「日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条」。
山本七平・著。
角川oneテーマ21(角川書店)。
価格:¥820 (税込)
この国の敗因を予言した幻の日本文化論
日本はなぜ敗れるのか…戦時中従軍して捕虜になった体験を持つ日本を代表する評論家が、日本の敗因を徹底的に追及して分析する。その敗因はいまも取り除かれることなくこの国を支配していた…。
我々が生き残るために知るべき事実 失敗を繰り返す日本人への究極の処方箋 マネー、外交、政治…このままでは日本は再び敗れる。
ベストセラー『日本人とユダヤ人』で有名な評論家・山本七平は戦時中フィリピンで生死を彷徨い捕虜となった。戦後三十年、かつての敗因と同じ行動パターンが社会の隅々まで覆っていることを危惧した山本七平が、戦争体験を踏まえ冷徹な眼差しで綴った日本人への処方箋が本書である。
現在、長期の不況に喘ぐ中、イラクへ自衛隊を派遣し、国際的緊張の中に放り込まれた日本は生き残れるのだろうか…?執筆三十年後にして初めて書籍化される、日本人論の決定版。
本書のテーマ【敗因を知る】
日本が敗者になる理由は…?日本人論の決定版
▼非常識な前提を「常識」として行動する
▼生命としての人間を重視しない
▼ 「芸」を絶対化して合理性を怠る
▼「動員数」だけをそろえて実数がない
▼恐怖心に裏付けられた以外の秩序がない
▼自己を絶対化するあまり反日感情に鈍感である
▼ 著者略歴 ▼
山本 七平
評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。
2006年02月18日
死因究明―葬られた真実
「死因究明―葬られた真実」
柳原三佳・著。
解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する。
価格:¥1,470 (税込)
講談社。
日垣隆(ジャーナリスト)絶賛!
「遺族として、本当の理由が知りたい。これは、誰にでも起きる惨劇である」
解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する!
あなたの人生の末路はこうして弄ばれる!
毎日のように報じられては忘れ去られてゆくさまざまな事件や事故。本書の取材を通して多くの人に出会い、話を聞く中で、その裏側には真実と異なる死因で一方的に処理をされてしまったケース、また、ずさんな捜査による未発覚の殺人事件なども相当数隠れていることがわかってきました。「被害者」でありながら、その事実すら認められないケースもあるのです。
(「まえがき」より)
▼ 目次 ▼
1 警察と学校に奪われた「息子の未来」
(空白の3日間
閉ざされた捜査情報 ほか)
2 「夫の死」は“カラ解剖”で裁かれたのか
(傷跡のない「司法解剖」
神奈川県警の「ウソ」 ほか)
3 法医学教室の実態
(解剖室へ―
変死体をCT撮影 ほか)
4 変死体とは何か
(極端に低い日本の司法解剖率
誤認検視の背景 ほか)
5 「木村事件」その後―過ちを認めた北海道警察
(「死因」と「死亡推定時刻」は誤りだった
再捜査の打ち切り、そして送検 ほか)
柳原三佳・著。
解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する。
価格:¥1,470 (税込)
講談社。
日垣隆(ジャーナリスト)絶賛!
「遺族として、本当の理由が知りたい。これは、誰にでも起きる惨劇である」
解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する!
あなたの人生の末路はこうして弄ばれる!
毎日のように報じられては忘れ去られてゆくさまざまな事件や事故。本書の取材を通して多くの人に出会い、話を聞く中で、その裏側には真実と異なる死因で一方的に処理をされてしまったケース、また、ずさんな捜査による未発覚の殺人事件なども相当数隠れていることがわかってきました。「被害者」でありながら、その事実すら認められないケースもあるのです。
(「まえがき」より)
▼ 目次 ▼
1 警察と学校に奪われた「息子の未来」
(空白の3日間
閉ざされた捜査情報 ほか)
2 「夫の死」は“カラ解剖”で裁かれたのか
(傷跡のない「司法解剖」
神奈川県警の「ウソ」 ほか)
3 法医学教室の実態
(解剖室へ―
変死体をCT撮影 ほか)
4 変死体とは何か
(極端に低い日本の司法解剖率
誤認検視の背景 ほか)
5 「木村事件」その後―過ちを認めた北海道警察
(「死因」と「死亡推定時刻」は誤りだった
再捜査の打ち切り、そして送検 ほか)
2006年02月07日
ヒトラー・コード
「ヒトラー・コード」。
エーベル.H、ウール.M・著。高木玲・翻訳。
「ヒトラーの死を最終的に証明せよ!」 自殺を疑うスターリンの命令で側近への厳しい尋問が始まる。4年後、スターリンが知りえたものは?2004年に発見され、欧米を騒然とさせた「禁書」を完訳。
価格:¥3,465 (税込)
講談社。
「ヒトラーは本当に死んだのか!」
スターリンが命じたコードネーム「神話作戦」。ふたりの側近が告白したヒトラーのすべて。欧米を震撼させたベストセラー!
未公開写真32ページ、関連人物400名のリスト付き
「脱出せよと命じたであろう。少人数の集団をつくり、西側への脱出を試みよ」リンゲは問い返した。「総統、いったい誰のために脱出せよと仰せですか?」。ヒトラーはリンゲのほうを向いてしばらく黙ったまま彼を見つめ、それからもったいぶった調子で告げた。「次に来るべき男のためにだ!」??
(本文より)
▼ 編者まえがき ▼
アドルフ・ヒトラーが一九四五年四月三〇日午後三時半前に首相官邸地下壕にて自決したとき、赤軍はそのわずか二〇〇〜三〇〇メートルのところまで迫っていた。何があろうとヒトラーは赤軍の手に落ちるつもりはなかった。檻に入れられて赤の広場を運ばれ、怒り狂った群衆の手でリンチにされる。晩年のヒトラーは、ボルシェヴィキについてのこうした恐ろしい強迫観念に囚われていた。
【中略】
かつての党公文書館に収蔵されていた四六二a号文書には、これまで知られていなかったヒトラーの政策と戦争指導の詳細が多く記されているばかりではない。ヒトラーを取り巻く環境が本当はどんなふうであったのか、その飾らない姿を伝えてもいる。さらにこの文書には、大ドイツ帝国総統とかの人物との対立が、きわめて印象的に映し出されている。ある時期ヒトラーとヨーロッパを分割できると信じた人物、その後に彼と死闘を演じ、数百万の人命を犠牲にしたかの人物のことだ。本書は、いわばヒトラー=スターリン対立のエッセンスである。そしてこのふたりの対立に、アラン・ブロックからリチャード・オヴァリーにいたる多くの歴史家が、二〇世紀の歴史理解に至る鍵を見出している。
エーベル.H、ウール.M・著。高木玲・翻訳。
「ヒトラーの死を最終的に証明せよ!」 自殺を疑うスターリンの命令で側近への厳しい尋問が始まる。4年後、スターリンが知りえたものは?2004年に発見され、欧米を騒然とさせた「禁書」を完訳。
価格:¥3,465 (税込)
講談社。
「ヒトラーは本当に死んだのか!」
スターリンが命じたコードネーム「神話作戦」。ふたりの側近が告白したヒトラーのすべて。欧米を震撼させたベストセラー!
未公開写真32ページ、関連人物400名のリスト付き
「脱出せよと命じたであろう。少人数の集団をつくり、西側への脱出を試みよ」リンゲは問い返した。「総統、いったい誰のために脱出せよと仰せですか?」。ヒトラーはリンゲのほうを向いてしばらく黙ったまま彼を見つめ、それからもったいぶった調子で告げた。「次に来るべき男のためにだ!」??
(本文より)
▼ 編者まえがき ▼
アドルフ・ヒトラーが一九四五年四月三〇日午後三時半前に首相官邸地下壕にて自決したとき、赤軍はそのわずか二〇〇〜三〇〇メートルのところまで迫っていた。何があろうとヒトラーは赤軍の手に落ちるつもりはなかった。檻に入れられて赤の広場を運ばれ、怒り狂った群衆の手でリンチにされる。晩年のヒトラーは、ボルシェヴィキについてのこうした恐ろしい強迫観念に囚われていた。
【中略】
かつての党公文書館に収蔵されていた四六二a号文書には、これまで知られていなかったヒトラーの政策と戦争指導の詳細が多く記されているばかりではない。ヒトラーを取り巻く環境が本当はどんなふうであったのか、その飾らない姿を伝えてもいる。さらにこの文書には、大ドイツ帝国総統とかの人物との対立が、きわめて印象的に映し出されている。ある時期ヒトラーとヨーロッパを分割できると信じた人物、その後に彼と死闘を演じ、数百万の人命を犠牲にしたかの人物のことだ。本書は、いわばヒトラー=スターリン対立のエッセンスである。そしてこのふたりの対立に、アラン・ブロックからリチャード・オヴァリーにいたる多くの歴史家が、二〇世紀の歴史理解に至る鍵を見出している。
2006年02月04日
日本のインテリジェンス機関(文春新書)
「日本のインテリジェンス機関」
文春新書(文藝春秋)。
価格:¥714 (税込)
’93年〜’97年、筆者が内閣情報調査室長だった当時の回顧録。
情報戦とは、砲弾なき知恵の闘い―。
英にMI6、インドにRAWあり。
主要各国の政策決定のベースには、それぞれのインテリジェンス機関が入手した独自の情報が存在する。
日本はどうか。
弱体な組織がバラバラに活動。
これが現状だと著者。
この国に漂う対米追随感、対中国無力感を払拭し、大国のエゴがぶつかる国際社会で生き残るために今、打つべき手は何か。
旧陸海軍の失敗、歴代内閣が直面した有事を検証し、情報の収集・分析・活用の急所を詳述。
辣腕の元内調室長による「視えざる戦場ガイド」です。
【目次】
第1章 インテリジェンスの前庭で
第2章 内閣情報調査室の仕事
第3章 総理報告
第4章 インテリジェンスの手法
第5章 日本人の情報観
第6章 北朝鮮ミサイルと日の丸衛星
第7章 「対外情報庁」構想
第8章 インテリジェンスの裏庭で
■内容紹介■
大国のエゴがぶつかる国際政治の現場。日本が生き残るには独自の情報機関が必要だ。辣腕の元内調室長による知られざる戦場ガイド
内閣情報調査室の重要任務のひとつは、新聞の切り抜き? これは、どうやら本当のようです。オシント(公開情報の分析)の基本中の基本で、日本の得意技とか。
情報戦とは、弾丸なき知恵の闘いです。大国のエゴがぶつかる国際社会で、日本が生き残るには、いつまでもオシント主体でいいのか。よろず米国頼みで大丈夫か。いや、独自の情報機関が必要だと著者。辣腕の元内調室長による知られざる戦場ガイドです。
▼ 著者略歴 ▼
大森 義夫
1939年、東京生まれ。都立両国高校、東京大学法学部卒。63年、警察庁に入庁。日本政府沖縄事務所、在香港総領事館領事、鳥取県警察本部長、警視庁公安部長、警察大学校校長を歴任。93年〜97年、内閣情報調査室長。現在、NEC取締役専務を経て、同社顧問。外務省「対外情報機能強化に関する懇談会」座長。
文春新書(文藝春秋)。
価格:¥714 (税込)
’93年〜’97年、筆者が内閣情報調査室長だった当時の回顧録。
情報戦とは、砲弾なき知恵の闘い―。
英にMI6、インドにRAWあり。
主要各国の政策決定のベースには、それぞれのインテリジェンス機関が入手した独自の情報が存在する。
日本はどうか。
弱体な組織がバラバラに活動。
これが現状だと著者。
この国に漂う対米追随感、対中国無力感を払拭し、大国のエゴがぶつかる国際社会で生き残るために今、打つべき手は何か。
旧陸海軍の失敗、歴代内閣が直面した有事を検証し、情報の収集・分析・活用の急所を詳述。
辣腕の元内調室長による「視えざる戦場ガイド」です。
【目次】
第1章 インテリジェンスの前庭で
第2章 内閣情報調査室の仕事
第3章 総理報告
第4章 インテリジェンスの手法
第5章 日本人の情報観
第6章 北朝鮮ミサイルと日の丸衛星
第7章 「対外情報庁」構想
第8章 インテリジェンスの裏庭で
■内容紹介■
大国のエゴがぶつかる国際政治の現場。日本が生き残るには独自の情報機関が必要だ。辣腕の元内調室長による知られざる戦場ガイド
内閣情報調査室の重要任務のひとつは、新聞の切り抜き? これは、どうやら本当のようです。オシント(公開情報の分析)の基本中の基本で、日本の得意技とか。
情報戦とは、弾丸なき知恵の闘いです。大国のエゴがぶつかる国際社会で、日本が生き残るには、いつまでもオシント主体でいいのか。よろず米国頼みで大丈夫か。いや、独自の情報機関が必要だと著者。辣腕の元内調室長による知られざる戦場ガイドです。
▼ 著者略歴 ▼
大森 義夫
1939年、東京生まれ。都立両国高校、東京大学法学部卒。63年、警察庁に入庁。日本政府沖縄事務所、在香港総領事館領事、鳥取県警察本部長、警視庁公安部長、警察大学校校長を歴任。93年〜97年、内閣情報調査室長。現在、NEC取締役専務を経て、同社顧問。外務省「対外情報機能強化に関する懇談会」座長。
2006年01月31日
小泉政治全面批判
「小泉政治全面批判」。
森田実・著。
日本評論社。
価格:¥1,680 (税込)
総選挙での圧勝を受けて小泉政治は為すならざるはなし、の感がある。小泉改革に批判の矢を放ち続けた著者が改めて警鐘を鳴らす。
第1章 小泉革命の真の狙いは「日本のアメリカ化」である
第2章 小泉首相の衆院解散は憲法違反の暴挙である
第3章 日本のマスコミは日本を破壊する
第4章 9・11総選挙――巨大な幻想の中の狂乱
第5章 9・11総選挙――これでいいのか日本の政治
第6章 日本を取り戻せ――小泉革命は日本を潰す
▼ 著者略歴 ▼
森田 実
1932(昭和7)年静岡県伊東市生まれ。相洋中・高校卒業。東京大学工学部卒業。日本評論社出版部長、『経済セミナー』編集長などを経て、1973年から政治評論家として独立。著作・論文を著す一方、テレビ、ラジオ、講演などで評論活動を行っている。森田総合研究所主宰。
森田実・著。
日本評論社。
価格:¥1,680 (税込)
総選挙での圧勝を受けて小泉政治は為すならざるはなし、の感がある。小泉改革に批判の矢を放ち続けた著者が改めて警鐘を鳴らす。
第1章 小泉革命の真の狙いは「日本のアメリカ化」である
第2章 小泉首相の衆院解散は憲法違反の暴挙である
第3章 日本のマスコミは日本を破壊する
第4章 9・11総選挙――巨大な幻想の中の狂乱
第5章 9・11総選挙――これでいいのか日本の政治
第6章 日本を取り戻せ――小泉革命は日本を潰す
▼ 著者略歴 ▼
森田 実
1932(昭和7)年静岡県伊東市生まれ。相洋中・高校卒業。東京大学工学部卒業。日本評論社出版部長、『経済セミナー』編集長などを経て、1973年から政治評論家として独立。著作・論文を著す一方、テレビ、ラジオ、講演などで評論活動を行っている。森田総合研究所主宰。
2006年01月29日
フランコ スペイン現代史の迷路
フランコ スペイン現代史の迷路。
色摩力夫・著。
中公叢書(中央公論新社)。
価格:¥2,100 (税込)
人間として面白くもおかしくもない秀才が戦前・戦後の40年にわたって独裁権力を行使し得たのはなぜか。スペイン内戦から第二次大戦後に至る国際政治場裏で、特異な役割を冷徹に演じたフランコについて記す。
▼ 目次 ▼
第1部 模範将校はいかにして形成されたか
(フランコの出自
近代スペインの背景
異例の昇進 ほか)
第2部 スペイン内戦
(蜂起の前夜
クーデターの決行
内戦への変貌 ほか)
第3部 第二次世界大戦
(第二次大戦の勃発
参戦と中立のはざまで
内政の危機 ほか)
第4部 戦後の生残り戦略
(籠城コンプレクス
国際社会への復帰
ファランへ党政権の終焉 ほか)
色摩力夫・著。
中公叢書(中央公論新社)。
価格:¥2,100 (税込)
人間として面白くもおかしくもない秀才が戦前・戦後の40年にわたって独裁権力を行使し得たのはなぜか。スペイン内戦から第二次大戦後に至る国際政治場裏で、特異な役割を冷徹に演じたフランコについて記す。
▼ 目次 ▼
第1部 模範将校はいかにして形成されたか
(フランコの出自
近代スペインの背景
異例の昇進 ほか)
第2部 スペイン内戦
(蜂起の前夜
クーデターの決行
内戦への変貌 ほか)
第3部 第二次世界大戦
(第二次大戦の勃発
参戦と中立のはざまで
内政の危機 ほか)
第4部 戦後の生残り戦略
(籠城コンプレクス
国際社会への復帰
ファランへ党政権の終焉 ほか)
2006年01月21日
なぜイタリア人は幸せなのか
「なぜイタリア人は幸せなのか」。
山下史路・著。
毎日新聞社。
なぜ生き生きしているの? 料理はなぜおいしいの? ファッションはなぜ美しいの?
イタリアの庶民、貴族や各界のトップを見てきた著者が、イタリアの人々の元気な理由を明らかにする。
▼ 著者略歴 ▼
山下 史路
浜松市生まれ。1989年までエレクトーン講師のかたわら、社会人のための学習の場「練馬市民大学」を設立し、企画・運営の代表や、区立練馬文化センターの評議委員を務めるなど、社会活動に携わる。90年より、息子のイタリア留学をきっかけに、フィレンツェ暮らしを体験、現在も日伊を往復している。
▼ 表紙カバーより ▼
今、多数の日本人が、大変な不安の中で暮らしています。
税は上がるばかりですが、年金などの支給額は下がり、庶民の生活は苦しくなる一方です。
ところが、経済赤字国であるはずのイタリアでは、人々が思い切り人生を謳歌し、明るく、人間らしく、生きているではありませんか。
同じ人生なのに、なぜこうも違うのでしょうか。
この違いは、どこからくるのでしょうか。
日本の学者や評論家は、それはラテンの精神だなどと、のんきに、物知り顔で語りますが、それほどイタリア人は、馬鹿でも、のんきでもありません。否、むしろ賢い!彼らが陽気でいられる理由は、きちんとした裏づけがあるからです。
衣食住から、年金、医療、教育までを、イタリア人の声を通し、比較し、
彼らの陽気で、人間的な、生活の秘密を解き明かします。
日本の政治家は、国民を大切にせず、なんと間違ってしまっていることか!!!
▼ 目次 ▼
第一章 イタリアにいるとなぜ幸せを感ずるの
1資産価値が下がらない建物
2何百年も使える住宅と別荘
3フィレンツェの修復事情
4芸術家も愛するイタリア
第二章 イタリア人はなぜそんなに遊べるの
1休暇を中心に1年は回る
2短い人生、謳歌しなくてどうする
3ヴァカンツァの経済学
4遊べる理由・老後は安泰
5財政赤字と政治腐敗はこう解消した
第三章 イタリア人はなぜ生き生きしているの
1安い教育費といじめのない学校
2哲学するイタリア人
3受験競争、点数競争なんてない
4落第制度は小学校から始まる
5ピッタウ大司教の日伊戦後比較
〔元上智大学学長のピッタウ大司教にローマでインタビュー〕
6弱者に温かい国イタリア
第四章 イタリア料理はなぜおいしいの
1トマト1つでも買えるスーパー
2添加物の少ない食卓
3家族愛はマンマの味とともに
4自家製は究極の贅沢
5人のつながりは食卓から始まる
6食はカテナッチョで
7イタリアで始まったスローフード運動
〔スローフード運動の会長ペトゥリーニ氏に本部ブラでインタビュー〕
第五章 イタリアのファッションはなぜ美しいの
1美男美女の国の定番スタイル
2ブランドや流行を追わない人々
3イタリアの美は芸術にあり
4イタリア式美的住まい術
5イタリア経済はなぜ元気?
山下史路・著。
毎日新聞社。
なぜ生き生きしているの? 料理はなぜおいしいの? ファッションはなぜ美しいの?
イタリアの庶民、貴族や各界のトップを見てきた著者が、イタリアの人々の元気な理由を明らかにする。
▼ 著者略歴 ▼
山下 史路
浜松市生まれ。1989年までエレクトーン講師のかたわら、社会人のための学習の場「練馬市民大学」を設立し、企画・運営の代表や、区立練馬文化センターの評議委員を務めるなど、社会活動に携わる。90年より、息子のイタリア留学をきっかけに、フィレンツェ暮らしを体験、現在も日伊を往復している。
▼ 表紙カバーより ▼
今、多数の日本人が、大変な不安の中で暮らしています。
税は上がるばかりですが、年金などの支給額は下がり、庶民の生活は苦しくなる一方です。
ところが、経済赤字国であるはずのイタリアでは、人々が思い切り人生を謳歌し、明るく、人間らしく、生きているではありませんか。
同じ人生なのに、なぜこうも違うのでしょうか。
この違いは、どこからくるのでしょうか。
日本の学者や評論家は、それはラテンの精神だなどと、のんきに、物知り顔で語りますが、それほどイタリア人は、馬鹿でも、のんきでもありません。否、むしろ賢い!彼らが陽気でいられる理由は、きちんとした裏づけがあるからです。
衣食住から、年金、医療、教育までを、イタリア人の声を通し、比較し、
彼らの陽気で、人間的な、生活の秘密を解き明かします。
日本の政治家は、国民を大切にせず、なんと間違ってしまっていることか!!!
▼ 目次 ▼
第一章 イタリアにいるとなぜ幸せを感ずるの
1資産価値が下がらない建物
2何百年も使える住宅と別荘
3フィレンツェの修復事情
4芸術家も愛するイタリア
第二章 イタリア人はなぜそんなに遊べるの
1休暇を中心に1年は回る
2短い人生、謳歌しなくてどうする
3ヴァカンツァの経済学
4遊べる理由・老後は安泰
5財政赤字と政治腐敗はこう解消した
第三章 イタリア人はなぜ生き生きしているの
1安い教育費といじめのない学校
2哲学するイタリア人
3受験競争、点数競争なんてない
4落第制度は小学校から始まる
5ピッタウ大司教の日伊戦後比較
〔元上智大学学長のピッタウ大司教にローマでインタビュー〕
6弱者に温かい国イタリア
第四章 イタリア料理はなぜおいしいの
1トマト1つでも買えるスーパー
2添加物の少ない食卓
3家族愛はマンマの味とともに
4自家製は究極の贅沢
5人のつながりは食卓から始まる
6食はカテナッチョで
7イタリアで始まったスローフード運動
〔スローフード運動の会長ペトゥリーニ氏に本部ブラでインタビュー〕
第五章 イタリアのファッションはなぜ美しいの
1美男美女の国の定番スタイル
2ブランドや流行を追わない人々
3イタリアの美は芸術にあり
4イタリア式美的住まい術
5イタリア経済はなぜ元気?
2006年01月11日
「コンクリートが危ない」 (岩波新書)
「コンクリートが危ない」。岩波新書。
小林一輔・著。
価格:¥777 (税込)
鉄筋腐食がすすむ高架橋,骨材が溶けていく橋脚,基礎が崩れていくマンション.本来200年の耐久性をもつはずのコンクリート構造物が,いまあちこちで悲鳴を上げている.高度成長期の骨材資源の枯渇と欠陥セメントの大量供給,さらに手抜き工事が招いた負の遺産である.私たちはどうすればこの危機を乗り切れるのだろうか.
▼ 目次 ▼
1 コンクリート構造物に異変
2 コンクリート構造物の寿命
3 腐食する山陽新幹線高架橋
4 コンクリートのがん
5 コンクリートが分解する
6 明るみになった手抜き工事
7 高度成長の負の遺産
8 良質な遺産を残すために
付 分譲マンションへの対策
小林一輔・著。
価格:¥777 (税込)
鉄筋腐食がすすむ高架橋,骨材が溶けていく橋脚,基礎が崩れていくマンション.本来200年の耐久性をもつはずのコンクリート構造物が,いまあちこちで悲鳴を上げている.高度成長期の骨材資源の枯渇と欠陥セメントの大量供給,さらに手抜き工事が招いた負の遺産である.私たちはどうすればこの危機を乗り切れるのだろうか.
▼ 目次 ▼
1 コンクリート構造物に異変
2 コンクリート構造物の寿命
3 腐食する山陽新幹線高架橋
4 コンクリートのがん
5 コンクリートが分解する
6 明るみになった手抜き工事
7 高度成長の負の遺産
8 良質な遺産を残すために
付 分譲マンションへの対策
2006年01月09日
「ドキュメント 戦争広告代理店」(講談社文庫)
ドキュメント 戦争広告代理店。
講談社文庫。高木徹・著。
銃弾より「キャッチコピー」を、ミサイルより「衝撃の映像」を!演出された正義、誘導される国際世論。ボスニア紛争の勝敗を決したのはアメリカPR企業の「陰の仕掛け人たち」だった…。驚愕のノンフィクション。
価格:¥650 (税込)
銃弾より「キャッチコピー」を、ミサイルより「衝撃の映像」を!
演出された正義、誘導される国際世論。
ボスニア紛争の勝敗を決したのはアメリカPR企業の「陰の仕掛け人たち」だった。
スパイ小説を超える傑作ノンフィクション!
NHKスペシャル「民族浄化」で話題を呼んだ驚愕の国際情報ドラマ!
人々の血が流される戦いが「実」の戦いとすれば、ここで描かれる戦いは「虚」の戦いである。「情報の国際化」という巨大なうねりの中で「PR」=「虚」の影響力は拡大する一方であり、その果実を得ることができる勝者と、多くを失うことになる敗者が毎日生み出されている。今、この瞬間も、国際紛争はもちろん、各国の政治の舞台で、あるいはビジネスの戦場で、その勝敗を左右する「陰の仕掛け人たち」が暗躍しているのだ。――序章「勝利の果実」より
▼ 目次 ▼
勝利の果実
国務省が与えたヒント
PRプロフェッショナル
失敗
情報の拡大再生産
シライジッチ外相改造計画
民族浄化
国務省の策謀
大統領と大統領候補
逆襲
強制収容所
凶弾
邪魔者の除去
「シアター」
追放
決裂
講談社文庫。高木徹・著。
銃弾より「キャッチコピー」を、ミサイルより「衝撃の映像」を!演出された正義、誘導される国際世論。ボスニア紛争の勝敗を決したのはアメリカPR企業の「陰の仕掛け人たち」だった…。驚愕のノンフィクション。
価格:¥650 (税込)
銃弾より「キャッチコピー」を、ミサイルより「衝撃の映像」を!
演出された正義、誘導される国際世論。
ボスニア紛争の勝敗を決したのはアメリカPR企業の「陰の仕掛け人たち」だった。
スパイ小説を超える傑作ノンフィクション!
NHKスペシャル「民族浄化」で話題を呼んだ驚愕の国際情報ドラマ!
人々の血が流される戦いが「実」の戦いとすれば、ここで描かれる戦いは「虚」の戦いである。「情報の国際化」という巨大なうねりの中で「PR」=「虚」の影響力は拡大する一方であり、その果実を得ることができる勝者と、多くを失うことになる敗者が毎日生み出されている。今、この瞬間も、国際紛争はもちろん、各国の政治の舞台で、あるいはビジネスの戦場で、その勝敗を左右する「陰の仕掛け人たち」が暗躍しているのだ。――序章「勝利の果実」より
▼ 目次 ▼
勝利の果実
国務省が与えたヒント
PRプロフェッショナル
失敗
情報の拡大再生産
シライジッチ外相改造計画
民族浄化
国務省の策謀
大統領と大統領候補
逆襲
強制収容所
凶弾
邪魔者の除去
「シアター」
追放
決裂
2006年01月06日
いま問いなおす「自己責任論」
いま問いなおす「自己責任論」。
イラクから帰国された5人をサポートする会・編集。
価格:¥1,995 (税込)
新曜社。
◆この国に「責任」ある言説を育てるために◆
イラク邦人人質事件をめぐって沸き起こったバッシングの嵐。「自己責任」の名のもとで、人質とその家族を責めたてたあの一連の出来事は、いったい何だったのでしょうか?
事件直後、ネット上で6000名もの署名を集めた「サポートする会」の醍醐聰東大教授の呼びかけで集まった論者は、法学・政治・メディア報道・思想などの研究者、専門家。バッシングは収束したかに見える一方、なおイラク派兵継続中のいま、多くの違和感を残し続けるあの「自己責任論」を、一時の時事問題として過去に押しやるのでなく、理性の目で冷静に捉え返した唯一の書です。イラク問題の酒井啓子さんや、帰国された五人のうち渡邉修孝さんからの生のメッセージも収録!
▼ 抜粋 ▼
ここで問題にしたいのは、二〇〇四年四月のイラクは本当に「誰も責任が取れない状態」だったのか、ということである。イラクの治安悪化の責任の所在は、どこにあったのか。責任のとれるイラク政府は成立していなかったが、代わりにイラクの行政、治安安定をになうべしとされた機関がなかったのだろうか。また、戦後の治安を悪化させた背景には何があるのか、その悪化の引き金となる原因を取り除く努力をしなかったことへの責任は、誰に問われるべきなのか。
さらに言えば、そうしたイラクの現状を、誰が正確に報道し、正確に人々に伝えただろうか。希望的観測や政治的判断、主義主張に基づいて、イラクで起きていることの一部を取り出して描き出すような「見せ方」がイラク報道で蔓延したために、そうした「見せ方」では見ることのできない「生身のイラク」を見たいと、旅に出た人々が思ってしまったのは、誰の責任なのだろうか。そして中東地域全体で治安が悪化した原因は何か、という背景説明を、中東研究者をはじめとする知識人が、一般の旅行者や民間組織に伝わるようにちゃんと伝え、説明し続けてきたのか、という問題も忘れてはならない。
(「イラク「混乱の責任を問われるのは誰か」酒井啓子 より)
▼ 目次 ▼
はしがき (醍醐聡)
出版に寄せて
命の重さ (高遠菜穂子)
私の考える責任 (渡邊修孝)
本編
イラク「混乱」の責任を問われるのは誰か (酒井啓子)
イラクで考えたこと (相澤恭行)
政府・与党が誘導した自己責任論 (久保亨)
「自己責任論」の分析--魅力と限界 (瀧川裕英)
国際比較で見た日本の自己責任論 (醍醐聡)
韓国からの報告――イラクでの韓国人拘束事件をめぐる報道と世論の
動向 (韓静妍)
「自己責任」とメディアの責任 (山口正紀)
イラク拉致事件とメディア・バッシング (野村剛史・小野塚知二)
「自己責任」とは何だったのか--民主国家における政府と個人の責任
(八木紀一郎)
付論
賛同者からのメッセージ
「サポートする会」の活動日誌
緊急アピール
イラク人質事件関連論評・記事一覧
編集後記
イラクから帰国された5人をサポートする会・編集。
価格:¥1,995 (税込)
新曜社。
◆この国に「責任」ある言説を育てるために◆
イラク邦人人質事件をめぐって沸き起こったバッシングの嵐。「自己責任」の名のもとで、人質とその家族を責めたてたあの一連の出来事は、いったい何だったのでしょうか?
事件直後、ネット上で6000名もの署名を集めた「サポートする会」の醍醐聰東大教授の呼びかけで集まった論者は、法学・政治・メディア報道・思想などの研究者、専門家。バッシングは収束したかに見える一方、なおイラク派兵継続中のいま、多くの違和感を残し続けるあの「自己責任論」を、一時の時事問題として過去に押しやるのでなく、理性の目で冷静に捉え返した唯一の書です。イラク問題の酒井啓子さんや、帰国された五人のうち渡邉修孝さんからの生のメッセージも収録!
▼ 抜粋 ▼
ここで問題にしたいのは、二〇〇四年四月のイラクは本当に「誰も責任が取れない状態」だったのか、ということである。イラクの治安悪化の責任の所在は、どこにあったのか。責任のとれるイラク政府は成立していなかったが、代わりにイラクの行政、治安安定をになうべしとされた機関がなかったのだろうか。また、戦後の治安を悪化させた背景には何があるのか、その悪化の引き金となる原因を取り除く努力をしなかったことへの責任は、誰に問われるべきなのか。
さらに言えば、そうしたイラクの現状を、誰が正確に報道し、正確に人々に伝えただろうか。希望的観測や政治的判断、主義主張に基づいて、イラクで起きていることの一部を取り出して描き出すような「見せ方」がイラク報道で蔓延したために、そうした「見せ方」では見ることのできない「生身のイラク」を見たいと、旅に出た人々が思ってしまったのは、誰の責任なのだろうか。そして中東地域全体で治安が悪化した原因は何か、という背景説明を、中東研究者をはじめとする知識人が、一般の旅行者や民間組織に伝わるようにちゃんと伝え、説明し続けてきたのか、という問題も忘れてはならない。
(「イラク「混乱の責任を問われるのは誰か」酒井啓子 より)
▼ 目次 ▼
はしがき (醍醐聡)
出版に寄せて
命の重さ (高遠菜穂子)
私の考える責任 (渡邊修孝)
本編
イラク「混乱」の責任を問われるのは誰か (酒井啓子)
イラクで考えたこと (相澤恭行)
政府・与党が誘導した自己責任論 (久保亨)
「自己責任論」の分析--魅力と限界 (瀧川裕英)
国際比較で見た日本の自己責任論 (醍醐聡)
韓国からの報告――イラクでの韓国人拘束事件をめぐる報道と世論の
動向 (韓静妍)
「自己責任」とメディアの責任 (山口正紀)
イラク拉致事件とメディア・バッシング (野村剛史・小野塚知二)
「自己責任」とは何だったのか--民主国家における政府と個人の責任
(八木紀一郎)
付論
賛同者からのメッセージ
「サポートする会」の活動日誌
緊急アピール
イラク人質事件関連論評・記事一覧
編集後記
2005年12月31日
吉田満「戦艦大和ノ最期」
「戦艦大和ノ最期」。
講談社文芸文庫。吉田満・著。
価格:¥987(税込)
昭和20年3月29日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス今ナオ埋没スル三千の骸(ムクロ) 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。
講談社文芸文庫。吉田満・著。
価格:¥987(税込)
昭和20年3月29日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス今ナオ埋没スル三千の骸(ムクロ) 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。
2005年12月30日
DVD「戦場のフォトグラファー」
戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界。
孤高の戦争写真家、ジェームズ・ナクトウェイは歴史を変えるような報道写真をいかにして撮影したのか?レンズの眼を持つ哲学者と呼ばれた彼の世界を追った作品。
価格:¥4,935 (税込)
ジェネオン エンタテインメント。
世界中の戦地を撮り続ける戦争写真家、ジェームズ・ナクトウェイの姿を追ったドキュメンタリー。危険な地域に赴く彼を2年間に渡って密着取材。緊迫した状況下で撮影された映像や彼の撮った写真などから、日々戦争を肌で感じる彼の内面を掘り下げていく。
☆関連ホームページ→
http://www.mediasuits.co.jp/senjo/
孤高の戦争写真家、ジェームズ・ナクトウェイは歴史を変えるような報道写真をいかにして撮影したのか?レンズの眼を持つ哲学者と呼ばれた彼の世界を追った作品。
価格:¥4,935 (税込)
ジェネオン エンタテインメント。
世界中の戦地を撮り続ける戦争写真家、ジェームズ・ナクトウェイの姿を追ったドキュメンタリー。危険な地域に赴く彼を2年間に渡って密着取材。緊迫した状況下で撮影された映像や彼の撮った写真などから、日々戦争を肌で感じる彼の内面を掘り下げていく。
☆関連ホームページ→
http://www.mediasuits.co.jp/senjo/
2005年12月26日
亡国―民衆狂乱「小泉ええじゃないか」
亡国―民衆狂乱「小泉ええじゃないか」。
平野貞夫・著。
まさに二〇〇五年九月、不気味なドラマの幕が開いた。自民が衆院選挙で圧勝した。地滑り的大勝利である。
これは悪夢ではないかと、わが目、わが耳を疑った。小泉純一郎の政権を支持した国民の意思は、本当に自分の心の底から発したものだったのか。メディアを通じ、魔術師小泉が全身で演じた狂気の催眠術によって、国民は洗脳されたのではないか。
国民は、踊り狂いつつ、亡国の谷底へ雪崩れ込んでいくことになりはしないか。
価格:¥1,470 (税込)
展望社。
田中角栄金権政権以来、この国のトップ・リーダーはカネ、談合、憲法無視で決められてきた。その亡国の裏面をあばき、救国の道をさぐる。
▼ 目次 ▼
序章 小泉改革は亡国の道
第1章 亡国の郵政解散・総選挙
第2章 亡国小泉政権成立の背景
第3章 亡国政治の始まりと遠因
第4章 派閥政治と領袖の政治裏支配
第5章 亡国を加速させた竹下裏支配
第6章 「日本一新構想」こそ亡国を救う
▼ 著者略歴 ▼
平野 貞夫
1935年、高知県に生まれる。1960年、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。この年、衆議院事務局に就職。1965年、園田直副議長秘書、1973年、前尾繁三郎議長秘書。委員部総務課長、委員部部長などを経て、1992年退官し、同年の参議院議員選挙に出馬。自由民主党、公明党の推薦を受け高知県選挙区で当選し、その後、自由民主党に入党。1993年に新生党、1994年に新進党、1998年に自由党の結党に参加。2003年、民主党に合流。議会運営と法律運用に精通する唯一の政治家として活躍。2004年、政界から引退。
平野貞夫・著。
まさに二〇〇五年九月、不気味なドラマの幕が開いた。自民が衆院選挙で圧勝した。地滑り的大勝利である。
これは悪夢ではないかと、わが目、わが耳を疑った。小泉純一郎の政権を支持した国民の意思は、本当に自分の心の底から発したものだったのか。メディアを通じ、魔術師小泉が全身で演じた狂気の催眠術によって、国民は洗脳されたのではないか。
国民は、踊り狂いつつ、亡国の谷底へ雪崩れ込んでいくことになりはしないか。
価格:¥1,470 (税込)
展望社。
田中角栄金権政権以来、この国のトップ・リーダーはカネ、談合、憲法無視で決められてきた。その亡国の裏面をあばき、救国の道をさぐる。
▼ 目次 ▼
序章 小泉改革は亡国の道
第1章 亡国の郵政解散・総選挙
第2章 亡国小泉政権成立の背景
第3章 亡国政治の始まりと遠因
第4章 派閥政治と領袖の政治裏支配
第5章 亡国を加速させた竹下裏支配
第6章 「日本一新構想」こそ亡国を救う
▼ 著者略歴 ▼
平野 貞夫
1935年、高知県に生まれる。1960年、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。この年、衆議院事務局に就職。1965年、園田直副議長秘書、1973年、前尾繁三郎議長秘書。委員部総務課長、委員部部長などを経て、1992年退官し、同年の参議院議員選挙に出馬。自由民主党、公明党の推薦を受け高知県選挙区で当選し、その後、自由民主党に入党。1993年に新生党、1994年に新進党、1998年に自由党の結党に参加。2003年、民主党に合流。議会運営と法律運用に精通する唯一の政治家として活躍。2004年、政界から引退。
2005年12月25日
人間の暗闇―ナチ絶滅収容所長との対話
人間の暗闇―ナチ絶滅収容所長との対話
ギッタ・セレニー著。小俣和一郎・訳。
価格:¥4,410 (税込)
岩波書店。
人間は生まれながらにして悪を為す存在なのか?ヒトラーによる「ユダヤ人最終解決」を担った絶滅収容所長フランツ・シュタングル.70時間にわたる獄中インタビューを通じてその人間性が明らかにされる.ごく平凡な一個人がいかにして,「ポーランドにおける最も優秀な収容所長」という有能な悪の装置になり得たのか?
著者は、イギリス在住のジャーナリスト兼・歴史研究者(女性)。
ギッタ・セレニー著。小俣和一郎・訳。
価格:¥4,410 (税込)
岩波書店。
人間は生まれながらにして悪を為す存在なのか?ヒトラーによる「ユダヤ人最終解決」を担った絶滅収容所長フランツ・シュタングル.70時間にわたる獄中インタビューを通じてその人間性が明らかにされる.ごく平凡な一個人がいかにして,「ポーランドにおける最も優秀な収容所長」という有能な悪の装置になり得たのか?
著者は、イギリス在住のジャーナリスト兼・歴史研究者(女性)。
岩波DVDブック「平和ミュージアム」
平和ミュージアム―岩波DVDブックPeace Archives
立命館大学国際平和ミュージアム。
価格:¥3,465(税込)
岩波書店。
立命館大学国際平和ミュージアム 監修
15年戦争から原爆投下,ベトナム戦争,現代の紛争など戦争の加害と被害の実態を立命館大学国際平和ミュージアムの詳細な解説と豊富な写真・展示資料をもとに紹介.DVDではジュニア用として貧困,環境破壊など「世界の今」から過去に起きた戦争の事実を,ナレーション付でわかりやすく編集した映像や図版資料を収録.
立命館大学国際平和ミュージアム。
価格:¥3,465(税込)
岩波書店。
立命館大学国際平和ミュージアム 監修
15年戦争から原爆投下,ベトナム戦争,現代の紛争など戦争の加害と被害の実態を立命館大学国際平和ミュージアムの詳細な解説と豊富な写真・展示資料をもとに紹介.DVDではジュニア用として貧困,環境破壊など「世界の今」から過去に起きた戦争の事実を,ナレーション付でわかりやすく編集した映像や図版資料を収録.
2005年12月22日
世耕弘成著「プロフェッショナル広報戦略」
プロフェッショナル広報戦略。
世耕弘成・著。
価格:¥1,575 (税込)
ゴマブックス。
リクルート事件の際、真藤・元NTT会長を守るべく奔走した元NTTの広報マンであり、自民党広報改革プロジェクトのリーダーが、21世紀型・戦略的広報のあり方を説く。
2005年衆院選、小泉自民党を歴史的圧勝に導き、杉村大蔵議員の「お詫び会見」も仕掛けた、自民党「コミュニケーション戦略チーム」の全貌が、今、明かされる。全ビジネスパーソン必読の書。
▼ 目次 ▼
はじめに
第1章 戦略的広報とはなにか
第2章 自民党の広報改革プロジェクト
第3章 プロジェクトマネジメントとしての広報
第4章 組織を勝利に導くための広報戦略
第5章 プロの広報マンになるために
第6章 コミュニケーションのプロが広報だ
世耕弘成・著。
価格:¥1,575 (税込)
ゴマブックス。
リクルート事件の際、真藤・元NTT会長を守るべく奔走した元NTTの広報マンであり、自民党広報改革プロジェクトのリーダーが、21世紀型・戦略的広報のあり方を説く。
2005年衆院選、小泉自民党を歴史的圧勝に導き、杉村大蔵議員の「お詫び会見」も仕掛けた、自民党「コミュニケーション戦略チーム」の全貌が、今、明かされる。全ビジネスパーソン必読の書。
▼ 目次 ▼
はじめに
第1章 戦略的広報とはなにか
第2章 自民党の広報改革プロジェクト
第3章 プロジェクトマネジメントとしての広報
第4章 組織を勝利に導くための広報戦略
第5章 プロの広報マンになるために
第6章 コミュニケーションのプロが広報だ
2005年12月14日
マルチチュード〜「帝国」時代の戦争と民主主義
全世界が注目する「帝国」論の新たな展開、ついに邦訳登場!
グローバル資本と結びついた、国家の枠を超える支配形態がまさに登場しつつある。人間のあらゆる営みが市場に回収されるこの「帝国」時代には、貧富の拡大や紛争の頻発などさまざまな困難が生じる。
「帝国」に抗し、グローバル民主主義を推進する主体「マルチチュード」の可能性を、世界情勢をふまえ平易に説く待望の書。
NHKブックス(NHK出版)。
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート著。幾島幸子・翻訳。
マルチチュード 上 〜「帝国」時代の戦争と民主主義。
価格:¥1,323 (税込)
マルチチュード 下 〜「帝国」時代の戦争と民主主義。
価格:¥1,323 (税込)
▼ 著者略歴 ▼
ネグリ,アントニオ
1933年生まれ。元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授。70年代にはアウトノミア運動の中心人物となる。テロ事件にかかわった容疑により逮捕、投獄されるが、フランスに亡命。現在は完全に自由の身となり、研究・著述を続けている
ハート,マイケル
1960年生まれ。現在、デューク大学助教授(比較文学)。ワシントン大学で比較文学を修めたのち、パリ第8大学で当時フランスに亡命中のネグリに師事。
グローバル資本と結びついた、国家の枠を超える支配形態がまさに登場しつつある。人間のあらゆる営みが市場に回収されるこの「帝国」時代には、貧富の拡大や紛争の頻発などさまざまな困難が生じる。
「帝国」に抗し、グローバル民主主義を推進する主体「マルチチュード」の可能性を、世界情勢をふまえ平易に説く待望の書。
NHKブックス(NHK出版)。
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート著。幾島幸子・翻訳。
マルチチュード 上 〜「帝国」時代の戦争と民主主義。
価格:¥1,323 (税込)
マルチチュード 下 〜「帝国」時代の戦争と民主主義。
価格:¥1,323 (税込)
▼ 著者略歴 ▼
ネグリ,アントニオ
1933年生まれ。元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授。70年代にはアウトノミア運動の中心人物となる。テロ事件にかかわった容疑により逮捕、投獄されるが、フランスに亡命。現在は完全に自由の身となり、研究・著述を続けている
ハート,マイケル
1960年生まれ。現在、デューク大学助教授(比較文学)。ワシントン大学で比較文学を修めたのち、パリ第8大学で当時フランスに亡命中のネグリに師事。
2005年12月12日
「騙すアメリカ騙される日本」
「騙すアメリカ騙される日本」。
ちくま新書(筑摩書房)。原田武夫・著。
価格:¥861 (税込)
▼ 裏表紙より ▼
自衛隊のイラク派遣、北朝鮮問題への対応、道路公団や郵政民営化に代表される「改革」の進展、皇室典範や憲法をめぐる改正論議、不良債権処理と景気回復の名の下に進められた日本型雇用の崩壊――日本画場当たり的な対応を重ねるあいだに、かつて「超合金」と言われた日本システムは根こそぎ変えられつつある。日本の「国富」に狙いを定めたアメリカの国家戦略は、対日「年次改革要望書」を通じて密かに、そして着実に現実のものとなっている。アメリカによる対日支配の実態はどうなっているのだろうか。外務官僚としての体験も踏まえつつ、派遣構造の中の自立の可能性を探る。
▼ 著者略歴 ▼
1971年東京都生まれ。東京大学法学部中退後、外務省入省。大臣官房総務課、アジア大洋州局北東アジア科を経て、2005年3月に退職。現在は原田武夫国際戦略情報研究所代表。
ちくま新書(筑摩書房)。原田武夫・著。
価格:¥861 (税込)
▼ 裏表紙より ▼
自衛隊のイラク派遣、北朝鮮問題への対応、道路公団や郵政民営化に代表される「改革」の進展、皇室典範や憲法をめぐる改正論議、不良債権処理と景気回復の名の下に進められた日本型雇用の崩壊――日本画場当たり的な対応を重ねるあいだに、かつて「超合金」と言われた日本システムは根こそぎ変えられつつある。日本の「国富」に狙いを定めたアメリカの国家戦略は、対日「年次改革要望書」を通じて密かに、そして着実に現実のものとなっている。アメリカによる対日支配の実態はどうなっているのだろうか。外務官僚としての体験も踏まえつつ、派遣構造の中の自立の可能性を探る。
▼ 著者略歴 ▼
1971年東京都生まれ。東京大学法学部中退後、外務省入省。大臣官房総務課、アジア大洋州局北東アジア科を経て、2005年3月に退職。現在は原田武夫国際戦略情報研究所代表。
2005年12月04日
重税国家日本の奈落―金融ファシズムが国民を襲う
重税国家日本の奈落―金融ファシズムが国民を襲う
Econo−globalists(8)
副島隆彦・著。
価格:¥1,680 (税込)
この商品は国内配送料無料でお届けします!
祥伝社。
給料から40万円、消費税で110万円
年間150万円の大増税!
なぜサラリーマンが餌食にされるのか
国の借金1,000兆円を私たちに穴埋めさせる暴政の正体は、アメリカに貢ぐ「戦争税」だ!
巻末付録
世界基準の超優良海外ファンド18
衰退国家・日本、その暗黒のシナリオ
●年収700万円、子ども2人のサラリーマンで年間40万円の大増税。
その仕組みとは?
●消費税率大幅引き上げと所得税強化は両方行なわれる
●サラリーマン大増税は、実はアメリカのための「戦争税」である
●国の借金1000兆円、日本国債は暴落し、すべての金利が上がる
●アメリカが日本に命令する「年次改革要望書」に書かれていた「郵政民営化」。
郵貯・簡保350兆円の国民資産をハゲタカは狙っている
アメリカ言いなりの官僚統制によって衰退する日本国の残酷な明日!
Econo−globalists(8)
副島隆彦・著。
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給料から40万円、消費税で110万円
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国の借金1,000兆円を私たちに穴埋めさせる暴政の正体は、アメリカに貢ぐ「戦争税」だ!
巻末付録
世界基準の超優良海外ファンド18
衰退国家・日本、その暗黒のシナリオ
●年収700万円、子ども2人のサラリーマンで年間40万円の大増税。
その仕組みとは?
●消費税率大幅引き上げと所得税強化は両方行なわれる
●サラリーマン大増税は、実はアメリカのための「戦争税」である
●国の借金1000兆円、日本国債は暴落し、すべての金利が上がる
●アメリカが日本に命令する「年次改革要望書」に書かれていた「郵政民営化」。
郵貯・簡保350兆円の国民資産をハゲタカは狙っている
アメリカ言いなりの官僚統制によって衰退する日本国の残酷な明日!
ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち
「ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち
中田安彦、副島隆彦・著。
価格:¥1,575 (税込)
この商品は国内配送料無料でお届けします!
日本文芸社。
なぜ日本はアメリカに逆えないのか!?アメリカの対日戦略を立案するシンクタンク・大学・政府機関の全貌を完全網羅。気鋭の評論家がアメリカ帝国「繰りの手口」を実名250人を挙げて解説する。
▼ 著者略歴 ▼
副島 隆彦
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行での為替業務担当を経て、常葉学園大学教授、評論家。アメリカの政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論などの分野でさまざまな真実を暴く。「日本属国論」を柱に日本が採るべき国家戦略を提起、精力的な執筆・講演活動を続けている
中田 安彦
1976年、新潟県生まれ。早稲田大学を卒業後、大手新聞社勤務を経て、現在、副島国家戦略研究所(SNSI)研究員。特に日米関係、日本政界について研究中。
中田安彦、副島隆彦・著。
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日本文芸社。
なぜ日本はアメリカに逆えないのか!?アメリカの対日戦略を立案するシンクタンク・大学・政府機関の全貌を完全網羅。気鋭の評論家がアメリカ帝国「繰りの手口」を実名250人を挙げて解説する。
▼ 著者略歴 ▼
副島 隆彦
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行での為替業務担当を経て、常葉学園大学教授、評論家。アメリカの政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論などの分野でさまざまな真実を暴く。「日本属国論」を柱に日本が採るべき国家戦略を提起、精力的な執筆・講演活動を続けている
中田 安彦
1976年、新潟県生まれ。早稲田大学を卒業後、大手新聞社勤務を経て、現在、副島国家戦略研究所(SNSI)研究員。特に日米関係、日本政界について研究中。