2008年05月31日

毎日新聞「中国側から自衛隊機派遣の要請はなかった」

「自衛隊派遣案がもともと人道支援ではなく、政治的意味合いから出発していたわけで」

☆四川大地震 自衛隊機派遣見送り 「成果」焦った?日本 (毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000176-mai-cn

http://www.asyura2.com/08/china01/msg/167.html

政府関係者は「中国から求められた」と口をそろえたが、実際には日本側が持ち出していた。12日の地震発生の直後、政府は(1)資金援助(2)物資援助(3)緊急援助隊の派遣(4)医療チームの派遣−−の4提案とともに「自衛隊の派遣を要請してはどうか」と提案した。

検討されたC130輸送機での支援内容は、数千万人規模という被害に比べ、テントや毛布の量がかなり限定的。外務、防衛両省には「実現すれば日中関係にとって画期的で、関係改善の象徴的出来事になる」と色めく幹部がいた。


《関連記事》

☆神浦元彰氏「中国への自衛隊機派遣を提案したのは日本側だろう」 (昨日の拙稿)

http://www.asyura2.com/08/senkyo50/msg/533.html

http://alcyone.seesaa.net/article/98584244.html


▼ 軍事評論家・神浦元彰氏の分析(5月29日) ▼

中国側から日本にわざわざ自衛隊機による物資輸送を提案することはない。もし防衛省が自衛隊輸送機の不足を理由に、民間チャーター機での輸送を提案すれば、中国側の好意は”否定され”顔に泥を塗られたことになるからだ。中国側が求めているのはテントや毛布で、自衛隊の輸送機による支援ではない。

今回の救援要請は形の上からは中国政府から北京の日本大使館に寄せられたことになっているが、実際は日本政府内で事前に検討され、あえて中国側からの要請に答える形にしたと考えた。あらかじめ防衛省と外務省が政府幹部の要請に、自衛隊輸送機の物資輸送を確約しての依頼であると推測した。


▼ 外務省出身・天木直人氏の分析(5月30日) ▼

日本政府が発表しているように、中国政府が本当に進んで自衛隊機の輸送を日本に要請し、それが中国国民の反発を買って取りやめになったのなら、すべての責任は中国にある。

中国国民と中国政府の間に、認識の大きな食い違いがあり、中国政府が国民の声を読み間違って、国民の声に耳を傾けざるを得なかった、という事になる。

これは共産党中国の歴史上、大きな事件である。

しかし、そんなことはまず考えられない。

そうだとすると、これは日本外交の下手な工作が失敗したという事ではないのか。

震災援助という名目で自衛隊を使うことを中国が反対しない事を逆手にとって、中国政府の反日政策が変わった、日中関係は福田政権でここまで劇的に好転した、という事を、政府は日本国民に宣伝しようとしたのではないか。

メディアがその情報操作に加担したのではなかったのか。

それが、中国国民の反応を見て、これはやばいと日本政府が政策を急転させたのではないのか。

posted by はなゆー at 09:53| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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