2008年10月16日

〔史料〕野田聖子氏、アムウェイ会長や役員の表敬訪問を受ける

野田聖子氏の公式メールマガジン「キャサリン通信」第35号

2005/10/15


http://archive.mag2.com/0000127727/20051015080000000.html?start=80

http://www.webcitation.org/5bbmEbgLw

・14日(金)

○衆院環境委員会に出席。

○アムウェイ・コーポレーション会長S・ヴァンアンデル氏ほか
 役員の皆さんの表敬訪問を受ける。

★ヴァンアンデル会長はアメリカの方ですが、私がかつて留学した
 ミシガン州のジョーンズビルの隣町にいらしたとか。
 そんなローカルな話で盛り上がりました。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


《備考》


野田聖子氏の公式メールマガジン「キャサリン通信」2007.6.15

http://archive.mag2.com/0000127727/20070615230628000.html?start=20

http://www.webcitation.org/5bWwTrRnJ

より。


【今後の講演等活動予定】

6月30日(土)の午後1時より3時まで、子育てネットワーク4つ葉 プロジェクト主催『2007年4つ葉タウンミーティング 〜いまこそみせてよ!おかあさんのそこぢから〜』(於:東京都渋谷区・アムウェイ(株) 本社ビル地下ホール)にゲストパネリストとして参加します。



【10月発売予定】アイズプロジェクト エヴァンゲリオン 綾波レイ 水着ver.3(ホワイト)
posted by はなゆー at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

〔史料〕野田聖子氏による「マルチ商法」擁護とも解釈できる国会質問

第136回国会 商工委員会 第7号

平成八年四月十日(水曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/136/0260/13604100260007a.html


○野田(聖)委員 

自由民主党の野田聖子でございます。

 本委員会に付託されております訪問販売等に関する法律等の改正の議論に先立ちまして、まず初めに、現行法の生い立ちとか考え方をここでもう一度確認したいと思います。

 まず初めに、日弁連の「訪問販売法改正に関する意見書」という資料がございまして、それを読みますと、「連鎖販売取引」のところで、連鎖販売取引規制というのは、昭和四十九年七月の国民生活審議会消費者保護部会の中間覚書、または同じ年の十二月の産業構造審議会流通部会の中間答申の「基本的には、マルチ商法が上述のような種々の問題を抱え、社会的トラブルの原因にもなっていることに鑑み、その活動を実質的に禁止するよう厳しい規制を行うべき」との方針に基づくものであるというふうに述べられております。

 つまり、昭和五十一年に制定されている一番最初のこの法律というのは、マルチ商法というのができ始めてさまざまな被害が増大したから、これは実質悪であるという前提に立って、とりわけ連鎖販売取引というのが実質悪いものである、だから取り締まっていくというようなベースにあるのではないかと思っています。

 ところで、今非常にわかりづらいのは、訪問販売というのと連鎖販売取引というのの違いが非常にわかりづらい。むしろそれはリンクしているのではないかという感じがいたします。

 ただ、現実問題、この法律に基づいて、世間的に連鎖販売取引というのは悪名が高いものですから、その名を名乗るよりも、むしろその要件のうちの特定負担二万円以上にかからないものは、実態は連鎖販売取引であっても訪問販売ということを名乗れるわけですから、そちらの方が世間一般の通りがいいということで、多くの業界が、実質は連鎖販売取引の形態があるにもかかわらず、特定負担金が二万円以上でないということを理由に訪問販売という形をとらざるを得ない。訪問販売という名前の方が連鎖販売取引よりも世間の消費者の受けがいいというような、そういうねじれ現象を起こしているのではないかということを感じております。

 そこで、つまり私が申し上げたいのは、連鎖販売取引というのがあらかじめ悪質であるという前提に立ってこの法律が制定されているのではないか、そして、その連鎖販売取引というのはすなわち訪問販売の取引の一部の形であるということで、訪問販売というのと連鎖販売取引というのは別個のものではなくて、ほとんど同じものになってくるのではないかということを確認しなければならないと思います。

 そこで、これは昭和四十九年にそういう中間の答申があって、五十一年にできた法律ですけれども、平成八年の現在、訪問販売とか通信販売という業界はもう極めて日常的な消費活動になっているのではないかと思います。私自身、何か物を買うときも、デパートや商店街に行くことと同じぐらいの頻度で通信販売のカタログを利用したり、やはり友人がやっている訪問販売によって商品を買うということが日常茶飯事、当然のことのように行われている現在になってきている。

 また、それはただ感覚だけではなくて、実際に数字の上でもあらわれているわけで、例えば調査室が出してくださったこの資料を見てみましても、法律ができた当時、昭和五十一年の売り上げというのが六千八百億円であった訪問販売は、平成六年には三兆一千億円になっている。あわせて通信販売の方も、昭和五十一年、二千八百億円であったものが、平成六年においては二兆円を超える額になっている。非常に、消費者にとって通信販売とか訪問販売というのが当たり前の消費活動になっている中で、今回、その法律の改正が改めて行われることになりました。

 ところで、それとは別な話として、最近の日本の国における産業政策、これはまあ大臣も所信でおっしゃっておられましたけれども、やはり今までの産業構造では行き詰まってしまうから、新たに抜本的に変えていこうという意見が大であります。そんな中で、ベンチャービジネスとかアントレプレナーを育成していこうということに力点が置かれています。

 私はここで、訪問販売、これは連鎖販売取引の形をとっているものが多いわけですけれども、この業界こそいわゆるベンチャービジネスのさきがけとして存在しているのではないか。そうであれば、今までの連鎖販売取引イコール悪であるというような考え方を大きく転換しまして、この際、日本の次代の産業を支えるいわゆるベンチャービジネスの一つ、新産業としての認知をし、かつその業界の健全な発展を支援するというふうな立場で、これからはこの法律を通じて国は取り組んでいくのではないかということを考えております。

 それにつきまして政府のお考えをお尋ねしたいと思います。

(略)

○野田(聖)委員 

今の御答弁で、つまりマルチ商法とか連鎖販売取引という言葉自体は悪質ではない、正当な業であると、ただし、悪質なものと良質なものを区別してこれからは対応していくというふうに理解させていただきたいと思います。

 そんな中で、今回、禁止行為の対象が拡大されております。これは、今まではいわゆるリーダー格の人を罰するわけですけれども、今後は末端の人たちにまでその規制というか罰を、ペナルティーを科すというような大網をかけるやり方になっているわけです。

 確かに、これだけマーケットも大きくなり、悪質な業者が実際存在するということで、それらの人たちに対して厳しく取り締まりをしなければならないことは十分承知しておりますが、かえってこの方法をとることが一番いいことなのか。むしろ、例えば田んぼにある雑草を農薬で駆除しようと思ったら、いい作物まで枯れてしまう、そういうようなことになりかねないのではないかということを懸念しております。

 なぜならば、例えば、今回禁止行為の拡大をするものの一つに威迫行為というのがあります。これは、その相手をおどかして無理やり買わせたり、そういうことをしてはいけないということなのですが、ただ、この威迫という言葉は極めてあいまいで、非常に感情的だと思います。例えば、私がそういう意思がなく依頼したとしても、受け取った側には非常に威迫であったというようなことが人間社会の中で間々あるわけでございます。身近な例ではセクシュアルハラスメントがそのいい例で、男性からするとそんなつもりではなかったけれども、そのことをされた女性からするとこれはセクシュアルハラスメントであるという不毛の議論が、実際に今、日本で起きていて、それに近いものがこの威迫という言葉にも含まれているのではないかと思います。

 もし末端の人たちにまで禁止行為の対象を拡大させるとするならば、もう少し懇切丁寧に、具体性のあるものを提示していかなければならないのではないか。これは非常に感覚的なもので、あいまいではないかということが心配されるところです。むしろ、あいまいであるがゆえに、良質な活動を行っている人たちが非常に不安を感じたり、せっかく一生懸命頑張ろうと思っても、何だかちょっとしたことで自分たちは捕まるかもしれないというような、そういうおそれを抱かせて、せっかくこれから伸び行く良質のマーケットがしぼんでいくということは、これは非常に残念なことではないかと思います。

 そこでむしろ、現行法の規制の統括者へのペナルティーというのはさらに厳しくしたとしても、私たちは今後、消費者保護という、またこれもわかりづらい言葉なんですけれども、消費者を危ないものに近づけないという考え方よりも、やはり賢明な消費活動ができる国民を育てていくという方向に、少なくとも通産省は進んでいかなければならない。なぜならば、通産省が推進している規制緩和というのは、消費者等の自己責任が表裏一体であるわけです。

 そういうことで、むしろこの場合は、国が公権力を介入することによって大網をかけるというよりも、業界を発展させて、その中での自主規制とか商道徳を育てていくような、そういう支援を振り向けていくことはできないのか。また、消費者保護ということであれば、一たん受け取ったものに対して不満があれば、それを完璧な形で返品できるような、そういうものを担保した方が具体的な消費者保護につながっていくのではないかということを思っていますが、いかがでしょうか。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


《備考》


野田聖子氏の公式メールマガジン「キャサリン通信」2007.6.15

http://archive.mag2.com/0000127727/20070615230628000.html?start=20

http://www.webcitation.org/5bWwTrRnJ

より。


【今後の講演等活動予定】

6月30日(土)の午後1時より3時まで、子育てネットワーク4つ葉 プロジェクト主催『2007年4つ葉タウンミーティング 〜いまこそみせてよ!おかあさんのそこぢから〜』(於:東京都渋谷区・アムウェイ(株) 本社ビル地下ホール)にゲストパネリストとして参加します。



posted by はなゆー at 04:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

〔資料〕創価大学・創立30周年・主要就職先統計

http://www.geocities.jp/nada123jp/soukadaigaku.jpg

防衛省:11人
総務省:10人
法務省:14人
法務局:13人
検察庁:07人
外務省:50人 ←多い
国税庁:44人 ←多い
文科省:04人
厚労省:09人
経産省:01人
国交省:20人
海保庁:01人
警 察:06人
裁判所:49人 ←多い

posted by はなゆー at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

〔史料〕国契約業者が小渕優子議員が代表の自民党支部に寄付  

☆国契約業者から20万円寄付 小渕優子議員代表の自民支部 (産経新聞。2008.5.29)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080529/crm0805291827031-n1.htm

小渕優子衆院議員が代表を務める自民党群馬県第5選挙区支部が、平成15年の衆院選公示直後、国と請負契約を結んでいた建設会社「山内工業」(同県沼田市、破産手続き中)から20万円の寄付を受けていたことが29日、分かった。

posted by はなゆー at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔史料〕日本道路興運が小渕優子議員に300万円献金

☆受注最大手の日本道路興運、小渕議員に300万円献金 (産経新聞。2008.7.16)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080716/crm0807160126002-n1.htm

公正取引委員会の立ち入り検査を受けた日本道路興運側が平成12年から18年にかけ、自民党の小渕優子衆院議員側に計304万円を献金していたことが分かった。

(略)

同社をめぐっては、15年3月期までの7年間に約2億8000万円の所得隠しを指摘されたほか、当時官房長官だった細田博之衆院議員(自民)ら複数の政治家の運転手給与の肩代わりをしていたことが明らかになっている。

posted by はなゆー at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

〔史料〕カビ毒「アフラトキシン」に関する昭和50年の国会

第075回国会 農林水産委員会 第17号
昭和五十年六月二十四日(火曜日)

農林大臣  安倍晋太郎君


http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/075/1230/07506241230017a.html

○ 参考人(粟飯原景昭君) おはようございます。

国立予防衛生研究所食品衛生部に勤務いたします粟飯原景昭でございます。

(略)

 また、第二に穀物、これは農産物などに深いかかわりのあります「かび」と、「かび毒」の問題を一言申し上げておかねばならないと思います。

 最も強烈な経口発がん性を示し、しかも人の肝がん発生にも無縁ではないことがほほ疫学的に世界各地で証明されておりますアフラトキシンという物質は、ある特定な、かびの生産するかび毒と言われるものであります。ちなみに、そして私ども、このアフラトキシンというかび毒は、幾つかの経口発がん物質というものが、現在経口でがんを起こす物質というものが幾つか知られておりますけれども、その強さは群を抜いて強く、これは動物実験の例でございますけれども、ラットに対する動物実験、一日に〇・二マイクログラム――マイクログラムと申しますのは、一ミリグラムの千分の一でございますけれども。で、約十六カ月飼育いたしますと、一〇〇%の肝臓がんができてまいります。

 その他、最近、世界で問題になっておりますのは、ニトロソジメチルアミンというものでございますけれども、以下こういうふうな関係にある。これをごらんいただきましても、ここだけ見ていただきますけれども、この強さ、これは逆で、たとえばバターイエローと称せられるDABに比べてアフラトキシンは四万五千倍の強さがあるということになるわけでありまして、現在私ども人類が知っております物質の中では、最高の発がん物質と言うことができます。しかも、その発がん物質がかびという天然物質で出されているということが非常に重要な問題であります。

 で、ここに回覧申し上げますけれども、(資料を示す)一番こちらがそのアフラトキシンを入れまして飼育いたしましたアヒルの肝臓で、これは正常なものでございます。で、これは一週間たったアヒルの肝臓、これは二週間目でございますけれども、普通のアフラトキシンの入ってないえさであれば、こういうふうな状態で育つのが、一週間たつとこうなり、二週間たつとこうなると。非常に、これはまだ前がん症状で決してがんになっている状態じゃございませんけれども、私どもの研究室でやりました実験でございますけれども、このように強烈な発がん物質が自然界の中にはあるということであります。

 さて、大分時間も超過いたしますので、最後にこのような関係から、従来食品衛生の分野というのは、ここで点線の書いてありますところが、ございますけれども、真ん中に。それから、こちらの方が食品衛生の分野として私どもが働いてきたわけであります。しかし、かねがね食品衛生で勉強しております者として、どうもここからだけでは心もとない、もちろん研究的にはこちらをなさっている方々ともいろいろ協力もするし、部分的にはやっておりましたけれども、ここの部分も何とかして守っていかなければならないとかねがね思っていたわけでございます。で、私は、法文その他についての詳しいことはなかなかむずかしくてわかりにくいので、よくわからない点もございますけれども、ここの部分にも、食品衛生と対応した形のこの部分を守るというふうな方法が講ぜられるということが非常に大事なことであり、将来協力的な、総合的な、そして食糧の生産から消費、摂食に至る一貫した流れとして自然界の有毒微生物、あるいは有毒生物、有害生物などとの問題を対処していく必要があると感ずる次第でございます。

 時間を超過いたしまして失礼いたしました。



posted by はなゆー at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔言動史〕麻生次期首相「女性に参政権を与えたのは最大の失敗」

☆新総裁 麻生氏 発言録 婦人に参政権与えたのは失敗/創氏改名は朝鮮の人が望んだ/豪雨、岡崎だったからいい (赤旗)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-23/2008092302_03_0.html

http://www.asyura2.com/08/senkyo53/msg/851.html

「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」

(一九八三年二月九日、高知県議選の応援演説)



舞(1)
posted by はなゆー at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

〔史料〕「日本ライス」が国産米に中国米を混入(2007年)

2007年5月31日の朝日新聞の記事「国産米に中国米を混入、日報廃棄し偽装隠す 日本ライス」。元記事は既にデッドリンクとなっているが 

http://koku.iza.ne.jp/blog/entry/184575/

で読むことができた。

         ↓
 
逮捕された元従業員は府警の調べに、「秋田県産あきたこまち 100%」や「北海道産きらら397 100%」に、中国米を多いときで全体の3割ほど混入したと話したという。

posted by はなゆー at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

〔史料〕「日清医療食品」の2007年9月のプレスリリース

※ 注:IEブラウザ以外のブラウザとの相性が悪いサイトのようである。

           ↓

2007年09月18日 17:57
日清医療食品 食中毒事故発生に関するリリース

(元祖・兜町ライブニュース)

http://www.stockstation.jp/stocknews/4878

日清医療食品(4315)は、同社が給食業務受託中の医療機関で、病院の喫食者のうち109名に嘔吐、下痢等の症状があり、総合的判断の結果食中毒と断定された、とのリリースを発表。

9月17日付で、茨城県日立保健所長より同社に対し営業禁止命令書が出された、とのこと。


☆ウィキペディア「日清医療食品」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B8%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E9%A3%9F%E5%93%81

2008年9月 米販売会社三笠フーズが工業用の「事故米」を食用として不正に転売していた問題が発覚し、転売先である日清医療食品から病院や高齢者施設に供給されていた中国産うるち米を保健所が検査したところ、基準値を超える残留農薬のメタミドホスが検出された。日清医療食品の供給した「事故米」の多くは既に赤飯やおこわ、もち等に調理され消費された。問題発覚当初、日清医療食品は「事故米」の購入量を704kgと発表していたが、その後購入量は734kgだったと訂正を行っている。



【予約】新世紀エヴァンゲリヲン 綾波レイ スポーツタオル(コスパ/2008年10月再販)
posted by はなゆー at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

〔史料〕安倍内閣「牛乳のアフラトキシン汚染の定期検査はしない」

● 輸入飼料のアフラトキシン問題に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。
平成十九年七月四日

紙智子

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/166/syuh/s166066.htm

「日本の牛乳は、国際基準を下回っているとはいえ、アフラトキシンB1が乳牛の体内で代謝・産生されたアフラトキシンM1(アフラトキシンB1の毒性の十分の一の毒性を持つ)に例外なく汚染されている。それだけに、このアフラトキシン対策は、国民の食の安全と安心の確立のために不可欠である。」

「食品については、輸入届出制度が、食品衛生法に基づいて確立されているが、飼料については、輸入届出制度を確立しない理由を明らかにされたい。」


●参議院議員紙智子君(共産)提出輸入飼料のアフラトキシン問題に関する質問に対する答弁書

平成十九年七月十日

内閣総理大臣 安倍晋三

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/166/touh/t166066.htm

・水際での検査は必要ないと考えている。

・実態調査を行う考えはない。

・定期的な牛乳のアフラトキシンM1汚染検査をする考えはない。

「牛乳がアフラトキシンM1に汚染される原因は、牛がアフラトキシンB1に汚染された飼料を摂取した結果、牛の体内でアフラトキシンB1が代謝され、生成されたアフラトキシンM1が乳中に移行することによるものと承知している。」



止まらない「タフソーラー」、狂わない「電波受信機能」、壊れない「耐衝撃構造」を併せ持つG-S...
posted by はなゆー at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

〔資料〕故・伊藤和也さんアフガン赴任の志望動機の全文

http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082701000935.html  

http://www.asyura2.com/08/senkyo52/msg/775.html

ペシャワール会事務局が27日公表した、伊藤和也さんの志望動機の全文は次の通り(原文のまま)。


ワーカー(現地で働く人)志望の動機

伊藤和也


 私がワーカーを志望した動機は、アフガニスタンに行き、私ができることをやりたい、そう思ったからです。 私が、アフガニスタンという国を知ったのは、2001年の9・11同時多発テロに対するアメリカの報復爆撃によってです。

 その時まで、周辺国であるパキスタンやイランといった国は知っているのに、 アフガニスタンという国を全く知りませんでした。

 「アフガニスタンは、忘れさられた国である」

 この言葉は、私がペシャワール会を知る前から入会している「カレーズの会」の理事長であり、アフガニスタン人でもある医師のレシャード・カレッド先生が言われたことです。今ならうなずけます。

 私がなぜアフガニスタンに関心を持つようになったのか。

 それは、アフガニスタンの復興に関係するニュースが流れている時に見た農業支援という言葉からです。

 このこと以降、アフガニスタンに対しての興味を持ち、「風の学校」の設立者である中田正一先生の番組、偶然新聞で見つけたカレーズの会の活動、そして、カレーズの会の活動に参加している時に見せてもらったペシャワール会の会報とその活動をテーマにしたマンガ、それらを通して現地にいきたい気持ちが、強くなりました。 私は、関心がないことには、まったくと言っていいほど反応しない性格です。

 反応したとしても、すぐに、忘れてしまうか、流してしまいます。その反面、関心を持ったことはとことんやってみたい、やらなければ気がすまないといった面があり、今回は、後者です。

 私の現在の力量を判断すると、語学は、はっきりいってダメです。農業の分野に関しても、経験・知識ともに不足していることは否定できません。ただ私は、現地の人たちと一緒に成長していきたいと考えています。

 私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、戻すことをお手伝いしたいということです。これは2年や3年で出来ることではありません。 子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも近づけることができるよう、力になれればと考えています。

 甘い考えかもしれないし、行ったとしても現地の厳しい環境に耐えられるのかどうかもわかりません。

 しかし、現地に行かなければ、何も始まらない。

 そう考えて、今回、日本人ワーカーを希望しました。 

2003・6・15

posted by はなゆー at 03:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

〔アーカイブ〕イラク滞在13日間の後、体内から劣化ウラン検出

=============================

イラク戦争劣化ウラン情報 No.13 2004年2月8日

アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘

=============================

ウラニウム医療研究センターのドラコビッチ博士より驚くべき情報が届きました。

昨年の9月から10月に行われたUMRCのイラク現地調査を行ったスタッフのうちの二人が劣化ウランで汚染されていた事が分かったというのです。その一人はテッド・ウェイマンだと思われます。

彼らは13日間にわたり、イラクのバスラからバグダッドまで米英軍の侵攻ルート沿いの各地の戦場の調査を行い、バグダッドでは衝撃と畏怖作戦(空爆)の爆撃地点のウラン汚染調査を行いました。確かに破壊されたイラク軍の戦車などの調査ではバックグラウンドの数千倍という非常に高い放射線が観測されました。しかし、わずか2週間の調査活動で尿から劣化ウランと分かるほどの濃度のウランが検出されるとは驚くほかありません。汚染は調査期間中に空気中に浮遊した劣化ウランの微粒子を吸い込んだためと考えられます。調査は放射線が高いとは言え、特殊な場所ではなく一般市民が立ち入り可能な場所で行われています。また、これらはいずれも都市の近くであり、一時的な滞在者である彼ら以上に長期にわたってそこで生活する市民の被曝の危険が懸念されます。UMRCがイラク市民、NGOスタッフ、連合軍兵士、外国人請負業者に警告を発しているのはそのためです。

日本の国会では石破防衛長官が、「米軍は劣化ウランを使ったとは言っていない」ということに加えて、「ウランは食べたり飲んだり摂取しなければ被曝せず、健康に影響はない」という全くでたらめな答弁を繰り返しています。もちろんUMRCの調査チームはウランを食べたり飲んだりなどということをしたはずがありません。口からの吸入の危険をこれほどはっきりと示している例はないでしょう。UMRCの文書に有るように英国のイラク戦争従軍兵士からの尿からも劣化ウランが検出されています。兵士や一般の人が劣化ウランに被曝し、体内をウランで汚染されているのは明かです。そして、つい先日のスコットランドの湾岸戦争帰還兵の裁判で明らかなように、体内に劣化ウランが取り込まれることによって血液中での染色体異常が発生しているのです。健康への影響が起こることは極めて高い必然性を持つと思います。イラク市民に対する防護措置、全面的な調査が緊急に必要です。

テレビでは陸上自衛隊本隊のサマワ到着がレポートされています。日本政府は、イラクの人々だけでなく自衛隊も劣化ウラン/ウラン吸入の危険に曝されていることを真剣に受け止めるべきです。核燃料物質をかつてないほど大量にばらまいて人々を危険にさらし、環境を取り返しがつかないほど破壊した米英軍に加担することを直ちにやめ、即刻自衛隊を撤退させ、米英軍の責任を追及するべきです。

=============================

UMRC情報ニュース

2004年 2月6日

イラクにいるNGOスタッフ、連合軍兵員、外国人請負業者、
および一般市民へのウラン汚染の危険性の警告

2004年2月6日〜最近終わったばかりの実験室での分析結果はウラニウム医療研究センター(UMRC)の現地調査チームの2人のメンバーが劣化ウラン(DU)で汚染されていることを示しています。2人の現地調査スタッフ〜一人はカナダから、もう一人はベイルートから参加しました〜は2003年10月に13日間にわたってイラクを旅行しました; それはイラクの自由作戦の空爆と陸上部隊の作戦が休止して5ヶ月後のことでした。質量分析器を使って、UMRCのドイツの共同研究者の実験室は調査チームメンバーの二人の尿サンプルで劣化ウランを測定しました。

UMRCの現地調査チームは、イラク南部において英米軍が支配した戦闘エリアと爆撃地点を調査しました。その中にバグダッド、ナッシリア、スウェイラ、バスラが含まれています。(詳細についてはUMRC.netの「カシブからアカフまで;現地調査報告」で見ることができます)。チームの劣化ウラン汚染の原因があるコンディションは、ウランと空中に浮かんだウラン酸化物と金属微粒子がいっぱいの、空中に巻き上げられた極めて細かい土とほこりの吸入であると考えられます。ウランは26日間のイラク自由作戦の間に米英軍が使用した対戦車貫通弾、制圧用弾薬、及びバンカー破壊用弾頭に使われています。主要な戦闘が終わって数ヶ月後の2週間の間に起こったUMRCのメンバーの汚染は、市民、NGO組織のスタッフ、連合軍と外国人の請負業者と外交スタッフの危険を表しています。

UMRCは第1次湾岸戦争に参加したカナダ、英国、米国兵士の尿に劣化ウランを1997年に最初に発見した研究グループです。戦場でのウランの尿への排泄が被曝後6年経って確認されたのでした。2004年1月に、米国退役軍人省は体内に劣化ウラン弾が残っていない米国兵士達から、砂漠の嵐作戦から8年経って劣化ウランを検出したと認めました。2001年、そして再度2002年に、UMRCは不朽の自由作戦[アフガニスタン戦争]で使用された爆弾の爆煙に被曝したアフガニスタンの市民の中で、人工の同位体ウラン236を含む人工的なウランの高い濃度の汚染を測定しました。

2003年11月に、英国国防省がガーディアン紙に、英国が行った戦場でテリック作戦についてUMRCが高いレベルの放射能を発見したという結果を否定する公式の見解を発表しました。国防省は戦場でのウランの残存物は破壊されたイラクの戦車の中に安定して残り、人間にとって生物学的に使えるようになることはできないとはっきりと述べました。その後で、国防省はバスラで軍務についていた第1装甲師団の兵士達の尿から異常に高い濃度のウランを発見しました。(2003年9月、英国の劣化ウラン監督評議会議事録、湾岸戦争帰還兵病気部門、英国国防省)。国防省が今ではドイツの戻っている兵士の中で発見したことは、UMRCスタッフの汚染と合わせると、イラクにおいて被曝した一般市民と外国の兵員を保護するために直ちに解決に着手する必要を示しています。

現地調査での市民の尿や土、水のサンプルのUMRCの実験室における予備的な分析結果はいくつかのイラクの都市と戦場がウランで汚染されていることを示しています。米国と英国が支配した戦場と爆撃地点からのUMRCの調査結果の詳細については今月(2004年2月)下旬に発表されます。UMRCは国連環境計画UNEPにイラクとアフガニスタンでUNEPの紛争後研究チームを放射能で汚染された爆撃地点や戦場に案内して手助けすることをすでに提案しています。UMRCはUNEPが直ちに研究を引き受けて、UNEPの指揮下での環境クリーンアップ計画の実行と同様に、イラクとアフガニスタンでの一般市民の被曝防護プログラムの実現を可能な限り早く担うようにせき立てています。

情報のために:
T ウェイマン
イラク現地調査チーム責任者
InfoアットマークUMRC.net.


アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
UMRCイラク・ウラン被害調査カンパキャンペーン事務局
吉田正弘

事務局ホームページ  
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/





posted by はなゆー at 13:58| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月13日

〔アーカイブ〕首相靖国参拝を批判した者の自宅に火炎瓶と実弾

☆ゼロックス会長宅に火炎瓶 右翼団体か (2005/01/11 共同通信)

http://www.47news.jp/CN/200501/CN2005011101001353.html

富士ゼロックスの小林陽太郎会長(71)の東京都目黒区にある自宅前で9日、火炎瓶2本が燃えた跡が見つかり、警視庁は11日までに、火炎瓶処罰法違反の疑いで捜査を始めた。

(略)

小林会長は日中の有識者でつくる「新日中友好21世紀委員会」の座長で、昨年9月に小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判、自宅が右翼団体の街宣活動を受けていた。


☆富士ゼロックス会長宅に実弾も 靖国発言への嫌がらせか (2005年1月20日の朝日新聞)

http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/662.html

東京都目黒区の小林陽太郎・富士ゼロックス会長(71)宅に、実弾のようなものが郵送されていたことが、警視庁の調べでわかった。

(略)

公安部の調べでは、19日午後8時ごろ、帰宅した小林会長が、普通郵便で届けられた封筒を開封したところ、30口径の拳銃のものとみられる実弾1発が入っていた。



posted by はなゆー at 07:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日

〔史料〕林芳正・防衛大臣の車が飲酒運転で当て逃げ(2004年)

☆林芳正代議士の車が当て逃げ 下関・新春パーティ前日飲酒運転のうえに 被害者の運転手を呼びつけ暴行 (2004年1月27日付のオピニオン紙「長周新聞」=下関市)

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hayasiyosimasadaigisinokurumagaatenige.htm

下関市内で24日、林芳正参議院議員夫妻が乗った高級車が、タクシーに接触事故を起こしたうえに逃げるという事件があった。それだけにとどまらず、被害者のタクシードライバーが林芳正事務所に呼びつけられ、えり首をつかまれ衣服の一部を破られるなどの暴行を受けた。タクシードライバーの濱川正治氏(54歳)は、「タクシードライバーのプライドにかけて、泣き寝入りだけは絶対にしない」と、事故の正当な処理と謝罪を要求している。

暴力団も顔負け

 濱川氏はこの日、夜にかけての勤務で九時半ごろ客を乗せ、信号の多い東駅交差点を避けるために、県道下関港垢田線からそれて山の口町の市道をぬけようとしていた。この市道は延長800メートルほどでふたたび県道に復帰する近道として知られているが、見とおしの悪い急なS字カーブがあるうえに、狭いところは幅員四メートル弱と、普通車2台がやっととおるほどの場所である。

 濱川氏がそのS字カーブにさしかかったとき、反対からシルバーの高級車が来たので、道をゆずろうと左の電信柱とブロック塀ぎりぎりにタクシーを寄せて停車した。ところがシルバーの高級車は注意深くぬけるどころか、あまりスピードを落とさない状態でタクシーの横をとおりぬけようとして、右側の後部バンパーとウインカーに接触した。

 「“ガーン”と大きな音がした。お客さんが“あたった、あたった”といい、それからわたしも車をおりた」と当然、高級車も止まるものと思っていた。ところが高級車は止まらないで、スーッと走り去っていった。客を車に置いたまま「おい、止まれ!」と叫び、走って追いかけたが足ではとうていつかまえられるものではない。

 大きな音にびっくりしてか、近所の人たちも出てきて、現場で一時ワイワイとなった。そのあて逃げ高級車は、林芳正参議院議員夫妻が乗っていた車で、同事務所のF運転手がハンドルを握っていた。事故現場から直線距離で100メートルほどの林芳正事務所にむかっていたものと思われる。

 タクシーにもどった濱川氏は、無線であて逃げされたことを会社に伝えて、ふたたび客を乗せて目的地にむかった。ところが接触事故から30分以上が過ぎて、濱川氏のタクシーに会社から無線が入り、林芳正事務所にむかうようにとの指示がされた。


 政治家の看板でこけおどし

 「あてられた被害者が、加害者から呼び出されるなんて聞いたことがない」と、濱川氏はまったく納得がいかなかった。林芳正事務所の駐車場に停車して、事務所に入らずにクラクションを鳴らしたところ、窓があいてF運転手が外に出てきた。「なんであて逃げされて、呼ばれないといけないのか」と濱川氏が抗議すると、F運転手は寄ってきて「言葉遣いが悪いんじゃ」「電話したからええやろうが」と反対にいいがかりをつけられ、いきなりえり首をつかまれた。

 えり首をつかまれながらも濱川氏は顔にかかるF運転手の息がひじょうに酒臭かったため、「これはあたりまえに相手をしてはいけない」となされるがままにされていたという。F運転手は身長が175センチメートル前後で大柄なうえに、酒に酔って力任せに振り回すため、制服上着の裏ポケットは破れ、袖のボタンはひきちぎられた。

(以下省略)
ラベル:林芳正 濱川正治
posted by はなゆー at 22:27| ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

〔史料〕中川秀直氏の捜査情報漏えい疑惑に関する国会質問

平成十二年十月二十六日(木曜日)
    
内閣委員会

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000215020001026002.htm

○佐藤委員長 
長妻昭君。

○長妻委員 
時間もないので、手短に今の関連の質問をさせていただきます。
 愛人だったと言われている中川さんの女性、その女性に中川さん、あなたが、覚せい剤の捜査が入る、こういうような情報を教えたことというのは御記憶にありますか。


○中川国務大臣 
そういう情報が私のところへ入るわけもございませんし、そしてまた委員は、私からすれば、十分裏づけもなく、そういう報道をなさること自身がまことに心外でございますけれども、それを根拠に公のこういう国会の場でお尋ねになるからには、本当にそういう事実関係が、私が当事者ではございませんから、だれか漏えいする人がいなければ私は聞くこともできないわけですから、そういうこともちゃんと裏づけをとってからお尋ねをいただきたい、このように思います。


○長妻委員 
非常に強気な御答弁ですけれども、裏づけはきちんととっています。それはおいおいお話をいたします。

 あなたとその愛人だったと言われている女性との電話での会話、これがテープにあります。読ませてもらいますと、あなたが「ともかく、なにか、覚醒剤の関係で警察も動いているよ、多少」、女性が「私、でも、やってないです。だから来ても、全然関係ないです、私」、そして中川さん、あなたが「警視庁の保安課が動いているから。覚醒剤の動きが確かにあるよ。本当に……」、女性が「エッ、どう言うことですか」、中川さんが「いや、君の関係を内偵しとるちゅうんだよ」、女性が「そうですか。エッ、それはどこの情報ですか?」、あなたが「それは警察情報だよ」、女性が「それは先生が調べた情報ですか」、中川さん、あなたが「そう、私の方の情報だ」、女性が「私、でも絶対そういうことないですから」、こういうような話が、あなた、されているわけですよ。

 本当に決定的な証拠がこれだけ出ていながら、全くしらを切る。それは国民の皆さんが、これだけその疑惑が続いて、ずっと続いている。本当は、みずから中川さん本人が疑惑を晴らす説得力のある御説明をする、これが疑惑を打ち切る本当の最善のことなんですよ。我々にこういう疑惑を解明する仕事をさせないでください。あなたみずから疑惑を解明して、正直にお話しください。

 今のような会話の事実はありますか。


○中川国務大臣 
それは仙谷委員にも、また長妻委員にも、こんなことでこの国会の場でお尋ねいただくということ自身、私自身本当に大変に遺憾でありますし、国民の皆さんにも本当に遺憾であると思っておるわけです。

 しかし、今お尋ねの点は、それはどういうテープなんですか。確かに私は、写真週刊誌でそういうやりとりがあるというのは読ませていただきました。私自身はそういう会話をした覚えはございません。記憶もございません。そしてまた、そのような情報を得てそういうことを伝えるなどという、そんなルートもなければ、そういうこともございません。

 もしそういうものが、どういうテープなのか。そしてまた、別段私は、そういうものは工作されているとか加工されているとか、そう決めつける根拠も何もございませんけれども、どういうものであるのか。そういうこともきちんとお示しをいただかないと、委員御自身がそれではどうやってそのテープを御入手なさったのか。そして、相手のおっしゃることが全部真実であるのか。

 そういうこともきちっとおっしゃっていただかないと、実は正直言いまして、私自身の名誉にかかわることでもあるし、家族の名誉にかかわることでもございますから、こういう席で申し上げることではないのですが、最近号の出たことについても、正直言いまして全く心外でございまして、それについて私自身も調査をいたしました。

 その結果、詳しくは申し上げませんけれども、私どもの留守中、かつて、その当時でございますけれども、私どもの運転手をしていた者がその女性と接触を、接触というかアプローチを受けまして、何回か会ったあげく、頼まれて、留守中に私どもの自宅を案内した、こういう事実が判明してまいりました。

 それが、あたかも私が連れて帰って、そしてまた、そういうところで写真を撮っておるというようなことまで書かれておるわけであります。その者は、本当に申しわけないと言って、このメモを書いてきてくれておりますけれども、そういうことがお尋ねがあるならばきちんと事実関係も説明すると申しております。

 一事が万事そういうことでございまして、そういうことも含めてお尋ねいただかないと、これは、私事にわたることではございますけれども、私自身、本当に心外だし、こういう席でお尋ねになるからにはきちんと裏づけもとり、そして報道も裏づけをとってちゃんとやっていただきたい、このように思います。


○長妻委員 
何でこれだけ疑惑が晴れないのか。テープのお話がありました。このテープは九五年にとられたテープで、私は聞いているんですよ、テープを。この部分は、あなたとその愛人と言われている女性の会話、三日間会話はとられていますよ。その一日分、三十分間のテープ。確かに、どう考えてもあなたの声なんですよ、言い回しも含めて。ため息を何度もつかれております。さぞ大変だったんでしょう。これを私聞いておりまして、それで質問をこういうふうにしているわけです。

 九五年というと、あなたが首相補佐でいらっしゃったときだと思いますけれども、ある意味では権力で警察情報を得て、それをその捜査対象となっている人に漏らす。事実、その後、警察も動いているわけですよ。こういうような事実がある。あなたの水割りのグラスの氷の音も聞こえて、水割りを飲みながらお話しされているんですよ、その女性と。これでもまだしらを切られるんですか。

 中川官房長官、山下官房長官が十年ぐらい前に愛人問題でやめられた。事実関係をきっちりお認めになって、潔く、これ以上政務に支障があってはいけないということでやめた。ところが、何ですか。これだけ事実、証拠が出て、何でこれだけ国民の皆さんが疑惑、疑惑、ずっとおさまらないじゃないですか。それは、あなたの発言がうそだと皆さん思っているからですよ。

 ですから、説得力のあるような御説明を願います。何でこういうテープがあるんですか。


○中川国務大臣 
何度も申し上げますけれども、あなたはそのテープをお聞きになったとおっしゃいますけれども、どこから入手されたテープなんでしょうか。そしてまた、それが私の声である、似ている、こうおっしゃいますけれども、その背景は何なんでしょうか。どうしてそんなテープがあるんでしょうか。また、私は、どこにいたか知りませんけれども、水割りなんかカタカタやって、そんなことなんてありません。家で水割りなんか飲んだこともありません。

 それから、さっきからもお話ししておりますとおり、どんな立場にあったって、そんな警察情報なんか入るものではありません。あるというならば、そういう根拠をお示しいただかなければなりません。

 それからまた、先ほどから、そのテープはどなたがおとりになったか知りません。仮にそのテープが一方の方がおとりになったというのであるならば、ちゃんとそうおっしゃっていただきたいと思う。そして、あなたはどういうルートでそれを手に入れられたかもおっしゃっていただきたいと思います。そして、本当にそれが全く加工もない、つなぎもない、そういうテープであるのかどうかもちゃんとお調べいただきたい、このように思います。

 そしてまた、相手のおっしゃることが何でも真実だというのは、先ほど、今週号の写真週刊誌に出たことについて、私が若干の事実関係を、こういう席で申し上げることではございませんが、申し上げましたが、本当に、事務所の者まで利用して、自宅を見て写真を撮っていかれる、そういうような事実まであるわけでございまして、そういうことも全部事実だ、こうおっしゃるのは、私はいささか、こういう公の場で言うのには、裏づけもちゃんととって言っていただきたいということに当たるのではないかと存じます。


○長妻委員 
実際、中川さんと思われる人とこの女性と会話があったその二、三日後に……(発言する者あり)事実だよ。その二、三日後に、この電話の相手の女性に、警察の方が、家宅捜査が入った。捜査令状を持ってこの女性の自宅に家宅捜査が入った。私ども確認しております。この電話の録音された数日後にそういうことがあったというふうに女性も言われているわけです。(発言する者あり)私は、今週刊誌の話は全然していません。自分で聞いて、我々が確かめて質問しているわけです。週刊誌の話は言っていない。

 こういう事実があるわけですよ。余りに偶然、あなたがその女性と話して、その二、三日の後に捜査令状を持って家宅捜査に入っている、こういうようなことがあるわけでありますから。

 委員長、いずれにしても、このテープをこの委員会に出せるようにお取り計らいをいただきたい。委員長にお願いします。

 そして、実際、いずれこのテープが出ると思いますけれども、中川さんが、御自身が聞かれて、もしあなたの声だということが証明された場合、科学的に証明された場合、そのときはどういう対応をされますか。


○佐藤委員長 
今テープの件は、理事会で協議をさせていただきます。
 官房長官。


○中川国務大臣 
たくさんたくさんお尋ねでございますから、一々全部はお答えできないかもしれませんが、そういうような捜査が行われたなどということも私は存じません。また、そういうことは警察当局にお聞きをいただくしか私は確認のしようがございませんし、お聞きいただいたらいいんだろうと思いますけれども、私は、そういう会話をした記憶、覚え、それは委員だって六年前、七年前の会話なんか全部覚えておられましょうか。そういう記憶は私にはございません。

 それから、そういうテープが、どこから入手をされて、委員はそのテープをおとりになった方からこういうテープであると御確認の上のお尋ねなのか、今のお尋ねでははっきりいたしませんけれども、私自身には、捜査情報を漏らすとか、またそんな情報も入りもしませんし、そのような事実関係が、日時の関係がどうなのか、そんなことも私にはわかりません。
 いずれにしても、全く不可解であり、心外でございます。


○長妻委員 
政治倫理綱領というのが、私どもが持っている、皆さんも持っている手帳に書いてあるんですよ。これは、昭和六十年六月二十五日議決された政治倫理綱領。この中に、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」と書いてあるわけです。

 ですから、疑惑の解明がまだ今の時点でなされていないというふうに世間は考えて、これだけきょうもマスコミの皆さんも集まって、世間が騒いでいるわけです。官房長官という要職にあられるわけですから。ただ否定をされているだけなんですよ。否定をされているだけじゃなくて、じゃ、例えばいろいろな、内容証明の問題でも、こうこうこういう事実があるからそれは違うんだ、あるいはその写真の問題も、こうこうこういうところで実は会合に出たけれども事実と違うんだとか、官房長官みずからその疑惑の解明に努められる努力を本当にされているのか。そして、その結果をきちんと国民の皆さんの前に公表する。だから、我々も、官房長官という職、この権威が今傷ついているわけですから、それを回復したいと願っているわけです。


○中川国務大臣 
倫理綱領をお出しいただいて、みずから立証しろ、解明しろ、こういう御主張でございますけれども、委員もおわかりかもしれませんが、十分な裏づけをとって報道された、そういうことでないと私は思います。そういうものについて、ないことを証明するということはなかなか容易なことではございません。第三者の本当にそれを証言する人がいるとか、そうでない限り、なかなか難しいことでございます。

 ただし、私自身も調査することはいろいろ調査しております。正直言って、最初に出ました滑川という人の会食の写真についてもいろいろ調べてみました。当時の担当秘書、正直言って、物故して、いないわけでありますけれども、その当時のお世話人、それも物故して、いらっしゃらない。何せ古いことでございますから、そういうことまでいろいろ調べながら、この集まりなのか、あの集まりなのか、それなりに調べてみました。

 しかし、十七、八年前、あるいはもう少し、十五、六年前かもしれませんが、いろいろな会合について問い合わせもいたしましたけれども、どの会合であるかとか、あるいはだれが呼んでおられるのかとか、そういう事実関係が明らかでございません。明確にできないわけでございます。したがって、そのことは私なりにそういう努力もしているけれども、私自身、記憶をたどっても、記憶がございません、こう申し上げるしかなかったわけでございます。

 そして、あたかも私が法に触れたことをしているように報じられておりますけれども、いろいろ、私なりのきちんとしたお答えをこの場でも、あるいはさまざまな委員会の場でも、記者会見でも、それは事実無根であると正式の場で私は申し上げておるわけであって、一方で、その一方のことだけが全部真実であって、おまえが言うのはそれは認めないから真実でない、それはおかしいと私は思いますし、私自身の名誉にかかわることでもございますので、専門家とも協議をしておりますし、いずれ何らかの措置をとらせていただきます。


○長妻委員 
これだけ次から次へと真実がどんどん出てきて、それで調査して努力している、疑惑解明に中川さん自身も努力されていると今答弁されていますけれども、その努力された結果が全然出てこないじゃないですか。ただ違う、違う、天地神明に誓って事実無根。それであれば、いろいろ今疑惑が出ているそれぞれについて、もっと、これはこういうことでこうだとか、具体的な説明が全くない。

 そして、それをまず押さえておいて、若干角度を変えましょう。

 先ほど、何か運転手が云々というお話がありましたけれども、これは昨日発売されたフォーカスという写真週刊誌に、御自宅で撮られた、そこに女性が写っている、フォトは中川秀直、こういう記事が出ましたけれども、あの写真はどういう状況で撮られたのか、よく考えて御答弁いただきたいと思います。


○中川国務大臣 
あなたは、これだけ疑惑が出ているのに、真実が出ているのに私がうそをついて逃げている、こうお決めですが、どれが真実なんでありましょうか。裏づけをちゃんととって、一方のことだけで、私が何か覚せい剤をやったとか、あるいはそういう捜査情報を漏らしたとか、一方的にお決めつけでございますけれども……(発言する者あり)だから、いずれ措置をとるとちゃんと申し上げておるわけであります。

 そして今、最後のお尋ねでございますけれども、本当は国会は私生活についてお答えすべき場ではないのでコメントを差し控えたいのでございますが、昨日のことでございますけれども、当時運転手をしていた者が、平成七年の初秋ごろだったと思うけれども、時間は夕方過ぎに事務所へ訪問され、少し話をしましたところ、その前にも空港へ私を出迎えたときに声をかけられてお会いしているようでございますが、相手の方が、自宅を見たい、こういうことで何も考えずに案内しました、軽率きわまることをして今大変申しわけなく思っておる、今になってこのような大事を起こし、自分の女性に対する甘さを痛感しているという、いろいろなおわびということを送ってまいりました。

 いずれにしても、それにしたって、あれはフォトが中川秀直だとか、あるいは私が連れて帰って泊めて写真を撮ったとか、もう書かれておるわけですよ。それも真実ですか、あなたのおっしゃる。やはり、そういうこともきちんと……(発言する者あり)写真のことも含めて私は申し上げておりますよ。私どもが夫婦そろって留守にしていることだってしばしばあるわけでございます。そういうときに、私の事務所というか家は、事務所と前と一緒になっておりまして、二十四時間事務所の者がおるような態勢でございますから、そんな、私が連れて帰るなんということはあり得ないことですし……
(発言する者あり)

 写真をだれが撮ったかということは、この本人も、すべて覚えていないんで許してください、こう書いてありますけれども、そこはわかりません。わかりませんが、いずれにしても、私が撮った写真だなどという、フォト中川秀直などという、そんなキャプションまでつけてやるということは全く心外でございますし、それから、あなたがだれなんですかと言うんだったら、その方にお聞きになったらいいではありませんか。


○長妻委員 
まあ、不可解な話であります。運転手がその女性に、見ず知らずの女性にせがまれて、中川さんの御自宅を見たい、では、運転手が軽率だったけれども連れていった、そして部屋の中まで案内して寝室に案内した、しかし、写真はだれが撮ったのかはわからない。ということは、その運転手さんは、そこまでしゃべっているんですから、写真は自分は撮っていないと言っているんでしょう。ではだれが撮ったのかわからない。

 だから、常識で考えて、私も意地悪な質問をしているわけじゃないんですよ、常識で考えておかしいから、国民の皆さんもおかしい、おかしい、こういうことを言っているわけですよ。疑惑のデパートとかそういうことを言われているわけです。

 いずれにしても、時間も残り少なくなりましたので、このテープ、実際私が聞いておりますから、いずれ中川さんも聞くことになると思いますけれども、そのときに今のここでの御答弁をお忘れなく、出処進退を明らかにしていただきたいということを強く求めます。

 そして、先ほどもお話し申し上げました、山下官房長官が十年前に官房長官をやめられた、この決断については何か御感想をお持ちでしょうか。


○中川国務大臣 
そのときの状況は私はつまびらかにしておりませんが、山下先生は山下先生なりの御判断であったんだろうと存じます。

 私は、官房長官になったのはことしの七月でございまして、それをさかのぼること七年前の私事が、なった途端にこうやってわっと出て、しかもその真実が、本当にあたかも真実のように、そういうふうにいろいろ書き連ねられている、まことに心外でございます。そしてまた、正直申しまして、そのうちの本当にたくさんのことが真実ではございません。私は、法に触れるようなことは一切いたしておりません。そういう中で、多くの人たちと今一生懸命、日本さえよくなればいいという思いで懸命になって頑張っているところでございます。
 以上です。


○長妻委員 
法に触れることを一切していない、法に触れなきゃ何でもいいということじゃないわけで、いずれにしても、この疑惑は今の御答弁でも私ども全く納得できませんし、これは国民の皆さんが広くごらんになられているわけですから、国民の皆様も納得できない。官房長官がうそをついている、こういう目で見られている状態は依然と続いて、日本の政治は非常に暗たんたる状況からいまだ抜け出ていないということを申し添えて、このテープの問題あるいは御自宅で撮られた写真の問題、いずれにしても、長官が天地神明に誓って、そして事実無根というふうに言われているわけですから、それが仮にうそであれば、ここまで言われているわけですから、それなりの責任をおとりいただくということを確認いたしまして、私の質問を終わります。




ラベル:長妻昭 中川秀直
posted by はなゆー at 17:28| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

〔史料〕元創価学会員による「選挙前の住民票移動」などの証言

☆名誉棄損 国政報告会発言で永田元議員を書類送検 千葉(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000056-mai-soci

http://www.asyura2.com/07/cult5/msg/478.html

民主党の永田寿康元衆院議員(38)が議員在職中の05年8月に開いた国政報告会で、「創価学会が不正な選挙活動をした」などと虚偽の内容の発言をしたとして、千葉県警習志野署が名誉棄損容疑で千葉地検に書類送検していたことが分かった。18日に略式起訴されるとみられる。

調べでは、永田氏は05年8月28日、同県習志野市で開かれた自身の選挙区である民主党千葉県第2区総支部の国政報告会で、参加者数十人に対し、「過去3回の東京都議選で創価学会は都外に住む学会員の住民票を都内に不正に移し、公明党候補者を当選させようとした」などと発言し、創価学会の名誉を傷つけた疑い。

学会側からの告訴を受け、同署が元議員から任意で事情聴取し、今年6月4日に書類送検した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


☆創価学会の元信者が「選挙前の住民票移動」を証言
http://www.asyura2.com/07/cult5/msg/453.html
投稿者 あややの夏 日時 2008 年 6 月 17 日


☆創価学会=公明党の選挙違反を厳しく監視しよう!
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/257.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2006 年 11 月 18 日


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


☆史料 2001年参議院選挙における選挙違反=投票干渉いくつか
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/1127.html
投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2006 年 12 月 11 日


● 『千葉日報』(八月二日付)は、千葉県警捜査二課と勝浦署、新東京空港署が一日までに、有権者に候補者名を書いた紙片(しへん)を渡し投票所に入場させたとして、公選法違反(※投票干渉)の容疑で、建築会社役員、浅沼節子容疑者=(58)勝浦市新官=を逮捕、千葉地検に送検した、と報じた。

 報道によれば、浅沼容疑者は七月十二日午前、同行した六十六歳と四十九歳の知人女性に、公明党から比例代表に立候補し当選した魚住裕一郎の名前が印刷されたビラのようなものを渡したうえ、勝浦市役所の不在者投票所に入場させ投票に干渉した。

 また、二十五日午前にも別の知人女性(58)に同様の紙片を渡し、投票に干渉した疑いがもたれている。三人の女性とは仕事先などで知り会ったらしい。

 浅沼容疑者はいずれの女性に対しても「一緒に投票所に行こう」と巧みに誘い出し、自分の車で送迎。投票所に入る前に「この人にお願いします」と紙片を渡し持ち込ませていた。

 調べに対し浅沼容疑者は、「いくらお願いしても名前を間違えたり忘れることがある。だから間違わないように紙片を渡した」などと供述、「候補者を当選させたい一心でやった」と容疑を認めている。

 浅沼容疑者は普段から熱心な公明党支持者だったという。

 千葉県警は、組織ぐるみで投票干渉を行なった可能性もあるとして、浅沼容疑者を厳しく追及している。

 なお、千葉日報社には、木更津市内などでも投票干渉が行なわれたとの情報が寄せられていた、といい、中でも千葉市では投開票日の当日、運動員が、通常は投票者しか入場できない投票所まで勝手に入り込み、記載場所の隣で有権者に投票を指図する、という極めて悪質なケースの情報もあった、という。

 本紙の調べでは、浅沼容疑者は創価学会婦人部・副本部長の要職にあることが判明している。


● 『埼玉新聞』(八月四日付)は、先月二十九日の参議院選挙で、特定候補者二人の名前を記入したメモを持たせ投票させたとして、埼玉県警参議院選挙違反取締本部が三日、公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで、羽生市須影六〇〇、介護福祉士、相良敏枝子容疑者(53)を逮捕した、と報じた。

 報道によれば、相良容疑者は先月中旬、羽生市役所の不在者投票所で、高齢者二人に、公明党の埼玉選挙区と比例代表の特定候補者二人の名前を記載したメモを持たせて投票させ、投票に干渉した疑いが持たれている。

 相良容疑者は老人介護施設に勤務しており、投票した二人は同施設の利用者だった。

 二人を車で市役所まで送迎し、投票所の受付まで付き添っていたという。

 相良容疑者は「間違いなく投票させるために、メモを持たせた」と、容疑をほぼ認めている。


● 『北日本新聞』( 七月三十一日付)は、富山県警が三十日、公選法違反(投票干渉)の疑いで高岡市戸出六丁目、公明党運動員の主婦、山内悦子容疑者(59)を逮捕した。余罪や組織的犯行の可能性もあるとみて、同容疑者宅を家宅捜索し、関係書類を押収した、と報じた。

 報道によれば、山内容疑者は参院選公示後の十五日、公明党の比例代表候補者(木庭健太郎)を当選させる目的で、不在者投票をする高岡市の知人男性(49)を高岡市役所まで送り、車中で「頼む」と言って支持する候補者名が書かれたメモを渡した。男性はメモを持って市役所の不在者投票所に入り投票したという。

 メモは細長く、手のひらに隠れるほどの大きさで、手書きではなかった。

 富山県警は三十日朝から高岡署で山内容疑者を事情聴取し、容疑を認めたため逮捕。同日夜、山内容疑者宅を捜索し、段ボール箱大のプラスチックケース数個分の証拠書類などを押収した。


● 『徳島新聞』(七月三十一日付)は、徳島県警の参院選挙違反取締本部と板野署が三十日夜、不在者投票で自分が支援する候補者に投票するよう有権者に干渉したとして、比例代表で当選した公明党の福本潤一の支援者で創価学会上板支部長の、上板町七條、会社員田中豊繁容疑者(53)を公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで逮捕した、と報じた。

 報道によれば、田中容疑者は、参院選の不在者投票期間中だった七月二十二日午後、上板町内の無職女性(78)を町役場の不在者投票所に乗用車で送迎。支援する福本の名前を書いたメモを手渡すなどして、投票を指示した疑いが持たれている。干渉を受けたとされる女性は、田中容疑者と顔見知りではなかった。

 今回の参院選は比例代表で非拘束名簿方式が初めて導入され、政党以外に候補者の個人名でも投票できるようになった。このため、公明党は福本氏を中四国九県の重点候補と位置付け、党の支持母体である創価学会も支援していたという。

 徳島県警は、田中容疑者が、ほかにも同様の手法で投票に干渉したケースがあるとみて、詳しく調べているという。


● 『佐賀新聞』(七月三十一日付)は、佐賀県警捜査二課と佐賀署が三十日、公選法違反(投票干渉)の疑いで、佐賀市水ケ江二丁目、洋服店経営石浩美容疑者(41)を逮捕した、と報じた。

 報道によれば、石容疑者は、七月十五日午後四時過ぎ、知り合いの佐賀市内の女性(78)を佐賀市役所内の参院選不在者投票所に車で送迎。公明党比例代表候補の木庭健太郎の名前を記したメモを持たせて投票所に入場させ、女性の投票に干渉した疑いが持たれている。

 石容疑者が不在者投票所の入り口で『木庭と書くように言ってある。メモを持たせてある』などと選管職員に話したのを佐賀署員が聞いていた。

 石容疑者は、メモを渡したことについて否認しているという。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


☆投票干渉・詐偽投票…期日前投票の不正で3人逮捕(2004年7月7日 読売新聞)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/1124.html
投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2006 年 12 月 11 日


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


☆創価学会の伝統である「投票日当日の選挙運動」を厳しく監視しよう!
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/186.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2006 年 11 月 16 日

posted by はなゆー at 19:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

〔史料〕日本銀行がファニーメイとフレディマックの証券購入を検討 

☆日銀:ファニーメイ、フレディマックの証券購入を検討 (2004年6月19 日のブルームバーグ)

http://asyura.com/0403/hasan35/msg/538.html

ダウ・ジョーンズ通信は18日、日銀が米住宅抵当金融投資会社の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や連邦住宅金融抵当公社(フレディマック)が発行する住宅ローン担保証券を、投資先の選択肢のひとつとして検討していると報じた。同報道は東京発で、匿名の「国際金融に精通した」関係者を引用している。

同関係者はダウ・ジョーンズに対して、日銀は、「ファニーメイやフレディマックへの投資を将来の選択肢のひとつとしてみている」と話した。ダウ・ジョーンズによると、日銀は現在、ファニーメイやフレディマックの発行証券に投資していない。

ダウ・ジョーンズによると、米連邦住宅機関監督局(OFHEO)の高
官は今週、日銀の福井俊彦総裁や日本の住宅融資関係者と会合を持った。

OFHEOのアマンド・ファルコン局長は18日、ソウルで韓国の当局者と会合する予定。


《阿修羅掲示板の論客だった「あっしら」氏(その後、病死したとの噂あり)のコメント》

アホならまだ救いがあるが、わかっていてやっている売国奴だから救いがない。
http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/546.html
投稿者 あっしら  日時 2004年6月19日


「ファニーメイやフレディマック」は、“国民が住宅を取得しやすくため”という建前で、銀行(金融家)が貸し出しで利益を稼ぎやすくすることが本音の制度です。

銀行は強欲であると同時にリスクを嫌いますから、あてにならない庶民向け貸し出し債権をそのまま保持するのではなく、政府系住宅抵当金融投資会社に債権を売って利益を確定したいと思っています。

現在の米国経済は、住宅ブーム(と戦争特需)でぎりぎり支えられていると言っても過言ではありません。

それは、住宅ブームに陰りが出てくれば、米国経済は低迷に陥ることを意味しています。そして、米国経済が低迷に陥れば、住宅ブームもはじけてしまうという関係があります。

米国経済が低迷すれば借り入れ債務を履行できない人が増加し、住宅ブームがはじければ住宅価格が低落するので、「ファニーメイやフレディマック」の債券資産価値も低落します。

米国連邦政府はすでに「ファニーメイやフレディマック」に責任を持たないと言明していますから、最悪の場合、紙切れ同然になる可能性もあります。

(連邦政府は、「ファニーメイやフレディマック」全体を救済するよりも、それを保有している銀行や間接的に損失を被った銀行を個別に救済する道を選択すると予測しています)

「ファニーメイやフレディマックへの投資を将来の選択肢のひとつとしてみている」日銀は、そのような制度であることを知っていますから、刹那主義的で政府依存的私的利益増大制度で米国銀行家が荒稼ぎするのを助ける気があるということです。

(端的には、米国銀行家の貸し出し債権リスクの付け回しを日銀が引き受けるというとんでもないことを考えている)

将来がいつかはわかりませんが、日銀が「ファニーメイやフレディマック」に投資を始めるまで米国の住宅ブームが続けば米国民はラッキー、日銀が「ファニーメイやフレディマック」に投資を始める前に米国の住宅ブームが終われば日本国民はラッキー、と言えます。

日銀が「ファニーメイやフレディマック」に投資を始めてなお米国の住宅ブームが続けば国際金融家のみがラッキーで、米国民も日本国民も辛酸を舐めさせられることになります。


政府・財務省と一体で米国債を大量に(1年3ヶ月で33兆円ほど)買って米国支配層に忠勤を励むだけではなく、「ファニーメイやフレディマック」まで買おうかなと口にする日銀及びそれを許す日本支配層は心底腐り切っています。

バブル形成で主要な役割を担った(当時営業局長)福井氏を今度は日銀総裁に任命するほどですから、救いはありません(笑)

もちろん、彼らは「それが日本のためだ」という正当化論理を用意していますが、それは、「地獄に飛び込むのか地獄にロープを伝って降りるのか」の選択肢しかない見せない知的詐欺で、地獄に向かう以外の選択肢を隠すことで正当化しようといいものです。

(支配層のほとんどは地獄に向かう以外の選択肢を考えることもできませんが..(笑))



posted by はなゆー at 06:23| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

〔史料〕石原都知事「イラクで自衛隊員が死ねば改憲の動き加速」

http://www.asyura2.com/0401/war48/msg/956.html

(共同通信)[2004年3月3日13時24分]

自衛隊員死傷なら改憲進展 石原知事

【ロンドン3日共同】3日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、石原慎太郎東京都知事は、イラクに派遣されている自衛隊員が死傷すれば、国民は政府の下に結集し、憲法改正の動きが進展するとの考えを示した。

最近のインタビューで語ったとしているが、どのメディアかには触れていない。

石原知事は「日本の兵士が死亡するのを見れば国民は怒り、結束し、政府を支持するだろう」と言明。また、平和憲法見直しの動きについて「私はこれを支持する。われわれは米国の言いなりにならなくていいように憲法を変える」と語った。

ラベル:石原慎太郎
posted by はなゆー at 14:36| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

〔資料〕報道発表「2008年日米投資イニシアティブ報告書について」

経済産業省ホームページより。

「2008年日米投資イニシアティブ報告書について」

http://www.meti.go.jp/press/20080703005/20080703005.html

本件の概要

2001年6月に小泉総理とブッシュ大統領の間で締結された「成長のための日米経済パートナーシップ」の一部として設置された「日米投資イニシアティブ」の今年次会合の結果をとりまとめたもの。


【報道発表】2008年日米投資イニシアティブ報告書について
(PDF形式:30KB)
http://www.meti.go.jp/press/20080703005/01_press.pdf


【概要】2008年日米投資イニシアティブ報告書について
(PDF形式:53KB)
http://www.meti.go.jp/press/20080703005/02_gaiyou.pdf


【仮訳】2008年日米投資イニシアティブ報告書
(PDF形式:299KB)
http://www.meti.go.jp/press/20080703005/03_houkokusho_j.pdf


【英語版】2008年日米投資イニシアティブ報告書
(PDF形式:345KB)
http://www.meti.go.jp/press/20080703005/04_houkokusho_e.pdf


★なお、日米年次規制改革要望書の報告書の邦訳は→

http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/715.html



奪われる日本(にっぽん)
posted by はなゆー at 07:34| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする