「監視カメラ社会―もうプライバシーは存在しない」。
講談社プラスアルファ新書。
江下雅之・著。
価格:¥882 (税込)
銀行、コンビニ、エレベータ、駅、道路…。街はカメラであふれている。国家レベルで構成されている監視システムの全貌を解説!そのなかで個人はどう対処すべきか。
▼ 目次 ▼
第1章 覗き見社会と監視社会
第2章 NSAとエシュロン
第3章 インターネットの監視
第4章 安全を守る監視社会
第5章 暴走する監視
第6章 監視される側の論理
第7章 こんな時代にどう暮らすか
▼ 著者略歴 ▼
江下 雅之
1959年、横浜市に生まれる。東京大学理学部数学科を卒業、三菱総合研究所に入社。1992年、渡仏。パリ第一大学大学院、パリ第三大学大学院などでコミュニケーション論、メディア史などを研究する。1999年に帰国し、2001年より目白大学人文学部助教授。2001年3月、第16回テレコム社会科学賞を受賞。
2006年05月02日
2006年04月30日
タレラン伝(上・下)
ナポレオンが最も恐れた男「タレラン」(「タレーラン」とも「タレイラン」とも表記される)の一生。
タレラン伝 上・下。
J・オリユー。
宮澤泰・訳。
「タレランのまなざしはこの世で最もはかり知れない」(ゲーテ)。激動する近代ヨーロッパ誕生の演出家、毀誉褒貶相半ばする外交政治家の高貴にして破天荒な一生の真相に初めて迫る一大巨編。最高の伝記作家兼歴史家によるフランスの大ベストセラー遂に完訳。
四六上製 各730頁 (1998年6月刊)
タレラン伝(上)
【目次】
1 1754‐1796
(建国の古よりの大貴族の血
いたいけな足に帯びた終生の枷
傷口に注がれた曾祖母の愛
両親に見捨てられた幼子
心ならずも纒わされた僧衣
ほか)
2 1796‐1815
(浦島タレラン、フランスに還る
民主フランスに古の遺産を吹き込まん
総裁政府の対外関係大臣に就任
臆面もない「役得」の享受
前任大臣ドゥラクロワの細君に授けた子種?
ほか)

タレラン伝(上)
タレラン伝(下)
【目次】
2 1796‐1815
(皇帝ナポレオンに随行したポーランドでの辛い生活
対外関係大臣の職を辞し副大選帝侯となる
ヴァランセの虜囚となったスペイン王族への温情
ロシア皇帝との際どい密談
ナポレオンに「征服」された祖国フランス
ほか)
3 1815‐1838
(未練一杯の在野生活
イギリス大使館での不作法
すさんだ心と憂さ晴らしの生活
いつまでもお呼びのかからぬ侘しさ
「全国民の意向に逆らって統治することはできない」
ほか)

タレラン伝(下)
楽天ブックス
日本最大級のオンライン書店!
在庫45万点!
1500円以上で送料無料です!
タレラン伝 上・下。
J・オリユー。
宮澤泰・訳。
「タレランのまなざしはこの世で最もはかり知れない」(ゲーテ)。激動する近代ヨーロッパ誕生の演出家、毀誉褒貶相半ばする外交政治家の高貴にして破天荒な一生の真相に初めて迫る一大巨編。最高の伝記作家兼歴史家によるフランスの大ベストセラー遂に完訳。
四六上製 各730頁 (1998年6月刊)
タレラン伝(上)
【目次】
1 1754‐1796
(建国の古よりの大貴族の血
いたいけな足に帯びた終生の枷
傷口に注がれた曾祖母の愛
両親に見捨てられた幼子
心ならずも纒わされた僧衣
ほか)
2 1796‐1815
(浦島タレラン、フランスに還る
民主フランスに古の遺産を吹き込まん
総裁政府の対外関係大臣に就任
臆面もない「役得」の享受
前任大臣ドゥラクロワの細君に授けた子種?
ほか)

タレラン伝(上)
タレラン伝(下)
【目次】
2 1796‐1815
(皇帝ナポレオンに随行したポーランドでの辛い生活
対外関係大臣の職を辞し副大選帝侯となる
ヴァランセの虜囚となったスペイン王族への温情
ロシア皇帝との際どい密談
ナポレオンに「征服」された祖国フランス
ほか)
3 1815‐1838
(未練一杯の在野生活
イギリス大使館での不作法
すさんだ心と憂さ晴らしの生活
いつまでもお呼びのかからぬ侘しさ
「全国民の意向に逆らって統治することはできない」
ほか)

タレラン伝(下)
楽天ブックス
日本最大級のオンライン書店!
在庫45万点!
1500円以上で送料無料です!
2006年04月27日
桶川ストーカー殺人事件―遺言
「桶川ストーカー殺人事件―遺言」。
清水潔・著。新潮文庫。
価格:¥620(税込)
ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。
埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者がたどり着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。
「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞作。
▼ 著者略歴 ▼
清水 潔
1958(昭和33)年、東京都生れ。ジャーナリスト。写真専門学校の報道写真科を卒業後、新聞社写真部を経て「FOCUS」編集部へ。現在は、テレビ局の報道局記者。連載「交通大戦争」で警視総監感謝状。桶川事件で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」、「JCJ大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
▼ 目次 ▼
第1章 発生
第2章 遺言
第3章 特定
第4章 捜索
第5章 逮捕
第6章 成果
第7章 摩擦
第8章 終着
第9章 波紋
補章 遺品
清水潔・著。新潮文庫。
価格:¥620(税込)
ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。
埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者がたどり着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。
「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞作。
▼ 著者略歴 ▼
清水 潔
1958(昭和33)年、東京都生れ。ジャーナリスト。写真専門学校の報道写真科を卒業後、新聞社写真部を経て「FOCUS」編集部へ。現在は、テレビ局の報道局記者。連載「交通大戦争」で警視総監感謝状。桶川事件で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」、「JCJ大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
▼ 目次 ▼
第1章 発生
第2章 遺言
第3章 特定
第4章 捜索
第5章 逮捕
第6章 成果
第7章 摩擦
第8章 終着
第9章 波紋
補章 遺品
2006年04月24日
白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々
「白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々 オリジナル・シナリオ」。
フレート・ブライナースドルファー著。瀬川裕司、渡辺徳美・翻訳。
価格:¥2,310(税込)
未來社。
ヒトラー政権に抵抗した学生グループ「白バラ」のゾフィー・ショル。このドイツ人少女の逮捕から処刑までの5日間の魂の軌跡を描き、世界中の観客が涙した映画「白バラの祈り」の完全版シナリオ。
▼ 目次 ▼
フレート・ブライナースドルファー(瀬川裕司訳)
白バラの祈り─ゾフィー・ショル、最期の日々〔オリジナル・シナリオ〕
フレート・ブライナースドルファー、マルク・ローテムント(渡辺徳美訳)
事実から受けたインスピレーション─映画の構想についてのコメント
訳者あとがき
配役とスタッフ
フレート・ブライナースドルファー著。瀬川裕司、渡辺徳美・翻訳。
価格:¥2,310(税込)
未來社。
ヒトラー政権に抵抗した学生グループ「白バラ」のゾフィー・ショル。このドイツ人少女の逮捕から処刑までの5日間の魂の軌跡を描き、世界中の観客が涙した映画「白バラの祈り」の完全版シナリオ。
▼ 目次 ▼
フレート・ブライナースドルファー(瀬川裕司訳)
白バラの祈り─ゾフィー・ショル、最期の日々〔オリジナル・シナリオ〕
フレート・ブライナースドルファー、マルク・ローテムント(渡辺徳美訳)
事実から受けたインスピレーション─映画の構想についてのコメント
訳者あとがき
配役とスタッフ
2006年04月20日
さらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ
「さらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ Say Good―bye to Zombies」。
光文社ペーパーバックス。
ベンジャミン・フルフォード・著。
ライブドア・ショック、マンション偽装事件…いま、日本が壊れようとしている。迫り来る「国家破綻」を前にして、無能首相をこれ以上放置していいのか?国家に巣食うゾンビたちを生かし続けていいのか?あなたに残された時間はもうない。
価格:¥1,000(税込)
あなたを乗せて、「小泉機関車」は地獄へ向かって突っ走る!
■このままでは、確実にやってくる国家破綻 national bankruptcy。この緊急事態を放置したまま、小泉機関車は、マヤカシ改革 false reform のアクセルを踏み続けている。この機関車が行き着く先は、間違いなく「地獄」hell だ。
■なぜ、あなたは、小泉政権を支持し続けるのか? 国民への愛情もなく、政治家としても無能な傀儡男 puppet に、なぜあなたの未来を預けているのか? 小泉を担ぐ政府の中枢には、「改革という仮面」を被ったゾンビたち zombies が居座っている。このゾンビたちを排除しなければ、日本は再生しない。
■日本再生へのデッドラインは、「2007年問題」がはじまるとき。つまり、日本に残された時間は、もうわずかしかない。
■いまでも私は、来日したときの思いを捨てきれずにいる。当時の私には、この国が地上に出現したユートピアに思えた。だから、日本が世界の舞台で称賛されれば自分のことのように嬉しくなり、他国からバカにされたり無視されたりすれば腹が立つ。とくに、アメリカの言いなりになっているいまの状況は、耐えがたい。
■東洋文明が西洋文明の補完文明ではなく、21世紀の人類に必要な文明だということを、日本人は誇り pride と野心 ambition を持って、いまこそ世界に知らしめてほしい。日本が現在の停滞状況 downturn から脱出できないと諦める理由は1つもない。
▼ 目次 ▼
1 最後の1年
2 訪れた転機
3 本当の日本
4 大きな政府
5 地獄への案内人
6 横田幕府
7 再生への道
光文社ペーパーバックス。
ベンジャミン・フルフォード・著。
ライブドア・ショック、マンション偽装事件…いま、日本が壊れようとしている。迫り来る「国家破綻」を前にして、無能首相をこれ以上放置していいのか?国家に巣食うゾンビたちを生かし続けていいのか?あなたに残された時間はもうない。
価格:¥1,000(税込)
あなたを乗せて、「小泉機関車」は地獄へ向かって突っ走る!
■このままでは、確実にやってくる国家破綻 national bankruptcy。この緊急事態を放置したまま、小泉機関車は、マヤカシ改革 false reform のアクセルを踏み続けている。この機関車が行き着く先は、間違いなく「地獄」hell だ。
■なぜ、あなたは、小泉政権を支持し続けるのか? 国民への愛情もなく、政治家としても無能な傀儡男 puppet に、なぜあなたの未来を預けているのか? 小泉を担ぐ政府の中枢には、「改革という仮面」を被ったゾンビたち zombies が居座っている。このゾンビたちを排除しなければ、日本は再生しない。
■日本再生へのデッドラインは、「2007年問題」がはじまるとき。つまり、日本に残された時間は、もうわずかしかない。
■いまでも私は、来日したときの思いを捨てきれずにいる。当時の私には、この国が地上に出現したユートピアに思えた。だから、日本が世界の舞台で称賛されれば自分のことのように嬉しくなり、他国からバカにされたり無視されたりすれば腹が立つ。とくに、アメリカの言いなりになっているいまの状況は、耐えがたい。
■東洋文明が西洋文明の補完文明ではなく、21世紀の人類に必要な文明だということを、日本人は誇り pride と野心 ambition を持って、いまこそ世界に知らしめてほしい。日本が現在の停滞状況 downturn から脱出できないと諦める理由は1つもない。
▼ 目次 ▼
1 最後の1年
2 訪れた転機
3 本当の日本
4 大きな政府
5 地獄への案内人
6 横田幕府
7 再生への道
2006年04月18日
カミの現象学―身体から見た日本文化論
「カミの現象学―身体から見た日本文化論」。
宮古島の「六月ニガイ」、宮崎県の「銀鏡神楽」、長野県の「遠山の霜月祭り」…。実際に見聞した日本各地の祭りや神楽、宗教的な儀礼や行法から日常の行為まで、豊富な具体例をあげながら、日本文化を解明する。
梅原賢一郎・著。
角川叢書(角川書店)。
価格:¥2,940 (税込)
あなたを心地よい思索の世界に誘う、画期的身体文化論!
実体験した日本各地の祭りや神楽、宗教儀礼から、子どもの遊びといった日常の行為まで、具体例をあげながら、「自分以外のものと自分との間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体に残る日本文化を解明する!
宮古島の「六月ニガイ」、宮崎県の「銀鏡神楽」、長野県の「遠山の霜月祭り」など、実際に見聞した日本各地の祭りや神楽、宗教的な儀礼や行法から、子どもの遊びといった日常の行為まで、具体例をあげながら、「自分と自分以外のものとの間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体にいわば埋蔵された日本文化を解明する。「宗教」と「芸術」の隙間を思考する、独創的な論考。祭りを体験しながら、身体が変容する、現代の「変身物語」でもある。
▼ 著者略歴 ▼
梅原 賢一郎
1953年、京都市生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は美学・芸術学。現在、滋賀県立大学助教授。各地の祭りや儀礼などを探訪し、芸術や宗教について、身体を軸に、新しい視座から思索している。
▼ 目次 ▼
序章 からだに穴が開く
第1章 穴を発掘する
第2章 穴の“かたち”
第3章 穴の複合としての「祭り」
第4章 穴の射程
終章 “際”の思考から、“穴”の思考へ
宮古島の「六月ニガイ」、宮崎県の「銀鏡神楽」、長野県の「遠山の霜月祭り」…。実際に見聞した日本各地の祭りや神楽、宗教的な儀礼や行法から日常の行為まで、豊富な具体例をあげながら、日本文化を解明する。
梅原賢一郎・著。
角川叢書(角川書店)。
価格:¥2,940 (税込)
あなたを心地よい思索の世界に誘う、画期的身体文化論!
実体験した日本各地の祭りや神楽、宗教儀礼から、子どもの遊びといった日常の行為まで、具体例をあげながら、「自分以外のものと自分との間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体に残る日本文化を解明する!
宮古島の「六月ニガイ」、宮崎県の「銀鏡神楽」、長野県の「遠山の霜月祭り」など、実際に見聞した日本各地の祭りや神楽、宗教的な儀礼や行法から、子どもの遊びといった日常の行為まで、具体例をあげながら、「自分と自分以外のものとの間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体にいわば埋蔵された日本文化を解明する。「宗教」と「芸術」の隙間を思考する、独創的な論考。祭りを体験しながら、身体が変容する、現代の「変身物語」でもある。
▼ 著者略歴 ▼
梅原 賢一郎
1953年、京都市生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は美学・芸術学。現在、滋賀県立大学助教授。各地の祭りや儀礼などを探訪し、芸術や宗教について、身体を軸に、新しい視座から思索している。
▼ 目次 ▼
序章 からだに穴が開く
第1章 穴を発掘する
第2章 穴の“かたち”
第3章 穴の複合としての「祭り」
第4章 穴の射程
終章 “際”の思考から、“穴”の思考へ
2006年04月17日
他人を見下す若者たち
「他人を見下す若者たち」。
講談社現代新書。
速水敏彦・著。
価格:¥756(税込)
やる気がなく、謝まらず、他人を軽視し、すぐキレる若者たち。そして、根拠のない有能感に浸る若者が増えている―。教育心理学の研究データが示す新しい日本人像を紹介しつつ、その変化の最も根源的な要因を追究する。
▼ 著者略歴 ▼
速水 敏彦
1947年愛知県生まれ。名古屋大学教育学部卒。大阪教育大学助教授、名古屋大学教育学部附属中・高等学校校長などを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門は教育心理学。
▼ 目次 ▼
第1章 感情が変わった
第2章 やる気が低下する若者たち
第3章 他者を軽視する人々
第4章 自己肯定感を求めて
第5章 人々の心に潜む仮想的有能感
第6章 自分に満足できない人・できる人
第7章 日本人の心はどうなるか
講談社現代新書。
速水敏彦・著。
価格:¥756(税込)
やる気がなく、謝まらず、他人を軽視し、すぐキレる若者たち。そして、根拠のない有能感に浸る若者が増えている―。教育心理学の研究データが示す新しい日本人像を紹介しつつ、その変化の最も根源的な要因を追究する。
▼ 著者略歴 ▼
速水 敏彦
1947年愛知県生まれ。名古屋大学教育学部卒。大阪教育大学助教授、名古屋大学教育学部附属中・高等学校校長などを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門は教育心理学。
▼ 目次 ▼
第1章 感情が変わった
第2章 やる気が低下する若者たち
第3章 他者を軽視する人々
第4章 自己肯定感を求めて
第5章 人々の心に潜む仮想的有能感
第6章 自分に満足できない人・できる人
第7章 日本人の心はどうなるか
2006年04月16日
被差別の食卓
「被差別の食卓」。
差別と貧困の中で生まれた、世界の「魂の料理」を訪ねる。アメリカ黒人のフライドチキン、ブラジルのフェジョアーダ、日本のさいぼし、あぶらかす…。それは単に「おいしい」だけではすまされない食文化であった。
上原善広・著。
価格:¥714(税込)
新潮新書(新潮社)。
大阪のある被差別部落では、そこでしか食べられない料理がある。あぶらかす、さいぼし…。一般地区の人々が見向きもしない余り物を食べやすいように工夫した独自の食文化である。その“むら”で生まれ育った著者は、やがて世界各地にある被差別の民が作り上げた食を味わうための旅に出た。フライドチキン、フェジョアーダ、ハリネズミ料理―。単に「おいしい」だけではすまされない“魂の料理”がそこにあった。
▼ 目次 ▼
第1章 ソウルフード―アメリカ
(ハーレムの豚もつ煮
フライドチキンの秘密 ほか)
第2章 奴隷たちの楽園―ブラジル
(国民料理は奴隷料理
ダダの笑顔 ほか)
第3章 漂泊民の晩餐―ブルガリア、イラク
(ロマの“浄・穢観”
「トマス」「トラハナ」冬の朝食 ほか)
第4章 禁断の牛肉料理―ネパール
(カースト制度の国
不可触民サルキ ほか)
第5章 被差別の食卓―日本
(団地からの風景
日本版ビーフジャーキー「さいぼし」 ほか)
差別と貧困の中で生まれた、世界の「魂の料理」を訪ねる。アメリカ黒人のフライドチキン、ブラジルのフェジョアーダ、日本のさいぼし、あぶらかす…。それは単に「おいしい」だけではすまされない食文化であった。
上原善広・著。
価格:¥714(税込)
新潮新書(新潮社)。
大阪のある被差別部落では、そこでしか食べられない料理がある。あぶらかす、さいぼし…。一般地区の人々が見向きもしない余り物を食べやすいように工夫した独自の食文化である。その“むら”で生まれ育った著者は、やがて世界各地にある被差別の民が作り上げた食を味わうための旅に出た。フライドチキン、フェジョアーダ、ハリネズミ料理―。単に「おいしい」だけではすまされない“魂の料理”がそこにあった。
▼ 目次 ▼
第1章 ソウルフード―アメリカ
(ハーレムの豚もつ煮
フライドチキンの秘密 ほか)
第2章 奴隷たちの楽園―ブラジル
(国民料理は奴隷料理
ダダの笑顔 ほか)
第3章 漂泊民の晩餐―ブルガリア、イラク
(ロマの“浄・穢観”
「トマス」「トラハナ」冬の朝食 ほか)
第4章 禁断の牛肉料理―ネパール
(カースト制度の国
不可触民サルキ ほか)
第5章 被差別の食卓―日本
(団地からの風景
日本版ビーフジャーキー「さいぼし」 ほか)
筆坂秀世「日本共産党」
「日本共産党」。
筆坂秀世・著。
新潮社(新潮新書)。
価格:¥714(税込)
離党したからこそ、いえることがある
党財政300億円の内実から、
宮本顕治引退の真相まで──
党歴39年、党ナンバー4だった元最高幹部が
赤裸々に明かす「革命政党」の実態!
▼ カバーの折り返し ▼
「鉄の規律」「秘密主義」。現在でも公安警察の監視対象ゆえに、ある種の物々しさが漂う日本共産党だが、その実態とは──。
出来レースで選ばれる党指導部、給与遅配も珍しくない地方組織、度重なる募金で疲弊し離党する一般党員たち。
党歴39年、党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に参院議員辞職、離党した著者が、日々の党運営の仕組みから宮本顕治引退の真相まで、「革命政党」の内情を明らかにする。
▼ 著者について ▼
1948(昭和23)年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行へ就職。18歳で日本共産党に入党する。25歳で銀行を退職し専従活動家へ。国会議員秘書を経て参議院議員となり、共産党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に議員辞職。2005年7月に離党。
▼ 抜粋 ▼
共産党を見つめ直す
日本共産党は二〇〇五年の総選挙で、「たしかな野党が必要です」というキャッチコピーを掲げた。このコピーに異論はない。ただ衆参ともに九議席というのは、いかにも少なすぎる。これでは「たしかな」力には到底なりえない。一九七〇年代には、共産党が与党として参加する政権を、かすかにではあったが展望しえたときもあった。だがいまでは、国会議員の数は、ピーク時の半分以下にまで減ってしまった。「しんぶん赤旗」の発行部数も同様だ。
日本共産党にすれば、いつでも正しい政策、方針を持ち、正しくたたかってきたはずだ。だが、その正しいはずの共産党がなぜ大きくならないのか、なぜ多数の国民からの支持を獲得することができないのか。よもや共産党の正しさを理解できない国民が愚昧というわけではなかろう。そうではないはずだ。であるなら、どこかに共産党が国民に受け入れられない理由があるはずだ。
日本共産党はいうまでもなく、普通の日本人によってつくられた政党である。特殊な人間の集まりでもなければ、選りすぐられた人間の集まりでももちろんない。したがって、共産党在籍中からの私の持論でもあるのだが、日本人のレベルを超える共産党などありえないのである。ところが実際には、本当の姿、等身大の共産党というのものが、党外はもちろん、党内でさえ意外と知られていないように思う。
共産党のかつての選挙コピーに「澄んだ瞳で見て下さい」というのがあった。私自身の瞳が澄んでいるなどと、おごったことをいうつもりはないが、離党したからこそいえることがある。共産党の実像を紹介しておくことは、共産党の元幹部、参議院議員であった者としての責任であろうと思う。当然、そこには共産党への否定的評価もあるだろうし、肯定的評価もあるだろう。
もちろん、この作業は私自身の責任をも厳しく問うことになる。なぜなら私は、二年余前まで共産党の常任幹部会委員、書記局長代行、政策委員長であり、「ナンバー4」と呼ばれる最高幹部の一人であった。けっして他人事ではないからだ。
(「序章 なぜ私は入党し、離党したのか」より一部抜粋)
▼ 目次 ▼
序 章 なぜ私は入党し、離党したのか
第一章 日本共産党とは如何なる政党か
第二章 革命政党の実像
第三章 見えざる党指導部の実態
第四章 不破議長時代の罪と罰
第五章 日本共産党の無謬性を問う
終 章 立ちはだかる課題
筆坂秀世・著。
新潮社(新潮新書)。
価格:¥714(税込)
離党したからこそ、いえることがある
党財政300億円の内実から、
宮本顕治引退の真相まで──
党歴39年、党ナンバー4だった元最高幹部が
赤裸々に明かす「革命政党」の実態!
▼ カバーの折り返し ▼
「鉄の規律」「秘密主義」。現在でも公安警察の監視対象ゆえに、ある種の物々しさが漂う日本共産党だが、その実態とは──。
出来レースで選ばれる党指導部、給与遅配も珍しくない地方組織、度重なる募金で疲弊し離党する一般党員たち。
党歴39年、党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に参院議員辞職、離党した著者が、日々の党運営の仕組みから宮本顕治引退の真相まで、「革命政党」の内情を明らかにする。
▼ 著者について ▼
1948(昭和23)年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行へ就職。18歳で日本共産党に入党する。25歳で銀行を退職し専従活動家へ。国会議員秘書を経て参議院議員となり、共産党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に議員辞職。2005年7月に離党。
▼ 抜粋 ▼
共産党を見つめ直す
日本共産党は二〇〇五年の総選挙で、「たしかな野党が必要です」というキャッチコピーを掲げた。このコピーに異論はない。ただ衆参ともに九議席というのは、いかにも少なすぎる。これでは「たしかな」力には到底なりえない。一九七〇年代には、共産党が与党として参加する政権を、かすかにではあったが展望しえたときもあった。だがいまでは、国会議員の数は、ピーク時の半分以下にまで減ってしまった。「しんぶん赤旗」の発行部数も同様だ。
日本共産党にすれば、いつでも正しい政策、方針を持ち、正しくたたかってきたはずだ。だが、その正しいはずの共産党がなぜ大きくならないのか、なぜ多数の国民からの支持を獲得することができないのか。よもや共産党の正しさを理解できない国民が愚昧というわけではなかろう。そうではないはずだ。であるなら、どこかに共産党が国民に受け入れられない理由があるはずだ。
日本共産党はいうまでもなく、普通の日本人によってつくられた政党である。特殊な人間の集まりでもなければ、選りすぐられた人間の集まりでももちろんない。したがって、共産党在籍中からの私の持論でもあるのだが、日本人のレベルを超える共産党などありえないのである。ところが実際には、本当の姿、等身大の共産党というのものが、党外はもちろん、党内でさえ意外と知られていないように思う。
共産党のかつての選挙コピーに「澄んだ瞳で見て下さい」というのがあった。私自身の瞳が澄んでいるなどと、おごったことをいうつもりはないが、離党したからこそいえることがある。共産党の実像を紹介しておくことは、共産党の元幹部、参議院議員であった者としての責任であろうと思う。当然、そこには共産党への否定的評価もあるだろうし、肯定的評価もあるだろう。
もちろん、この作業は私自身の責任をも厳しく問うことになる。なぜなら私は、二年余前まで共産党の常任幹部会委員、書記局長代行、政策委員長であり、「ナンバー4」と呼ばれる最高幹部の一人であった。けっして他人事ではないからだ。
(「序章 なぜ私は入党し、離党したのか」より一部抜粋)
▼ 目次 ▼
序 章 なぜ私は入党し、離党したのか
第一章 日本共産党とは如何なる政党か
第二章 革命政党の実像
第三章 見えざる党指導部の実態
第四章 不破議長時代の罪と罰
第五章 日本共産党の無謬性を問う
終 章 立ちはだかる課題
2006年04月07日
ブッシュ大統領のいとこが製作した世論誘導分析映画
アトミック・カフェ(THE ATOMIC CAFE)
『華氏911』のマイケル・ムーアの師であり、ブッシュ現大統領のいとこでもあるケヴィン・ラファティら3人の監督によるドキュメンタリー。冷戦下のアメリカで放映された政府製作の広報フィルムやニュース映像を使用し、情報による大衆操作の実態に迫る。
価格:¥3,990 (税込)
字幕スーパー。
竹書房。
ジョージ・W・ブッシュの従兄弟で、マイケル・ムーアが師と仰ぐケヴィン・ラファティ監督作。原爆、反共にまつわる1940〜50年代のニュースや広報フィルムを通し、アメリカのプロパガンダ戦略を見せるラジカルなドキュメンタリー。
《監督》 ケヴィン・ラファティ、ピアース・ラファティ、ジェーン・ローダー
『華氏911』のマイケル・ムーアの師であり、ブッシュ現大統領のいとこでもあるケヴィン・ラファティら3人の監督によるドキュメンタリー。冷戦下のアメリカで放映された政府製作の広報フィルムやニュース映像を使用し、情報による大衆操作の実態に迫る。
価格:¥3,990 (税込)
字幕スーパー。
竹書房。
ジョージ・W・ブッシュの従兄弟で、マイケル・ムーアが師と仰ぐケヴィン・ラファティ監督作。原爆、反共にまつわる1940〜50年代のニュースや広報フィルムを通し、アメリカのプロパガンダ戦略を見せるラジカルなドキュメンタリー。
《監督》 ケヴィン・ラファティ、ピアース・ラファティ、ジェーン・ローダー
2006年04月04日
自己破産ハンドブック
「自己破産ハンドブック」。
破産再生研究会・著。
どれだけの借金で破産できるのか?いくら準備すれば手続きできるのか?用意すべき書類、手続きの完了までを注意点とともに詳述。誤解の多い自己破産もこの一冊があれば問題なくクリア。
価格:¥1,470 (税込)
データハウス。
どれだけの借金で破産できるのか?いくら準備すれば手続きできるのか?「自己破産」の概要と実際の進め方を詳述。
破産前にやっておくべきこと、注意点、実際の破産申立てに必要な書類の集め方、「破産申立書」の記入の仕方、そして免責について。
弁護士を頼まずに自己破産を1人で手続きするためのマニュアル。
▼ 目次 ▼
第1章 これが本当の「自己破産」
(自己破産には誤解が多い
自己破産は「借金の踏み倒し」ではない
ほか)
第2章 事前に確認すべきこと・注意点
(「悪い人」は自己破産なんて考えない
自己破産のポイントは「返済不能」
ほか)
第3章 自己破産を一人で手続きする
(自己破産申し立ては自分でもできる
弁護士等の探し方と注意点
ほか)
第4章 口座・給与の扱い方
(銀行口座の変更は真っ先に行う
給与の振り込み先は素早く変更の手続きを ほか)
第5章 自己破産の効果
(金融業者からの催促が停止
裁判所での破産審尋
ほか)
第6章 免責の後は
(破産後の実質的なデメリット
金融業者からのDMに要注意
ほか)
破産再生研究会・著。
どれだけの借金で破産できるのか?いくら準備すれば手続きできるのか?用意すべき書類、手続きの完了までを注意点とともに詳述。誤解の多い自己破産もこの一冊があれば問題なくクリア。
価格:¥1,470 (税込)
データハウス。
どれだけの借金で破産できるのか?いくら準備すれば手続きできるのか?「自己破産」の概要と実際の進め方を詳述。
破産前にやっておくべきこと、注意点、実際の破産申立てに必要な書類の集め方、「破産申立書」の記入の仕方、そして免責について。
弁護士を頼まずに自己破産を1人で手続きするためのマニュアル。
▼ 目次 ▼
第1章 これが本当の「自己破産」
(自己破産には誤解が多い
自己破産は「借金の踏み倒し」ではない
ほか)
第2章 事前に確認すべきこと・注意点
(「悪い人」は自己破産なんて考えない
自己破産のポイントは「返済不能」
ほか)
第3章 自己破産を一人で手続きする
(自己破産申し立ては自分でもできる
弁護士等の探し方と注意点
ほか)
第4章 口座・給与の扱い方
(銀行口座の変更は真っ先に行う
給与の振り込み先は素早く変更の手続きを ほか)
第5章 自己破産の効果
(金融業者からの催促が停止
裁判所での破産審尋
ほか)
第6章 免責の後は
(破産後の実質的なデメリット
金融業者からのDMに要注意
ほか)
2006年04月02日
売られ続ける日本、買い漁るアメリカ
「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ―米国の対日改造プログラムと消える未来」。
日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。痛みを伴う構造改革の果てに、我々日本人がたどり着くのは…。
本山美彦・著。
価格:¥1,365 (税込)
ビジネス社。
日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、金融、建築、保険、法律、学校、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。開放という美辞麗句の下、痛みを伴う構造改革の果てに我々日本人がたどり着くのは、これまで経験したことのない想像を絶する「下流社会」と「植民国家」の誕生である。
『年次改革要望書』『共同現状報告書』『外国貿易障壁報告書』『日米投資イニシアティブ報告書』『首脳への報告書』。日本改造を進める五つのレポートとは。
▼ 目次 ▼
第1章
米国エスタブリッシュメントが進める日本改造
(超党派による「日本改造計画」
二〇一〇年までに、米国は日本市場を「開放」する ほか)
第2章 「神々の争い」に敗れた日本
(オプスディとカリスマ運動
実利を宗教で裏打ちするキリスト教右派
ほか)
第3章 日米投資イニシアティブの正体
(日本を「安値」で買うために構造改革する
日本の政策決定プロセスが変わった瞬間
ほか)
第4章 日本の「医療市場」が飲み込まれる
(日本の大学は「米国の予備校化」する
米国医療制度という名の「地獄」
ほか)
第5章 「五つのレポート」が与えるアンダー・プレッシャー
(「抗議のポーズ」を取るだけの日本政府
クリントン政権下の包括協議と『年次改革要望書』
ほか)
第6章 世界経済を恫喝する「USTR」
(組織ではなく「代表者」という事実
安全保障を軸とする政治同盟とSTRの誕生
ほか)
日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。痛みを伴う構造改革の果てに、我々日本人がたどり着くのは…。
本山美彦・著。
価格:¥1,365 (税込)
ビジネス社。
日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、金融、建築、保険、法律、学校、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。開放という美辞麗句の下、痛みを伴う構造改革の果てに我々日本人がたどり着くのは、これまで経験したことのない想像を絶する「下流社会」と「植民国家」の誕生である。
『年次改革要望書』『共同現状報告書』『外国貿易障壁報告書』『日米投資イニシアティブ報告書』『首脳への報告書』。日本改造を進める五つのレポートとは。
▼ 目次 ▼
第1章
米国エスタブリッシュメントが進める日本改造
(超党派による「日本改造計画」
二〇一〇年までに、米国は日本市場を「開放」する ほか)
第2章 「神々の争い」に敗れた日本
(オプスディとカリスマ運動
実利を宗教で裏打ちするキリスト教右派
ほか)
第3章 日米投資イニシアティブの正体
(日本を「安値」で買うために構造改革する
日本の政策決定プロセスが変わった瞬間
ほか)
第4章 日本の「医療市場」が飲み込まれる
(日本の大学は「米国の予備校化」する
米国医療制度という名の「地獄」
ほか)
第5章 「五つのレポート」が与えるアンダー・プレッシャー
(「抗議のポーズ」を取るだけの日本政府
クリントン政権下の包括協議と『年次改革要望書』
ほか)
第6章 世界経済を恫喝する「USTR」
(組織ではなく「代表者」という事実
安全保障を軸とする政治同盟とSTRの誕生
ほか)
2006年03月30日
海の漂泊民族バジャウ
「海の漂泊民族バジャウ」
陸を拒み、文明に背を向けて生きる自由の民バジャウ族。カレンダーも数字も存在しない海上での生活を、ドイツ人の女性写真家が叙情的に綴る。熱帯の海に生き、単純ななかに幸せを見出していく天才たちの物語。
ミルダ・ドリューケ著、畔上司・翻訳。
価格:¥3,045 (税込)
草思社。
ドイツ人の女性写真家が、インドネシアの漂海民バジャウ族と過ごした日々を叙情的に綴ったノンフィクション。陸上には病気と邪悪な霊があふれていると信じ、必需品を入手するとき以外は陸の人間と接触しないバジャウ族。時間を区切るのは自由を失うことと考え、そのとき自分が体験することに最大の価値を置く暮らしのなかで、著者はいつしか深い充足感に満たされていく―。熱帯の海に生きる「単純ななかに幸せを見出していく天才たち」の物語。
▼ 目次 ▼
海への憧れ、漂海民に会いたい
時間を超えた深い安らぎ
すべてが肉感的で美しい熱帯の島
バジャウ族は時間もお金も、物を所有することも理解しない
淡々と生きることはとても難しい
時間を区切るのは自由を失うことだ
自他の境界が消えてしまう「海洋性の自我障害」
よけいなもの、無意味なものはなく、すべてに意味がある
幼い女の子の目に映る「人生の知恵」
持ちつ持たれつの共生、お礼は言わない
自分自身を探し求めて、わたしは「侵入」する
ありのままの自分を生きる自由な人間
陸を拒み、文明に背を向けて生きる自由の民バジャウ族。カレンダーも数字も存在しない海上での生活を、ドイツ人の女性写真家が叙情的に綴る。熱帯の海に生き、単純ななかに幸せを見出していく天才たちの物語。
ミルダ・ドリューケ著、畔上司・翻訳。
価格:¥3,045 (税込)
草思社。
ドイツ人の女性写真家が、インドネシアの漂海民バジャウ族と過ごした日々を叙情的に綴ったノンフィクション。陸上には病気と邪悪な霊があふれていると信じ、必需品を入手するとき以外は陸の人間と接触しないバジャウ族。時間を区切るのは自由を失うことと考え、そのとき自分が体験することに最大の価値を置く暮らしのなかで、著者はいつしか深い充足感に満たされていく―。熱帯の海に生きる「単純ななかに幸せを見出していく天才たち」の物語。
▼ 目次 ▼
海への憧れ、漂海民に会いたい
時間を超えた深い安らぎ
すべてが肉感的で美しい熱帯の島
バジャウ族は時間もお金も、物を所有することも理解しない
淡々と生きることはとても難しい
時間を区切るのは自由を失うことだ
自他の境界が消えてしまう「海洋性の自我障害」
よけいなもの、無意味なものはなく、すべてに意味がある
幼い女の子の目に映る「人生の知恵」
持ちつ持たれつの共生、お礼は言わない
自分自身を探し求めて、わたしは「侵入」する
ありのままの自分を生きる自由な人間
2006年03月27日
戦争倫理学
「戦争倫理学」。
加藤尚武・著。
ちくま新書(筑摩書房)
価格:¥735 (税込)
九・一一以後、世界は戦争に向かって地滑りを起こしているのかもしれない。こうした状況にあって、ともすると人は、戦争が生み出す悲惨な現実に慣れてしまい、正気を失ってしまう。まやかしの議論に乗せられないためには、戦争に関する最低限の議論を知っておかなくてはならない。
本書は、そうした重要論点を整理し、戦争抑止への道を探る戦争倫理学の試みだ。同時多発テロに端を発する米国の軍事行動、ロールズの原爆投下批判、憲法九条問題などが取り上げられており、いま、戦争について冷静に考え、実りある議論をするための、重要な手がかりを与えてくれる。
▼ 著者略歴 ▼
加藤 尚武
1937年東京都生まれ。東京大学大学院文学研究科(哲学)博士課程中退。千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授などを経て、現在、鳥取環境大学学長。専門は生命倫理学、環境倫理学、応用倫理学。『哲学の使命―ヘーゲル哲学の精神と世界』(未来社)で第3回和辻哲郎文化賞受賞。
▼ 目次 ▼
戦争に関する正気とは何か
戦争の二種類のルール―戦争目的規制(jus ad bellum)と戦闘経過規制(jus in bello)
連続テロに対する報復戦争は正当か―私の第一の反戦メイル
国家という猫には誰も鈴をつけられない―トーマス・モアの処刑とグローティウスの戦争論
アメリカの良心は「ヒロシマ」に「ノー」と言った―ロールズの原爆投下批判
ゲルニカを忘れないで―私の第二の反戦メイル
鉛の兵隊さんはどうして美しい制服を着ているのか―傭兵軍から国民軍への転換
カントの「永久平和論」
人は共和国のために命を捧げる―ヘーゲルの考えた国家と戦争の関係
戦争をした日本は有罪か―「東京裁判史観」と東京裁判の問題点
〔ほか〕
加藤尚武・著。
ちくま新書(筑摩書房)
価格:¥735 (税込)
九・一一以後、世界は戦争に向かって地滑りを起こしているのかもしれない。こうした状況にあって、ともすると人は、戦争が生み出す悲惨な現実に慣れてしまい、正気を失ってしまう。まやかしの議論に乗せられないためには、戦争に関する最低限の議論を知っておかなくてはならない。
本書は、そうした重要論点を整理し、戦争抑止への道を探る戦争倫理学の試みだ。同時多発テロに端を発する米国の軍事行動、ロールズの原爆投下批判、憲法九条問題などが取り上げられており、いま、戦争について冷静に考え、実りある議論をするための、重要な手がかりを与えてくれる。
▼ 著者略歴 ▼
加藤 尚武
1937年東京都生まれ。東京大学大学院文学研究科(哲学)博士課程中退。千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授などを経て、現在、鳥取環境大学学長。専門は生命倫理学、環境倫理学、応用倫理学。『哲学の使命―ヘーゲル哲学の精神と世界』(未来社)で第3回和辻哲郎文化賞受賞。
▼ 目次 ▼
戦争に関する正気とは何か
戦争の二種類のルール―戦争目的規制(jus ad bellum)と戦闘経過規制(jus in bello)
連続テロに対する報復戦争は正当か―私の第一の反戦メイル
国家という猫には誰も鈴をつけられない―トーマス・モアの処刑とグローティウスの戦争論
アメリカの良心は「ヒロシマ」に「ノー」と言った―ロールズの原爆投下批判
ゲルニカを忘れないで―私の第二の反戦メイル
鉛の兵隊さんはどうして美しい制服を着ているのか―傭兵軍から国民軍への転換
カントの「永久平和論」
人は共和国のために命を捧げる―ヘーゲルの考えた国家と戦争の関係
戦争をした日本は有罪か―「東京裁判史観」と東京裁判の問題点
〔ほか〕
2006年03月22日
高学歴ノーリターン
高学歴ノーリターン The School Record Dose Not Pay ペーパーバックス。
中野雅至・著。光文社。
日本は「学歴価値」が大暴落し、「高学歴ノーリターン」の国になりつつある。東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描き、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
価格:¥1,000 (税込)
一流大卒が負け続ける「ギャンブル社会」の到来
「東大社会」で実感した「学歴価値」の大暴落
■「ニートや派遣労働者に比べれば、正社員の一流大卒ホワイトカラーは完全なる勝ち組 winners じゃないか」――そう持ち上げられても、何か釈然としないものを感じている高学歴者は、実は多いのではないだろうか?
■高学歴者は今、明らかに3極化 tripolarize している。「カリスマ性のある高学歴者」「ボンボン高学歴者」、そして、下・中間層出身で目立った取り柄のない「さえない高学歴者」である。前2者は恵まれた生活を送っているが、「旧帝大」や「早慶」出身の、ごく普通の高学歴サラリーマンと公務員は、明らかに報われていない。つまり、釈然としない“何か” を感じている高学歴者は、「さえない高学歴者」である可能性が高いのだ。
■本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」 real value of school record が大暴落しており、日本画「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
■前作『はめられた公務員』で公務員リストラのシナリオを見事に予測した著者が描く、「ポスト学歴社会=ギャンブル社会」とは……。
【「有名企業の正社員になれたら勝ち組」というのは本当か?】
●東大を出てもヒルズに住めるわけではない!
●「所得<学歴・職業威信」から「学歴・職業威信<所得」の時代へ!
●高学歴社は「市場原理主義」に打ち負かされた!
●もう学歴だけでは格差はひっくり返せなくなる!
●「本当に儲けているのは誰か」を考えよ!
●勉強を強いてでも子供に高学歴を得させるべきか?
本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」 real value of school recordが大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
▼ 著者略歴 ▼
中野 雅至
1964年、奈良県大和郡山市生まれ。1988年同志社大学文学部英文学科卒業。1989年大和郡山市役所に入所。在籍中に働きながら国家1種行政職試験に合格し、1990年旧労働省入省。The School of Public Policy、The University of Michiganへの留学、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授に就任。
▼ 目次 ▼
1 誰が損をしているのか?
2 報われない仕事
3 彼らはなぜ怒らないのか? 中央官庁編
4 彼はなぜ怒らないのか? 一流企業編
5 「中流受験秀才」の悲劇
6 「学歴社会」の崩壊
7 運がよければ…
8 「新・学歴社会」を構築せよ
中野雅至・著。光文社。
日本は「学歴価値」が大暴落し、「高学歴ノーリターン」の国になりつつある。東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描き、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
価格:¥1,000 (税込)
一流大卒が負け続ける「ギャンブル社会」の到来
「東大社会」で実感した「学歴価値」の大暴落
■「ニートや派遣労働者に比べれば、正社員の一流大卒ホワイトカラーは完全なる勝ち組 winners じゃないか」――そう持ち上げられても、何か釈然としないものを感じている高学歴者は、実は多いのではないだろうか?
■高学歴者は今、明らかに3極化 tripolarize している。「カリスマ性のある高学歴者」「ボンボン高学歴者」、そして、下・中間層出身で目立った取り柄のない「さえない高学歴者」である。前2者は恵まれた生活を送っているが、「旧帝大」や「早慶」出身の、ごく普通の高学歴サラリーマンと公務員は、明らかに報われていない。つまり、釈然としない“何か” を感じている高学歴者は、「さえない高学歴者」である可能性が高いのだ。
■本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」 real value of school record が大暴落しており、日本画「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
■前作『はめられた公務員』で公務員リストラのシナリオを見事に予測した著者が描く、「ポスト学歴社会=ギャンブル社会」とは……。
【「有名企業の正社員になれたら勝ち組」というのは本当か?】
●東大を出てもヒルズに住めるわけではない!
●「所得<学歴・職業威信」から「学歴・職業威信<所得」の時代へ!
●高学歴社は「市場原理主義」に打ち負かされた!
●もう学歴だけでは格差はひっくり返せなくなる!
●「本当に儲けているのは誰か」を考えよ!
●勉強を強いてでも子供に高学歴を得させるべきか?
本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」 real value of school recordが大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
▼ 著者略歴 ▼
中野 雅至
1964年、奈良県大和郡山市生まれ。1988年同志社大学文学部英文学科卒業。1989年大和郡山市役所に入所。在籍中に働きながら国家1種行政職試験に合格し、1990年旧労働省入省。The School of Public Policy、The University of Michiganへの留学、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授に就任。
▼ 目次 ▼
1 誰が損をしているのか?
2 報われない仕事
3 彼らはなぜ怒らないのか? 中央官庁編
4 彼はなぜ怒らないのか? 一流企業編
5 「中流受験秀才」の悲劇
6 「学歴社会」の崩壊
7 運がよければ…
8 「新・学歴社会」を構築せよ
「バス174」 スペシャル・エディション
バス174 スペシャル・エディション。
価格:¥4,935 (税込)
角川エンタテインメント。
2000年6月、ひとりの青年が乗客11人を人質に立てこもったブラジルでのバスジャック事件の全容を追ったクライムドキュメンタリー。24時間に及ぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む多くの証言から構成された臨場感あふれる映像で当時の深層に迫る。
各国の映画賞を数多く受賞した、驚愕のドキュメンタリー映画。2000年、リオデジャネイロで実際に起きたバスジャック事件の全容を追った、臨場感溢れる作品。ピストルを手にバスに立てこもった男と、人質の運命は…。ブラジルの貧困の実態とストリート・チルドレンの問題を浮き彫りにした衝撃作。
2000年6月12日リオデジャネイロ。青年が乗客11人を人質に取り、ピストルを手にしてバスに立てこもった!特殊部隊と多くのメディアが現場に急行。ブラジル中の人々がテレビの生中継を見守った。スラム街で育った犯人のサンドロは、かつて起きた警官たちによるストレート・チルドレン虐殺事件の生き残りだった。5時間にもおよぶこう着状態の後、サンドロは人質女性を連れてバスを降りるが・・・。事件はなぜ起こり、なぜ、あのような結末を迎えなければならなかったのか!?
●銃声!罵声!悲鳴!この「最悪」な現実を直視せよ!!
2000年リオデジャネイロで実際に起きたバスジャック事件の全容を追った、驚愕のクライム・ドキュメンタリー!24時間におよぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む数多くの証言から織り上げられた映像は、息をのむような臨場感とともに見るものに迫る!!
●『華氏911』『スーパーサイズ・ミー』など、新世代ドキュメンタリー・ムービーが大ヒット中!!2003年NEWS WEEKドキュメンタリー・ベスト5に選出!!
●『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督が全面協力!新たな天才監督の誕生!!
★2002年 リオデジャネイロ国際映画祭 国際審査員賞最優秀ブラジル映画 / 観客選出最優秀ドキュメンタリー賞
★2002年 サンパウロ国際映画祭 国際審査員賞優秀ドキュメンタリー賞 / ドキュメンタリー映画新人監督賞
★2003年 ロッテルダム国際映画祭国際アムネスティDOEN賞
★2003年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 アムネスティ賞
★2003年 News Week ドキュメンタリー・ベスト5選出
★2005年 ピーボディー賞
【ディスク】片面2層
【音声】ステレオ(ポルトガル語)
【字幕】日本語
【画面】レターボックス
価格:¥4,935 (税込)
角川エンタテインメント。
2000年6月、ひとりの青年が乗客11人を人質に立てこもったブラジルでのバスジャック事件の全容を追ったクライムドキュメンタリー。24時間に及ぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む多くの証言から構成された臨場感あふれる映像で当時の深層に迫る。
各国の映画賞を数多く受賞した、驚愕のドキュメンタリー映画。2000年、リオデジャネイロで実際に起きたバスジャック事件の全容を追った、臨場感溢れる作品。ピストルを手にバスに立てこもった男と、人質の運命は…。ブラジルの貧困の実態とストリート・チルドレンの問題を浮き彫りにした衝撃作。
2000年6月12日リオデジャネイロ。青年が乗客11人を人質に取り、ピストルを手にしてバスに立てこもった!特殊部隊と多くのメディアが現場に急行。ブラジル中の人々がテレビの生中継を見守った。スラム街で育った犯人のサンドロは、かつて起きた警官たちによるストレート・チルドレン虐殺事件の生き残りだった。5時間にもおよぶこう着状態の後、サンドロは人質女性を連れてバスを降りるが・・・。事件はなぜ起こり、なぜ、あのような結末を迎えなければならなかったのか!?
●銃声!罵声!悲鳴!この「最悪」な現実を直視せよ!!
2000年リオデジャネイロで実際に起きたバスジャック事件の全容を追った、驚愕のクライム・ドキュメンタリー!24時間におよぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む数多くの証言から織り上げられた映像は、息をのむような臨場感とともに見るものに迫る!!
●『華氏911』『スーパーサイズ・ミー』など、新世代ドキュメンタリー・ムービーが大ヒット中!!2003年NEWS WEEKドキュメンタリー・ベスト5に選出!!
●『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督が全面協力!新たな天才監督の誕生!!
★2002年 リオデジャネイロ国際映画祭 国際審査員賞最優秀ブラジル映画 / 観客選出最優秀ドキュメンタリー賞
★2002年 サンパウロ国際映画祭 国際審査員賞優秀ドキュメンタリー賞 / ドキュメンタリー映画新人監督賞
★2003年 ロッテルダム国際映画祭国際アムネスティDOEN賞
★2003年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 アムネスティ賞
★2003年 News Week ドキュメンタリー・ベスト5選出
★2005年 ピーボディー賞
【ディスク】片面2層
【音声】ステレオ(ポルトガル語)
【字幕】日本語
【画面】レターボックス
2006年03月16日
「大統領の陰謀」スペシャル・エディション
大統領の陰謀 スペシャル・エディション。
ウォーターゲート事件を暴いた2人の新聞記者たちの取材活動を克明に描いたダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード共演で贈る珠玉のサスペンス映画。リマスター&特典ディスク付きのスペシャル・エディションで登場。
参考価格:¥3,980 (税込) ⇒ 価格:¥3,104(税込)
OFF:¥876 (22%)
発売予定日は2006/05/12です。ただいま予約受付中です。
ディスク枚数:2
ワーナー・ホーム・ビデオ。
あの名作が、リマスターされスペシャル・エディションで復活!
ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード出演!
現実がフィクションを超えた事件!
【ストーリー】
アメリカ史にその悪名を刻みつけた男。その名は“ニクソン”。大統領であった彼を失脚させたウォーターゲート事件を暴いた2人の新聞記者。その取材活動を、克明に、センセーショナルに描き出した大作。
真相究明の追跡調査をレポートした著書「大統領の陰謀」を原作に、ハリウッドを代表する2人の名優、ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードが熱演。まさに迫真の演技を披露。
助演男優賞を含む1976年度アカデミー賞4部門を受賞。
【監督】アラン・J・パクラ, Alan Pakula
【キャスト】
ヴァレリー・カーティン, スティーブン・コリンズ, マーティン・バルサム, リンゼイ・クローズ, ジェーン・アレキサンダー, ジャック・ウォーデン, ハル・ホルブルック, ダスティン・ホフマン, F・マーリー・エイブラハム, ジェーソン・ロバーズ, ネッド・ビーティ, ロバート・レッドフォード
【賞】
AFI - Top 100 Thrills
Zagat Survey Movie Selection
アカデミー賞 - 助演男優賞
アカデミー賞 - 美術賞
アカデミー賞 - 脚色賞
アカデミー賞 - 音響賞
【特典】
・Disc1
ロバート・レッドフォードによる音声解説
アラン・J・パクラ予告編集
・Disc2 約78分
Robert Redford and the Making of a Political Thriller
Deep Throat: Out of the Shadows
Woodward and Bernstein: Lighting the Fire
Pressure and the Press: The Making of All the President's Men
1976 Dinah! with Jason Robards
ウォーターゲート事件を暴いた2人の新聞記者たちの取材活動を克明に描いたダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード共演で贈る珠玉のサスペンス映画。リマスター&特典ディスク付きのスペシャル・エディションで登場。
参考価格:¥3,980 (税込) ⇒ 価格:¥3,104(税込)
OFF:¥876 (22%)
発売予定日は2006/05/12です。ただいま予約受付中です。
ディスク枚数:2
ワーナー・ホーム・ビデオ。
あの名作が、リマスターされスペシャル・エディションで復活!
ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード出演!
現実がフィクションを超えた事件!
【ストーリー】
アメリカ史にその悪名を刻みつけた男。その名は“ニクソン”。大統領であった彼を失脚させたウォーターゲート事件を暴いた2人の新聞記者。その取材活動を、克明に、センセーショナルに描き出した大作。
真相究明の追跡調査をレポートした著書「大統領の陰謀」を原作に、ハリウッドを代表する2人の名優、ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードが熱演。まさに迫真の演技を披露。
助演男優賞を含む1976年度アカデミー賞4部門を受賞。
【監督】アラン・J・パクラ, Alan Pakula
【キャスト】
ヴァレリー・カーティン, スティーブン・コリンズ, マーティン・バルサム, リンゼイ・クローズ, ジェーン・アレキサンダー, ジャック・ウォーデン, ハル・ホルブルック, ダスティン・ホフマン, F・マーリー・エイブラハム, ジェーソン・ロバーズ, ネッド・ビーティ, ロバート・レッドフォード
【賞】
AFI - Top 100 Thrills
Zagat Survey Movie Selection
アカデミー賞 - 助演男優賞
アカデミー賞 - 美術賞
アカデミー賞 - 脚色賞
アカデミー賞 - 音響賞
【特典】
・Disc1
ロバート・レッドフォードによる音声解説
アラン・J・パクラ予告編集
・Disc2 約78分
Robert Redford and the Making of a Political Thriller
Deep Throat: Out of the Shadows
Woodward and Bernstein: Lighting the Fire
Pressure and the Press: The Making of All the President's Men
1976 Dinah! with Jason Robards
2006年03月06日
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録
「標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録」。
新潮文庫。
ジョージ・ジョナス著。新庄哲夫・翻訳。
価格:¥740 (税込)
1972年9月、PLOの過激派「黒い九月」がミュンヘン五輪選手村を襲撃し、イスラエル選手団の一部を虐殺した。激怒したイスラエルの秘密情報機関モサドは暗殺チームを編成し、アラブ・テロリスト指導部の11人を次々に消して行く…。今は本名を変えて米国に住む、元暗殺隊長の告白に基づく凄絶な復讐の記録。冷徹な組織の論理と揺れ動く個人の心理をドラマチックに描出する。
▼ 目次 ▼
1 秘密情報工作員への道
2 歯には歯を
3 暗殺行
4 祖国よ、さようなら
新潮文庫。
ジョージ・ジョナス著。新庄哲夫・翻訳。
価格:¥740 (税込)
1972年9月、PLOの過激派「黒い九月」がミュンヘン五輪選手村を襲撃し、イスラエル選手団の一部を虐殺した。激怒したイスラエルの秘密情報機関モサドは暗殺チームを編成し、アラブ・テロリスト指導部の11人を次々に消して行く…。今は本名を変えて米国に住む、元暗殺隊長の告白に基づく凄絶な復讐の記録。冷徹な組織の論理と揺れ動く個人の心理をドラマチックに描出する。
▼ 目次 ▼
1 秘密情報工作員への道
2 歯には歯を
3 暗殺行
4 祖国よ、さようなら
2006年03月05日
国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!
国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!
■東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山国
■ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々
■極東に造られた、もう一つのユダヤ人の祖国
■国がまるごと音信不通になった、とんでもない島国
■絶海の落人島は書類一つに5300km
■今も生きる十字軍の騎士たちの領土なき国家
■国家ぐるみで行なった、民営化という名の搾取 など
吉田一郎・著。
価格:¥1,500 (税込)
交通新聞社。
常識や道徳を思い切って脱ぎ捨てて、奇妙な52カ国にどっぷり浸かってみませんか。ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々など、世界って意外にいい加減かもしれません。考えちゃう人に贈る、オモシロ世界地図。
▼ 著者略歴 ▼
吉田 一郎
1963年11月3日東京都赤羽生まれ。埼玉県大宮育ち。法政大学社会学部卒業。中学生時代、タモリの「四ヵ国語麻雀」で中国語と韓国語に目覚め勉強を始め、映画『Mr.Boo!』で香港にとりつかれる。イギリス植民地時代の1985〜87年にかけ香港中文大学に留学。九龍城砦14階に住みながら日本語学校でアルバイト講師生活を送る。週刊『香港ポスト』記者を経て、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長。現在、日本に帰国し大学院生活。
▼ 目次 ▼
第1章 小さくても立派にやってる極小国家ベストテン
(バチカン市国―潜在的“国民”は一〇億人以上!?世界最小の大国家
モナコ公国―殿様商売と思いきや、意外に時代をつかんだ商売上手 ほか)
第2章 国の中で独立するもうひとつの国
(アトス山(聖山修道院自治州)―東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山
コソボ自治州―民族の聖地への、強すぎる思いが生んだテロの応酬 ほか)
第3章 ワケあって勝手に独立宣言をした国々
(沿ドニエストル共和国―レーニンの銅像がそびえる、今も「ソ連」な国
アブハジア共和国 南オセチア共和国―ソ連の亡霊に悩まされるカフカスの小国 ほか)
第4章 常識だけでは判断できない珍妙な国・地域
(ピトケアン島―絶海の落人島は書類一つに五三〇〇km
スバールバル諸島―日本人でも自由に暮らせる不思議な外国 ほか)
第5章 かつてはあったこんな奇妙な国・地域
(ビアフラ共和国―大国のエゴが生んだ二〇〇万人の犠牲者
東パキスタン―宗教だけで作られた、世界最遠飛び地国家の破綻 ほか)
■東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山国
■ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々
■極東に造られた、もう一つのユダヤ人の祖国
■国がまるごと音信不通になった、とんでもない島国
■絶海の落人島は書類一つに5300km
■今も生きる十字軍の騎士たちの領土なき国家
■国家ぐるみで行なった、民営化という名の搾取 など
吉田一郎・著。
価格:¥1,500 (税込)
交通新聞社。
常識や道徳を思い切って脱ぎ捨てて、奇妙な52カ国にどっぷり浸かってみませんか。ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々など、世界って意外にいい加減かもしれません。考えちゃう人に贈る、オモシロ世界地図。
▼ 著者略歴 ▼
吉田 一郎
1963年11月3日東京都赤羽生まれ。埼玉県大宮育ち。法政大学社会学部卒業。中学生時代、タモリの「四ヵ国語麻雀」で中国語と韓国語に目覚め勉強を始め、映画『Mr.Boo!』で香港にとりつかれる。イギリス植民地時代の1985〜87年にかけ香港中文大学に留学。九龍城砦14階に住みながら日本語学校でアルバイト講師生活を送る。週刊『香港ポスト』記者を経て、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長。現在、日本に帰国し大学院生活。
▼ 目次 ▼
第1章 小さくても立派にやってる極小国家ベストテン
(バチカン市国―潜在的“国民”は一〇億人以上!?世界最小の大国家
モナコ公国―殿様商売と思いきや、意外に時代をつかんだ商売上手 ほか)
第2章 国の中で独立するもうひとつの国
(アトス山(聖山修道院自治州)―東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山
コソボ自治州―民族の聖地への、強すぎる思いが生んだテロの応酬 ほか)
第3章 ワケあって勝手に独立宣言をした国々
(沿ドニエストル共和国―レーニンの銅像がそびえる、今も「ソ連」な国
アブハジア共和国 南オセチア共和国―ソ連の亡霊に悩まされるカフカスの小国 ほか)
第4章 常識だけでは判断できない珍妙な国・地域
(ピトケアン島―絶海の落人島は書類一つに五三〇〇km
スバールバル諸島―日本人でも自由に暮らせる不思議な外国 ほか)
第5章 かつてはあったこんな奇妙な国・地域
(ビアフラ共和国―大国のエゴが生んだ二〇〇万人の犠牲者
東パキスタン―宗教だけで作られた、世界最遠飛び地国家の破綻 ほか)
2006年02月19日
Little Birds―イラク 戦火の家族たち―
Little Birds―イラク 戦火の家族たち―。
本当のイラク戦争を鮮烈にとらえた衝撃のドキュメンタリー!
米軍によるイラク侵攻が始まった2003年3月から、ビデオジャーナリストの綿井健陽が約1年半の取材期間に撮影した123時間余りの映像から作られたドキュメンタリー映画。視覚障害者用副音声と聴覚障害者用日本語字幕を設けたバリアフリー仕様。
参考価格:¥5,985(税込) ⇒ 価格:¥4,668(税込)
OFF:¥1,317 (22%)
発売予定日は2006/03/24です。ただいま予約受付中です。
ディスク枚数:2
マクザム。
●スタッフ
撮影・監督:綿井健陽
製作・編集:安岡卓治『A』『A2』
翻訳:ユセフ・アブ・タリフ、重信メイ、勝元サラー
編集助手:辻井潔/企画協力:小西晴子
製作:安岡フィルムズ
●解説
街角に作られた小さな墓標には
「お父さん泣かないで、私たちは天国の鳥になりました」
と記されていた…。
米軍によるイラク侵攻が始まった2003年3月、ビデオジャーナリスト綿井健陽はバグダッドにいた。「ニュースステーション」「News23」で精力的にイラクからの中継リポートを続けていた綿井は、日本のメディアが引き上げていくなか、現地に留まり続ける。そして、約1年半の取材期間を費やし撮影された123時間余りの映像から、102分のドキュメンタリー映画『Little Birds-イラク 戦火の家族たち-』を完成させた。
空爆で3人の子供を奪われた父親アリ・サクバンと、クラスター爆弾によって右目を負傷した少女ハディールを軸に、バクダッド、アブグレイブ、サマワなどイラク各地を舞台に、戦火の中で懸命に生きる人々の姿を丹念に紡ぐ。綿井健陽は、最低限必要な字幕とテロップのみを配し、“イラクの現実”を可能な限り画面上に再現しようとした。そこには、テレビのニュース映像用に加工されていないリアルな生活と、彼らが日々経験している恐怖、悲しみ、そして怒りが浮き彫りになる。本作は、私たちがニュース映像として知るほんのわずかなイラク戦争の断片と、伝えられることのなかった多くの映像を繋ぎ合わせ、ひとつの面として理解することを可能にしてくれる。その結果、ようやく「私たちと同じように家族を持った人たちの暮らしがある」という当たり前のことに気がつくことになる。そして“人道”“正義”という名の下に行われた戦争も、イラクの人々にとっては圧倒的な暴力でしかないということも。
また本作は、私たち日本人に、ある種の居心地の悪さを感じさせる。イラク国内の惨状を目にして涙を流す“私”と、アメリカを支持する国の国民としての “私”が引き裂かれ、視座が揺さぶられるからだ。ひとつひとつの映像は、観る者に問いを発し続ける。日本は何故アメリカを支持するのか、アメリカは何故イラクと戦争をしているのか、そもそもこれは“戦争”なのか。それらは、綿井自身が感じた疑問に他ならない。アメリカ支持を表明した日本の国民として、見逃すことは許されない衝撃の問題作。まずはこの映画を観ること。そこから私たちの“イラク戦争”が始まる。
●特典
【封入特典】
・作品解説ブックレット(オールカラー32P)
・数量限定!ウノサワケイスケの“Little Bird”キーホルダー
【特典DISC】
・登場人物たちのその後:1.アリ・サクバン 2.ハディール
・未公開映像:
1.取材中の綿井健陽…
中継リポートの舞台裏(衛星回線の準備・心細い停電)、
タンクローリー炎上(銃撃戦リポート)、
ロイターの悲劇(砲撃された報道陣)
2.イラクの自衛隊…給水活動、土木建設
3.NGO日本国際ボランティアセンター(JVC)の活動
・短編:フセイン像を倒した男たち(約15分)
●受賞&映画祭
・2005年 香港国際映画祭 正式招待作品
・2005年 テサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭 正式招待作品
・2005年 モントリオール国際映画祭 正式招待作品
・2005年 ロカルノ国際映画祭 人権部門最優秀賞受賞作品
・2005年 JCJ大賞(日本ジャーナリスト会議大賞)受賞作品
・2005年 韓国EBS国際ドキュメンタリー映画祭スピリットアワード受賞作品
本当のイラク戦争を鮮烈にとらえた衝撃のドキュメンタリー!
米軍によるイラク侵攻が始まった2003年3月から、ビデオジャーナリストの綿井健陽が約1年半の取材期間に撮影した123時間余りの映像から作られたドキュメンタリー映画。視覚障害者用副音声と聴覚障害者用日本語字幕を設けたバリアフリー仕様。
参考価格:¥5,985(税込) ⇒ 価格:¥4,668(税込)
OFF:¥1,317 (22%)
発売予定日は2006/03/24です。ただいま予約受付中です。
ディスク枚数:2
マクザム。
●スタッフ
撮影・監督:綿井健陽
製作・編集:安岡卓治『A』『A2』
翻訳:ユセフ・アブ・タリフ、重信メイ、勝元サラー
編集助手:辻井潔/企画協力:小西晴子
製作:安岡フィルムズ
●解説
街角に作られた小さな墓標には
「お父さん泣かないで、私たちは天国の鳥になりました」
と記されていた…。
米軍によるイラク侵攻が始まった2003年3月、ビデオジャーナリスト綿井健陽はバグダッドにいた。「ニュースステーション」「News23」で精力的にイラクからの中継リポートを続けていた綿井は、日本のメディアが引き上げていくなか、現地に留まり続ける。そして、約1年半の取材期間を費やし撮影された123時間余りの映像から、102分のドキュメンタリー映画『Little Birds-イラク 戦火の家族たち-』を完成させた。
空爆で3人の子供を奪われた父親アリ・サクバンと、クラスター爆弾によって右目を負傷した少女ハディールを軸に、バクダッド、アブグレイブ、サマワなどイラク各地を舞台に、戦火の中で懸命に生きる人々の姿を丹念に紡ぐ。綿井健陽は、最低限必要な字幕とテロップのみを配し、“イラクの現実”を可能な限り画面上に再現しようとした。そこには、テレビのニュース映像用に加工されていないリアルな生活と、彼らが日々経験している恐怖、悲しみ、そして怒りが浮き彫りになる。本作は、私たちがニュース映像として知るほんのわずかなイラク戦争の断片と、伝えられることのなかった多くの映像を繋ぎ合わせ、ひとつの面として理解することを可能にしてくれる。その結果、ようやく「私たちと同じように家族を持った人たちの暮らしがある」という当たり前のことに気がつくことになる。そして“人道”“正義”という名の下に行われた戦争も、イラクの人々にとっては圧倒的な暴力でしかないということも。
また本作は、私たち日本人に、ある種の居心地の悪さを感じさせる。イラク国内の惨状を目にして涙を流す“私”と、アメリカを支持する国の国民としての “私”が引き裂かれ、視座が揺さぶられるからだ。ひとつひとつの映像は、観る者に問いを発し続ける。日本は何故アメリカを支持するのか、アメリカは何故イラクと戦争をしているのか、そもそもこれは“戦争”なのか。それらは、綿井自身が感じた疑問に他ならない。アメリカ支持を表明した日本の国民として、見逃すことは許されない衝撃の問題作。まずはこの映画を観ること。そこから私たちの“イラク戦争”が始まる。
●特典
【封入特典】
・作品解説ブックレット(オールカラー32P)
・数量限定!ウノサワケイスケの“Little Bird”キーホルダー
【特典DISC】
・登場人物たちのその後:1.アリ・サクバン 2.ハディール
・未公開映像:
1.取材中の綿井健陽…
中継リポートの舞台裏(衛星回線の準備・心細い停電)、
タンクローリー炎上(銃撃戦リポート)、
ロイターの悲劇(砲撃された報道陣)
2.イラクの自衛隊…給水活動、土木建設
3.NGO日本国際ボランティアセンター(JVC)の活動
・短編:フセイン像を倒した男たち(約15分)
●受賞&映画祭
・2005年 香港国際映画祭 正式招待作品
・2005年 テサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭 正式招待作品
・2005年 モントリオール国際映画祭 正式招待作品
・2005年 ロカルノ国際映画祭 人権部門最優秀賞受賞作品
・2005年 JCJ大賞(日本ジャーナリスト会議大賞)受賞作品
・2005年 韓国EBS国際ドキュメンタリー映画祭スピリットアワード受賞作品