国民と中国政府の間に、認識の大きな食い違いがあり、中国政府が国民の声を読み間違って、国民の声に耳を傾けざるを得なかった、という事になる。

これは共産党中国の歴史上、大きな事件である。

しかし、そんなことはまず考えられない。

そうだとすると、これは日本外交の下手な工作が失敗したという事ではないのか。

震災援助という名目で自衛隊を使うことを中国が反対しない事を逆手にとって、中国政府の反日政策が変わった、日中関係は福田政権でここまで劇的に好転した、という事を、政府は日本国民に宣伝しようとしたのではないか。

メディアがその情報操作に加担したのではなかったのか。

それが、中国国民の反応を見て、これはやばいと日本政府が政策を急転させたのではないのか。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

《おまけ その1〜関西在住の知人から私が今朝入手した情報》

大阪朝日放送の「おはようコールABC」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%ABABC

今朝は作家の若一光司さん

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E4%B8%80%E5%85%89%E5%8F%B8

のお話でした。

自衛隊機が中国支援のために飛ぶという話、潰れましたが、若一さんの話によると、この件、日本と中国の間で交渉していたものの、話が煮詰まる前に日本側が独断で発表してしまい、それが中国共産党や軍の反発を引き起こして、断念となった。

つまり、日本側の情報取り扱いに問題があり、中国国内で話がまとまる前に発表してしまったことに問題があるということなのです。これは日本の責任と言うことでした。

これを聞いて、日本の外交センスのなさを感じてしまいました。


《おまけ その2〜「在日琉球人」さんのミクシィ日記》

http://www.asyura2.com/08/china01/msg/163.html

左翼というだけで、日本と中国の左翼を一緒くたにしてはいけない。

イギリス労働党と朝鮮労働党がまるで違うように、左翼にも様々な種類がある。

確かに、日本の反戦平和左翼は、憲法9条が好きで、自衛隊を否定している。

しかし中国共産党は、憲法9条なんかどうでもいいし、自衛隊を否定なんかしていない。

現に、自衛隊と人民解放軍は軍事交流してるではないか。

だいたい中国人が、「法律」という紙切れで「軍隊」が縛れる、なんて信じるはずが無い(笑)。

それどころか、中国共産党は、中ソ対立の時代には「日本政府は自衛隊を強化し、アメリカの対ソ包囲網を助けるべきだ」と主張していたのである(笑)。

反戦平和の発想は、日本の左翼特有のスタイルであって、中国共産党に反戦平和なんて発想は1ミリグラムも無い。

自衛隊海外派兵!中国へ!なんて興奮してるのは、日本人だけ。

(略)

次に、中国共産党から日本政府への「プレゼント」でもある。

中国に派兵してOKということは、今後、自衛隊を(朝鮮半島や台湾などのリアルな場所を除いて)世界中の何処へ「非軍事的」派兵をしても、中国共産党は黙認する、ということだ。「軍事的」派兵はまた別の話だろうが。

これは中国共産党が日本政府へ「貸し」を作ったことになる。

震災援助を受けたという「中国側の借り」を相殺して余りある「日本への貸し」である。

それから、中国共産党最後のメッセージは「われわれは自衛隊を脅威だとは思っていない」という事だ。

これは友好的な意味にも取れるが、ライバル関係だとすれば日本は馬鹿にされているのだ(笑)。

今回の事を日本の保守派が喜んでる理由が判らない。

posted by はなゆー at 12:24| ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私がコノ報に接して最初に思ったのは「$崩壊に向け、中国が本気で日本を取り込む気になった!」でした。「流石、4千年だか、自称5千年だかの歴史がある大国は、遣り口が凄いなー!」と思って。日本という国家の中で、今一番欲に呆けてて、米軍産能源複合体に一番近しい位置に居るのが、米軍再編利権と直結してる自衛隊だからね。ツイこの間、国会内で割腹しやがったB層右翼の陸士長(20歳)は出してるし、戦前で言えば2・26前夜みたいな、金に飽かせた万能感が、制服組首脳陣の間に漂ってる。佐藤隊長の議員当選も大きい。文字通り、日本の栄えを亡くさしめる亡栄省だから。
Posted by 田仁 at 2008年05月30日 15:37
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

見れば見るほど本質が分からなくなる、朝日の「有害サイト規制をめぐる与野党の構図」マトリクス図。犯罪的と言ってもいいナ。
Excerpt:  以前の投稿「 「有害サイト」名目、ネット規制に要注意!世界の現実を知らずただ面白おかしく生きる頭空っぽの日本人が今以上に増殖するかも、。」でもご紹介した、 有害サイト規制綱引き 青少年保護か表現の自..
Weblog: 雑談日記(徒然なるままに、。)
Tracked: 2008-05-30 14:17